新潟はマンガ・アニメのまち・・・?
新潟市のHPにこういう一文がある。
「新潟市は、著名なマンガ家やアニメクリーエーターを数多く輩出し、長い年月をかけてマンガ・アニメが生まれる文化が育まれてきた「マンガ・アニメのまち」です。」
「新潟市に浸透しているマンガ・アニメ文化。マンガ・アニメを活用することで、文化面のみならず、産業面などにおいても、大きな発展が期待されます。」
確かに、現在、アニメや漫画は日本を代表する文化の一つとなっている。
漫画とアニメの舞台となった場所、いわゆる聖地と呼ばれる場所でイベントが開催されることも多い。そういったことで経済が発展している場所もある。(例:茨城県大洗(ガールズアンドパンツァー)、埼玉県秩父(あの日見た花の名前をまだ僕たちは知らない))
新潟が舞台になっている有名漫画はなかったので、新潟出身漫画家を調べて、そこから産業面にどのような発展がされているか調べてみた。
まず、新潟出身の有名漫画家を述べる。
(五十音順、敬称略)
1、赤塚不二夫
代表作:天才バカボン、おそ松くん、ひみつのアッコちゃん
2、小畑健
代表作:DEATH NOTE、ヒカルの碁、バクマン。
3、新沢基栄
代表作:ハイスクール奇面組
4、高橋留美子
代表作:うる星やつら、らんま1/2、犬夜叉
5、水島新司
代表作:ドカベン、あぶさん、野球狂の詩
6、和月伸宏
代表作:るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー、武装錬金
ここから新潟がおこなっている産業面の発展について調べてみた。
それは犬夜叉とドカベンのラッピングバスとドカベンの銅像だった。
こんなにたくさん新潟出身の漫画家さんがいるのに、新潟にあるものといったらラッピングバスと銅像だけ!!しかも犬夜叉とドカベンだけだった!
赤塚不二夫記念館に至ってはなぜか東京にある!
一応、にいがた漫画大賞やがたふぇすといったものを開催し、産業面を発展させているようだが、にいがた漫画大賞は応募者が減少している。
がたふぇすは参加者が増え、産業面で発展しているようだ。
しかし、ここに新潟出身の漫画家はあまり関係ない。
がたふぇすでは漫画家のサイン会やアニメに関する展示もあるが、最近の人気作品ばかりで新潟出身漫画家がピックアップされることはほとんどない。
もっと多いに活用するべきだと思う。
高知県ではアンパンマンの作者であるやなせたかし先生の出身地ということで地元のゆるきゃらや看板などをやなせ先生に依頼したりしている。
そういったこともしてみれば話題になるのではないのだろうか。
去年赤塚不二夫先生作品であるおそ松くんがリメイクされ、おそ松さんとして放送された。これは大ブームとなった。
これ一応一度おそ松ショップだけは全国で最初に新潟で開催したが、それ以外なにもしていない。せっかく赤塚不二夫先生の出身地なのでもっと活用していくべきだと思う。
今年、おそ松さんの二期が放送される。さらにはハイスクール奇面組の舞台の公演が開始される。
こういったものに作者が出身だからという理由で乗っかっていくのも一つの手ではないだろうか。
がたふぇす、マンガの家など頑張っているのはわかるがまだ全国的に知名度が低いので大々的に宣伝して知名度を高めていくのも大事だと思う。
新潟をもっと全国的に有名なマンガ・アニメのまちにしてほしいと思う。
参考
新潟市HP:http://www.city.niigata.lg.jp/index.html
ついでにアニメの放送枠も少ないので増やしてほしいものである。