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続)勝手にPTAの副会長に選ばれていた件
我が家では、なかなかの大騒動になっていたPTAの件ですが、
結論から言うと、自推した人がいたようで、副会長・会長にならなくて
良くなりました。
今は、安堵しかない。
けれど、この数日今までに無いくらいPTAについて考えていた。
ここから先のお話については、色々な人の考え方があると思うので、
僕自身が全て正しいとは思わない。
共感する・しないは自由だと思うけれども、世の中的に、
もっとPTAの存在の可否を、議論していっても良いかと思う。
今まであったから、やりましょう_では、物事は良い方に動かない。
そもそも、PTAとは何か?
Wikipediaには、こんな風に書いてある。
「日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)とは、各学校で組織された、保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体。
児童・生徒は、PTA会員ではない。みな等しく活動の支援対象である。
任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、
全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方である。」
ボランティアって何か知ってる?
自分の意思で動くことだよね。
少なくとも、押し付けられるタスクに、ボランタリー精神は宿ってないよね?
「学校・教育委員会に予算が無いから、親に無償で手伝ってほしい。
ないしは、その業務が出来る人を雇用するから寄付を募りたい」
百歩譲って、こういうお願いをしたら良いのではないかと思う。
投票をして、あなた決まったからというやり方では、
本人も拒否感しか無ければ、誰が投票したのか?と子どもと同じクラスの
両親に対して、「いじめられているのではないか?」という懸念が払しょくできない。
そもそも、こうして選ばれるPTAのメンバーは何をするのか?
息子の学校の役割表が出ていたので、見てみると、以下の通りです。
①旗当番
②校区内パトロール
③水難防止立て札の点検・補修
④救急法講習会(AEDの使用、心臓マッサージなど)
⑤花壇の整備
⑥ベルマーク活動
⑦広報誌の作成
⑧カルチャー教室(バランスボール講習、スイーツ教室)
⑨運動会のPTA種目「綱引き」
どの学校でも、同じような感じですかね?
でも、これ見て思うんですよね。
学校、人雇ったらええやん...と。
校務のおじさんって今はいないのかな?
その人がやればええことじゃないの?
①については、今も月1回程度、子供会の旗当番として、私も朝やっている。
PTAと子供会で旗当番の権力闘争でもやっているのではないか?
⑥のベルマーク、
昔から謎の活動。ベルマーク財団側は、台紙に貼る必要が無いし
セロテープも、しわになったものをはがすこともする必要が無い
と言っているのに、時間をかけてPTAのベルマーク委員が、有給を取ったりしてド平日に、やらなくても良い作業をやっている。
もっといえば、ベルマーク財団は、検収をする人を雇っているので、
いわば点数確認のプロが、郵送先では見てくれるのだ。
もうこうなると、ただ一部の人が集まって、苦労を共にする(やる必要がない苦労)一種の部活的な交流でしかないのではないか?
それなら、勝手にやってくれ!となる。
わざわざ、PTAとして組織化をし、求めていない人まで半強制的に
犠牲にする必要はどこにもない。
⑧のカルチャー教室は、噴飯ものではないか?
料理教室がしたければ、ABCに行けばいい。
近くのイオンに入っているので、どうぞ!
①~⑨までのタスクを見て、どう思うだろうか?
PTAを存続させるためのPTA活動になっていないだろうか?
内輪の盛り上がりは、やっている側としては楽しいだろうし、
それはそれでどうぞ!と思う。
しかし、夫婦共働きがこれだけ一般化し(もちろんシングルも多くいる)、
働き方自体も多様化している中で、
平日のオンタイムの時間に強制してやることが、
ボランタリーの美徳として良しとされているPTA活動
このままでいいのだろうか?