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銚子いい川

自然環境リテラシー学実習Xチーム 川の回
2021/11/13、11/14

こんにちは 三重大学生物資源学部2年生です。

今回は三重県北牟婁郡紀北町、銚子川の辺のキャンプinn海山さんを拠点に活動してきました。

銚子川は、それはそれは綺麗な川で、人に広めたい気持ちと広めたくない気持ちが拮抗して、🥴ってなる川です。

この記事の題名である〈銚子いい川〉とは、
サウナで調子を整えて身も心も銚子川になろう、そんなツアーの名前です。

具体的には__
サイクリングで銚子川の上流・魚飛渓に水を汲みに行き、その後のサウナで汲んできた水を飲み、水風呂として銚子川に浸かるのです。
これで身体の内も外も銚子川になります!

銚子いい川ツアーのチラシ

このツアーは、2020年度の自然環境リテラシー学プログラムに参加した現2年生6人が、多くの方々に助けられながら作ったツアーです。

今回は、本年度の自然環境リテラシー学実習の受講生に参加してもらいました。
受講生の数と実習全体の行程の都合上、参加者半分には先にサウナに入ってもらう圧縮版になってしまいましたが、楽しんでもらえてよかったです。

魚飛吊橋にて
汲んできた水をやかんへ
水風呂へ

1日目が終わって、1番の課題は公私の切り替えでした。
受講生をお客様として扱いきれていないと言われてしまいました。
スタートの時に慌ただしかったのは否めませんが、私達が上手く空気をつくることができれば、受講生も着いてきてくれたはず、と悔やしかったです。

2日目の午前は1日目別行動をしていた、もう半分の受講生にツアーを体験してもらいました。
昨日の反省を生かしたことが、受講生からの居心地が良いという評価につながり、嬉しかったです。

まったりと水風呂
外気浴

参加後、受講生にはモニターとしてアンケートに答えてもらいました。忌憚のない意見をもらうことができ、とても感謝しています。
そして、そのアンケートでサウナの後にドライヤーが欲しいという意見が複数あり、興味深いと思いました。
真水だから自然乾燥でいいじゃない、というのはかなりフィルターがかかっているのだなと、気付かされました笑

今回のリテラシー、全体の動きとしては、1日目の午後と2日目の午前で受講生半分ずつ交代で、便石山登山と銚子いい川ツアーを行っていました。
便石山は尾鷲市と紀北町の境に位置する山で、頂上付近の「象の背」というスポットからは銚子川全体を見渡すことができるため、川と山のつながりを意識するプログラムとなっていました。

また、1日目の夜の座学ではキャンプinn海山を運営している田上至さんのお話を聞くことができました。

左が田上さん

銚子川がきれいな理由、河原の石のこと、オーバーツーリズムのこと、川の保護・保全・活性化のための活動、キャンプinn海山に対する思いと誇りなど、色々なことを聞くことができてとても楽しい時間でした。



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