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ふわふわ観光学 〜3時間目〜

こんにちは。ささです!

ささ「最近、ちょっとバタバタしてて、更新が危ぶまれたけど、
   なんとか気合いを入れて書いてます!
   
   先週は、観光の歴史(世界編)ということをテーマにして書きました
   が、みなさんいかがでしたでしょうか?

   「まだ、読んでない…」という方はこちらから!!」

今回の写真は、淡路島に行った時の写真から!


というわけで今回は、

「観光の歴史(日本編)」というテーマで書いていこうと思います!



Q.「日本の観光はいつ始まった?」

今回は、この問題から…

てことで、シンキング写真タイム〜
(ヒント:イギリスのグランドツアーよりも早い)

今回は、WORMに宿泊しました!めちゃかわ!

正解は…

A.「奈良・平安時代から(だと考えられる!)」(←いつもずるい)

日本の観光は、奈良時代の貴族の間から始まったと考えることができます。その頃の観光は、「名所見学」や「寺社参詣」「湯治」といった目的で行われるものがほとんどでした。

貴族の間で観光が広がる一方で、庶民の間に観光が広まったのはそれよりも後の時代でした。具体的には、平安時代中期から広まっていったと言われています。

平安時代中期の庶民の間では、「熊野詣」と呼ばれる熊野山へのお参りを
目的とした観光が盛んに行われるようになりました。

その人気ぶりは、「蟻の熊野詣」と呼ばれるほどでした。
(みんなが一列になって熊野まで行くのが蟻のように見えたかららしい…)

しかしその後…

戦乱の世を迎えると、観光の人気は一時的に下火になります。
そして、江戸時代を迎えるとまた観光が盛んに行われるようになるのです。

では、
なぜ江戸時代において、観光が盛んになったのでしょうか…

おすすめなので、淡路島に行かれる際はぜひ!!

Q.「なぜ、江戸時代に観光が盛んになった?」

ということで、次の問題ですが…
なんと!選択問題です!

  1. 「戦乱の世が終わり、移動の危険性が低下したから」

  2. 「参勤交代の制度化に伴って、街道や宿場町が整備されたから」

  3. 「貨幣経済の普及に伴って、食料やモノの調達が簡単になったから」

のどれでしょうか?


ではでは、
シンキング写真タイム…スタート!

朝の感じもよかった!

正解は…

A.「全部!!!!!!」(←これやってみたかった笑)


というわけで

  1. 「戦乱の世が終わり、移動の危険性が低下したから」

  2. 「参勤交代の制度化に伴って、街道や宿場町が整備されたから」

  3. 「貨幣経済の普及に伴って、食料やモノの調達が簡単になったから」

の3つの条件が揃ったからこそ、江戸時代において観光が盛んになったということができるのです。


まず、「戦乱の世が終わり、移動の危険性が低下したから」ということに関しては、現在の世界の情勢やコロナウイルスによる移動の制限が解除された時のことを考えると分かりやすいかもしれません。

それ以前の、戦国時代が終わり、安定的な江戸時代が始まったことで、
心理的にも物理的にも安心して移動ができる社会が到来しました。


次の、「参勤交代の制度化に伴って、街道や宿場町が整備されたから」ですが、参勤交代という制度は、大名が1年おきに江戸を訪れなければいけない制度です。

この制度によって、大名が江戸に向かう街道や途中で宿泊する宿場町などが整備されるようになりました。

この街道や宿場町の整備は、庶民の移動にも影響を与えることになったのです。


最後の、「貨幣経済の普及に伴って、食料やモノの調達が簡単になったから」は、庶民の移動において特に重要でした。

貨幣経済が発展していなければ、移動先で食料やモノを手に入れようと考えた場合、物々交換をするしかありません。そのため、交換に値するモノを持参する必要があります。

しかし、貨幣経済が普及していれば、貨幣によって食料やモノを交換することができるので、とても簡単にいろいろな物を手に入れることができます。


このような要因から、江戸時代では観光が盛んに行われるようになりましたが、江戸時代の観光にはある特徴がありました。

その特徴とは一体なんでしょうか…?

いい写真がなかったから、猫を出して誤魔化します…(ちなみにこれは家)

Q.「江戸時代の観光の特徴とは?」

さあ、3つ目の問題です。
今回は、穴埋め形式でいきます!

問題文

「江戸時代の観光の目的は、「 」と「 」に限られていた!」

それぞれの「 」の中には何が入るでしょうか?

それでは…
シンキング写真ターイム

スコティッシュフォールドです(淡路島はどこへ…笑)

正解は…

A.「江戸時代の観光の目的は、「寺社参詣」と「湯治」に限られていた!」

江戸時代では、移動をする場合「関所」と呼ばれる場所を必ず通らなくてはいけませんでした。(治安維持の観点から)

その関所を通る際に、手形が必要だったのですが、庶民に手形が発行されるのは、「寺社参詣」と「湯治」を目的とした場合に限られていたのです。

つまり、江戸時代の観光の目的は、「寺社参詣」か「湯治」のどちらかに限られていたということになるのです。

ちなみに、当時は「伊勢参り」が流行しており、60年に1回のペースで
「おかげ参り」が発生していました。

ささ「おかげ参りは、伊勢参りが超大流行する時期で、その時はなぜか関所
   を通らなくても許されてた。なぜだ…」

名前はノエル!12月24日生まれ!

Q.「明治時代になると観光はどうなった?」

今回最後の問題です…

奈良・平安時代に始まり、江戸時代に盛んになった観光ですが、
明治時代になるとどのような変化が起こるでしょうか?

最後は選択穴埋め問題で行きます。

「明治時代の移動は「①」され、さらに多くの人が観光をできるようになっ
 た。また「②」の登場によって、移動の範囲が格段に広まった」

空欄①・②に当てはまる言葉を下から選択してください!

①「もっと制限」・「自由化」
②「馬車」・「列車」

それでは、シンキング写真タイム(難易度急降下したかも)

我が家のアイドル…

正解は…

「明治時代の移動は「自由化」され、さらに多くの人が観光をできるように
 なった。また「列車」の登場によって、移動の範囲が格段に広まった」

です!


まず、移動の自由化について、明治時代になると、関所が廃止されます。
その結果、移動をするときに必要であった手形を取得する必要がなくなり、自由に観光することができるようになったのです。

また列車の登場によって、移動できる範囲・速度が格段に向上することになったのです。このときの列車は、川崎大師や日光を行き先とした臨時列車が多く運行されていました。


このように、日本の観光の発展を見ることができます。
ここから先は、第一次世界大戦、第二次世界大戦を通して、マスツーリズムの時代に入っていくことになるのです。(先週と同じまとめ方…)


ささ「というわけで、今回のふわふわ観光学はここまでにしたいと思いま
   す。書き始めると楽しくなっちゃって、想定以上にボリューミーにな
   ってしまった気がするけど、まあいいよね。今回もここまで読んでい
   ただきありがとうございました。」

   「来週は【番外編】ささって誰やねんSPにしようと思います笑」
    (「需要どこ?」とは言わないで…)
    
   「てことで、また来週〜」


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