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ふわふわ観光学 〜1時間目〜

こんにちは、ささです!

みなさんは、観光についてどのくらい知っていますか?
「観光は好きだけど、実はあんまり…」みたいな人が多いかもしれません。

そこで!
今週から、【ふわふわ観光学】を始めてみようと思います!


Q. 【ふわふわ観光学】ってなんだ?

A.「観光に関する知識を発信する記事」です!

例えば…

「観光って言葉の語源は?」
「観光の歴史ってどうなってるの?」

とか、

「芸術祭と観光のつながりは?」
「なんでお土産ってあるの?」

といったことをテーマに毎週、発信できたらと思っています。

ささ「”ふわふわ”という言葉は、VCP for TOKYO TOURISM の DAY1 の
   石川先生の講義からタイトルにいただきました!」

↓↓↓↓↓↓詳しくはこちら↓↓↓↓↓


(あと、写真ないと寂しいから旅行の写真でも載せたいなぁ…)

今週は「岡山県の宇野・直島」の写真!
宇野駅ってなんかすごい(語彙力…)

というわけで今回は、

「観光ってなんだ?」というテーマで書いてみたいと思います。



Q. 「観光の語源ってなに?」

早速ですが、超難問…
(もし知ってたら、なかなかレベル高いかも…)

シンキングタイム(写真タイム)

右の船は直島に行けるやつ

正解は…

A. 「観国之光」からきてる!
「観国之光」とは、古代中国の書物である『易経』の一説に入っています。

詳しく説明すると…
『易経』の「觀國之光利用賓于王」という一説からきています。

読み方は、
「国の光を観るもって王に賓たる(ひんたる)が利し(よろし)」で、

意味は、
「その地の自然や文化、産物、風俗、政治、暮らしなどの『光』をよく『観』て、この『光』が優れている国の王に賓客(ブレイン)となって重用されるのが良い」という意味です。

(参考:群上市ホームページ)

ささ「漢文アレルギーでギブアップしそう…」

(ちなみに…英語の"tourism"の語源は、
 ラテン語の "tornus" = 轆轤(ろくろ)からきています…)

瀬戸内海が一望できて気持ちいい宇野

Q. 「観光の定義はなんでしょう?」

またまた、超難問…

シンキングタイム(写真タイム)

今回、宇野を訪れた理由は直島に行くため!

正解は…

A.「1つに定まっていない!」←ずるい!

実は…厳密に観光の定義は「〇〇です」と定められたものはありません。
様々な組織や人が、それぞれに観光を定義しています。


なので、ここでは観光庁の定義を紹介しようと思います!

観光庁は「観光」を

「余暇、ビジネス、その他の目的のため、日常生活圏を離れ、継続して1年  
 を超えない期間の旅行をし、また滞在する人々の諸活動」

出典:観光庁「観光入込客統計に関する共通基準」より

と定義しています。

この定義の中に超重要ワードがあります。
それは…「日常生活圏を離れ」という言葉です。

「日常生活圏」とは、「生活圏」とほぼ同じ意味で使われています。

「生活圏」とは
「地域住民が通学・通勤・買物・医療・娯楽などの日常生活のうえで、行政区画には関係なく、密接に結合している範囲、領域。」

出典:コトバンク「生活圏」より

この「日常生活圏から離れる」ことが、観光の特に重要な要素なのですが、
なんとなくイメージわいた…かな…?


ちなみに
国連の観光機関である、UNWTOの「Tourism」の定義も紹介しておきます。

(参考)UNWTOの「Tourism」の定義

「継続して1年を超えない期間で、レジャー、ビジネス、その他の目的で日    
 常生活圏外の場所を訪れ、そこで滞在する人々の諸活動であって、旅行・
 滞在先で報酬を得ることを目的とする活動を除くものからなるもの」

出典:国土交通省「ニューツーリズム研究」より

UNWTO(国連世界観光機関)の定義は、国土交通省の定義とほぼ同じですが、違うところもあります。

具体的には…

「旅行・滞在先で報酬を得ることを目的とする活動を除く」という点です。
 (観光庁の定義には、営利性の話は含まれていません。)

直島のカボチャ

ささ「日常生活圏の外に出なくても観光と言える未来が来るかも…」


Q. 「そもそも、観光ってなんで重要なの?」

最後の問題も、けっこう難問…

シンキング写真タイム

杉本博司さんの硝子の茶室『聞鳥庵』

正解は…

A.「経済性の高さ」だということができます。
  
(これも正解は、1つじゃない)←ずるい

UNWTO(国連世界観光協会)によると…

・10人に一人の雇用が観光に関連している
・観光関連の輸出額は、1.6兆米ドル(約240兆円)
・世界全体のGDPの10%
・世界総輸出の7%
・サービス輸出の30%

出典:国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所より

と言われています。

また、観光庁は、
2023年度の国内旅行消費額が、28.1兆円だったと報告しており、
国内における観光の経済性も高いことがわかると思います。

内訳は、こんな感じ…

・日本人国内宿泊旅行    17.8兆円 ←こんなに多いのびっくり
・日本人国内日帰り旅行   4.1兆円
・日本人海外旅行(日本分)   0.9兆円
・訪日外国人旅行      5.3兆円

ささ「だから日本は観光を盛り上げたい…のかも…」

uno nidoという宇野のホテル、とっても良かった

ささ「というわけで、今回の【ふわふわ観光学】はここまでにしたいと思い  
   ます。ここまで読んでいただきありがとうございました!基礎的な内
   容ばっかりで、書きながらAIに聞いてもわかるのでは…とか思ったけ
   ど、今週は第一回目だし、いいよね…。
   テーマにして欲しいことがあれば連絡お待ちしております!
   ということで、また来週〜」


おまけ

ささ「書いている途中で、ほとんど同じ内容のnote記事を見つけて焦った。
   ほんとに似てるんだけど、真似したわけじゃないよ。
   参考までに、そのnoteも貼っておきます。」
   (↓この記事の方が上手かも)

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