独りで泣いていた17歳
ついに今夜、Blue Mashの寝屋川VINTAGE緊急ワンマン公演。先日解禁された時に今までにない程心の底から行きたい!と思えた。(もちろん今までも心から行きたいと思ってましたよ、、)
去年のちょうど今ぐらいの季節にBlue Mashというバンドに出会った。寝屋川VINTAGEでガラガラだった時のことは知らない。そこからその日までの歴史も知らない。俺が初めて会った時には沢山のお客さんが居て、ダイバーも拳も沢山あった。
ライブハウスという場所に行き始めたのも、Blue Mashが最初のライブだった。
「ダイブ」という文化があること、そもそもダイブ自体を知らなくて、ダイバーにビビっていた。なんやねんこいつら、って思っていた。
その次のライブが二月にあった。そのライブが今の目標。その時は別のバンド目当てで行ったけど、Blue Mashの方がかっこよすぎて絶句してた。その時ぐらいからライブハウスで会える友達も増えていった。その時からBlue Mashの頻度が増えていった。
話は変わって、Blue Mashには"セブンティーン"という曲がある。
たまたま用事で今日心斎橋に行ったが、その帰りの電車で、セブンティーンがイヤフォンの中で流れてきて、自分が17歳の時何をしていたんだろうと思った。
十七歳。高校二年生。
大学進学重視の高校で、毎日寝る間を惜しむ量の課題に追われていた。クラスメイトともなかなか馴染めず、徐々に登校する頻度も減っていた。
中学三年の時に、塾の自習室に朝から晩までリプトンのミルクティーの大きい方を持って、死ぬ気で勉強してたのに、いざ入ってみたら思ったような高校生活じゃなかった。もっと高校ってキラキラしてるとこじゃないの!?と思ってた。(ドラマの見過ぎ)
行こうと思っても家から出れない。出ようとしたら呼吸と鼓動がおかしくなる。ホームルームに間に合うための時間が過ぎた時には安堵の眠りにつく。もう今日はいいや、なんて思いながら。
なんとかしなきゃと思って、家で課題だけでも!と思ったけど、授業に出てないからわからない。数学なんて数Ⅲに入りだした時にはお手上げだった。それが悔しくて、でもどうしようもできない自分が嫌で部屋のすみっこで、ひとりぼっちでずっと泣いていた。
小学校の頃からの親友とも徐々に疎遠になって、誰も頼れなかったあの時の自分に、今ではこんなに素敵な人達に出会ってることを教えてあげたい。生きがいになるまで会いたいと思える人に出会ってることを。ほんとに大切にしたい人と出会えたことも。
追伸
マサヒロ君復活おめでとう。
Blue Mashチームのみなさん本当にありがとうございます。今日のワンマン公演が僕にとって、みんなにとって、そしてBlue Mashにとって記憶に残る夜になりますように。