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平成最後の日に東山動物園に行ってきました
2019年4月30日(火)、GWの真っ最中、平成最後の日。私は愛知県の東山動物園へ行きました。と言っても、平成最後に記念を残そうと思ったわけではなく、ただ「30分以内で行けるし、ちょうど雨降ってるから人が少ないだろうからとりあえず行ってみよう」というのが理由でした。
最後に行ったのは20年ほど前なので1からのスタートです。イケメンゴリラのシャバーニなるものがいるという情報だけを持ってレッツゴー。
本編
まえがきでも書きましたが、雨が降っているせいか人間が少なかったのでさして並ばないで券を購入することができました。なんと大人料金が500円、格安ですね。もっと高くてもいいのでは、とこちらが思ってしまいます。
園内に入って出迎えてくれたのが、
インドサイ。雨が降っているせいか気力があまりなさそうでした。気持ちはわかるよ。
あたりを見渡すと、2〜30人程度の人。カップル・夫婦が3割、家族連れが4割、友人グループが2割、ソロが1割と言った感じでしょうか。晴れの日はどれぐらい増えるのかと考えながらさらに奥へ。
元気に泳ぎ回るコツメカワウソ、アジアゾウ、「シカでした」かどうかは不明なアクシスジカ、など順番に見ながら奥へ。やはり雨のせいか動物たちのテンションが低い気がする。みんな眠いよね。わかる。元気なのはカワウソとクマと人だけかな。
それでですね。ここまでで「想像よりも(動物の)臭いが強くないな」と思っていました。記憶の中の動物園はもっと強烈だったのですが。年月が立って臭いが抑えられるように工夫されたのか、雨のせいなのか。
と、考えるのもつかの間、突然強烈な生臭さが!
ペン!ペン!ペン!俺たちを呼んだか?
ペンギンは元気で強烈でした。水族館ではガラス窓によって遮られているのでわかりませんでしたが、ペンギンって臭いが強烈なんですね。
水辺の生き物はやっぱり雨でも元気なんだなあ……
Zzz
いや、そうでもありませんでした。アンニュイな午後の動物園は続く。
「休みの日ぐらい寝かせてくれよ」
クマは割と元気。この子はずっと何かをいじっていた。
そして、コアラを見て、バードホールを見てUターン。あるコアラが木から木へと飛び移るシーンを目撃できて感激したり。
君足長いね。モテるでしょ?
モデル気質。実際は寝てるだけ。
エミュー。火食い鳥の一種。キーワードは”エミュー戦争”。
「何見てんだよ」「すいません」
ここまで大体3〜40分ほど。これだけでも満足しているが、まだまだ見るものはたくさん。ということで動物園北園へ。
北園はゴリラ・チンパンジー舎があり、遊園地ゾーンあり、世界のメダカ館と自然動物園があり、東山スカイタワーがあります。実は今回、スカイタワー用のチケットも買ったのですが結局使いませんでした。
北園に入り道沿いに進む。なぜかここでもサイが。「はじめに見なサイ」ということなのだろうか。え?うるサイ?失礼しました。
気力0。雨はまだ止まない。
少し進むと、とうとうゴリラ・チンパンジー舎が。ここに例のイケメンゴリラがいるらしい。期待を胸に歩みを進める。
顔が怖い。
熱帯雨林の大事さや猿の表現についてのディスプレイを読みながらさらに進む。すると、ようやくゴリラの姿が!ウホホ!(ドラミングする著者)
気力0。濡れたくないもんね。気持ちはわかる。ということで、外にでていたゴリラたちはじっと座ってほぼ動きませんでした。
なお、雨がやんだ後に見にいったら、遊具の上でぼおっとしてたりそこら辺に生えている草を食べていました。
雨がやんでいるとき。気力はなさそう。
さて、ここはまだ前座。シャバーニは室内にいるらしい。待ってろ!シャバーニ!ウホホ!
そして、ついにご対面の瞬間!
気力0。GWぐらい休ませてくれとの心の叫びが聞こえてきました。
隣のチンパンジースペースで子チンパンジーが元気に遊んでいました。とても可愛らしかったです。
気を取り直して、実は東山動物園には他にも名物猿がいるそうです。なんかすごい叫ぶらしいですよ。それが、ケイジとマツ!
「うっわー、雨なのに人間来てるよ」「寒いから出たくないな。帰ってくんないかな」
他にも、ボルネオテナガザルやWoW!キツネザルなど様々な猿が小さめの檻の中にいました。割と元気に動いていました。
こちらはマンドリルさん。隣にいた人が「自然界でこんなカラフルな色が作られるなんてすげー」というような事を言ってたのがツボでした。
猿コーナーが終わり自然動物園へ。途中、シンリンオオカミやオグロプレーリードッグ、アメリカパイソンなどがいました。雨はまだ降っています。
パイソンはみんな一定の距離を保ってお休み中でした。大きくて迫力があった。
野犬が出るらしいです。
世界のメダカ展はその名の通り、数多くのメダカ+αが展示されていました。著者はニホンウナギが一番可愛いと思いました。
メダカ館のさらに向こうに自然動物園があります。入り口にいるゾウガメが目印。
中には爬虫類と両生類がたんまりいます。苦手な人は絶対に入らないように気をつけましょう。好きな人はぜひ。
中は湿度が高くて若干暑かったです。
中は2つのルートがあります。一方は両生類爬虫類ゾーン、まずは無気力なワニが泳いでるのが見えます。
オオサンショウウオ。画質が悪いのはスマホがオーバーヒートを起こしていたからです。ご了承ください。
他にもオニガエルや蛇、なんかよくわからない元気なワニみたいなやつがいたりします。珍しいきれいなカエルとかもいるので面白いです。
そしてもう一方は暗闇ゾーン。暗闇に適している動物がそちらにいます。コウモリとかいました。コウモリめちゃくちゃ元気に飛び回って最高でした。カメラのフラッシュが致命的な場所です。著者は普段からフラッシュはOFFにしているのですが、万が一なにかのはずみでONになったことを考えて、写真は取りませんでした。君子危うきに近寄らず、です。
自然動物園をでると雨がやんでいました。本園に戻ると、ちょうどお腹が鳴り出したので遅めの昼食を取ることに。東山動物園内には何箇所か食事を提供している場所があります。せっかくなのでピザ(トースト)とケバブサンドをいただくことに。
美味しかったです。しめて1500円ほど。気力を満たした著者は、決戦の舞台へ向かうことに。
著者は現在○7歳。男はいつまでたっても心に少年を持っている理論でGO。あまりにも白い目で見られたら早々に退散する気。実は昼過ぎ頃から、人の子の数が園内に急上昇してたので少しドキドキしていました。が、著者はあることを見落としていました。それはすぐにわかります。
ふれあい広場、動物は一匹も出ていませんでした。はい。餌あげタイムもすでに終了していたのでみんなおやすみモードでした。もちろん、人影もほぼありませんでした。
お休みモードのヤギと、目でこちらを追ってくるアルパカ。手前には大きな黒い牛がいました。美味しそうだなと思いました。
子供に紛れて動物に触れ合う作戦は、開始する前に失敗しました。
大丈夫、子供広場にはまだまだ大人でも見れるものがあります。まずは小鳥リスがいる小屋。
コカトリスじゃなくてコトリとリス。え?見間違わない?
はい。残念ながらリスは見つけることができませんでした。鳥も(推定)ハクセキレイと微動だにしないフクロウだけでした。
小屋を出て階段を降りると、右手にホンドザルのいる大きなスペースがみえてきます。いわゆるニホンザルですね。
グルーミングをしたりたそがれたりただ歩いてたりしました。全体的にテンションが低い。最奥なので人も少ない。寂しさがありました。
その反対側には、ツシマヤマネコがいました。絶滅危惧種IA類(絶滅の恐れが一番高い)らしいです。
気の利いた言葉が出てこない。とにかく知って帰らなければいけないことだと思った。
戻るときに気がついたのですが、入り口近くにはキツネとたぬきがいました。
令和でもたぬきやきつねを題材にした作品はたくさん出るのかな。ぽんぽこ。
子供動物園にいる動物は一通り見て回りました、ここから植物園につながってるのですが、天候が怪しいのと空を飛ぶカラスが目立ってきてなにやら嫌な予感がしたのでそろそろ退散することに。
その後、本園で見逃していたものを見たり、降雨時は気力0だったものを再度見たりしました。上の方でも書きましたが、やはり雨が降っていないと、みんなそこそこ活動的になるようです。もちろん、天気が良くなればその分人も多くなるのでいたし痒しですね。
最後にお土産屋によって、職場へのお土産を買うことに。シャバーニを推したものがとても多かったです。シャバーニクッキー、シャバーニTシャツ、シャバーニキャップetc...私はクッキーとえいこく屋紅茶店とタイアップしている紅茶を買いました。
最後に
結果、4〜5時間ほど楽しみました。一人でも楽しめる東山動物園、もし近くに遊びに来ることがあれば、寄ってみるのもいいのではないでしょう。最寄りの駅から徒歩5分なのでアクセスも悪くないと思います。
Thank you for your time!
ここから先は、書こうかどうか迷ったのですがどうしても書いておきたいと思ったことを綴ります。興味なければ飛ばしてください。
ひとつ、園内のところどころに落ちているゴミが少々目に付きました。量自体は少なかったのですが、どう見てみても人間の手で捨てられたであろうゴミでした。そして、それらを集めている係員さんの姿を目にしました。自分が捨てたわけではないですが申し訳ない気持ちになりました。
ひとつ、檻の中にいる動物のアクションを見たいからと言って、近くで大きな音を立てたり、動物を刺激しようとする人間がいました。
別にここで説教じみたことを言う気はありません。私自身、マナーを完璧に守れているかと言ったらあまり自信はありませんから。ただ、もし心当たりがありましたら、今後、少しでも考えてもらえたらなと思って書きました。私もこれからも考えて行動します。
みんなでマナー守ってみんなで楽しもう!
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