注文住宅を建てた話(3)
私の体験談を書く前に、前提となる情報を書かせていただきます。
私自身について
ある機械メーカーの工場に勤務する30代の男性です。共働きの妻がいて、子供はまだいません。住んでいる地域は関東の郊外、車通勤の人がメインのエリアです。
建築地について
最初から妻の実家の土地に建てることが決まっていたので、土地探しの手間や費用は無しで済む条件でした。(二世帯住宅ではありません)
間取りについて
将来子供が2人できることを想定して、3LDKぐらいの間取りを想定しておりました。また生活動線や老後のことを考えて平屋建てを前提に各社に相談しました。
検討したメーカー
・積水ハウス(積水)
・旭化成ホームズ(へーベル)
・パナソニックホームズ(パナ)
※社名が長いので()内の略称で表記します。
前の記事にも書かせていただきましたが、特定のメーカーを推薦、もしくはネガキャンする意図はありません。ただ、私の体験として起きた事実や私自身の感想については、各メーカーについてポジティブ/ネガティブな内容であっても、書かせていただこうと思います。
上記の三社から検討をはじめた理由ですが、まず地震対策はしっかりしておきたいという思いと、その一方で広いLDKに憧れがあったためです。鉄骨住宅は木造と比較して少ない構造躯体で地震に強い住宅を作れる(=大きなLDK、大開口の窓を作れる)ため鉄骨系メーカー三社から検討をはじめました。加えていえば私自身が鉄鋼・機械関連の仕事をずっとしてきたので鉄鋼材料に信頼をおいている、というバイアスもあったかもしれません。
鉄骨住宅メーカーの中から上記三社を候補にした理由は、積水は業界No.1メーカーなのでとりあえず選択肢からは外さない、パナやへーベルは一流メーカーの系列なので大丈夫そう、という安直な理由です。他の鉄骨系メーカーを選択肢から外した積極的な理由はありません。一度にたくさんは検討できないので、上記の三社でしっくりこなかったら他のメーカーも検討してみよう、ぐらいに考えておりました。