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2部に不時着

これは不時着か。普通の着陸か。
2009年以来13年ぶりにJ2で戦うベガルタ仙台。
そっちじゃない、1部はそっちじゃないんだ、と誰かに言われながらも残留争いを続けた結果、主に占いのせいで降格となった2021年はもう忘れて、前を向きましょう。

ドラマのように、元にいた場所に戻してくれる協力者おろか、男前な主演すらも決まってないのがスポーツの良いところ。
台本のない90分×42話のドラマがいよいよ幕を開けます。

では、主演候補を。

・中山 仁斗
キャンプ序盤から好調な様子。磐田時代にJ1初ゴールをプレゼントしているので、その恩を返して欲しいところ。J2では二桁得点を計算できるが、J1では結果が出ないという、中島祐希感満載ではあるが、2022年一皮むけることに期待しましょう。

・平岡 康裕
今年もDFリーダーとして、最終ラインに君臨しそう。気づけば在籍7年目にしてキャリア初のJ2となるわけだが、この人のカバーリンクなしにチームは戦えないだろうし、攻撃時には、ニアでそらしてゴールを決めてくれるはず。クリスティアーノ、ヴィニシウス・アラウージョ、サウロ・ミネイロ、ピーター・クラモフスキー等々、J1クラスの助っ人外国人をシャットアウトしてくれることでしょう。

YouTubeに上がっている去年のハイライトと1節から見ているが、本当に最初の10試合は運がないなと思わされるシーンも多々あり、降格するべくして降格してるのだが、選手達はそこまで悪くなかったと思ってしまう。

最近の広報カメラでは、選手達の練習風景が見れて「雰囲気が良い」との声もあるが、この時期から雰囲気が悪いクラブなんてないので、蓋を開けて見ないとわかりません。けれど、間違いなく良い選手は揃っているし、編成も問題ない。デサバトとテヒョンが合流できていないのは残念だが、夏の補強だと思うしかないし、鎌田大夢は浦和レッズのように3カ年計画で育てましょう。

おそらく、J2の1位〜6位くらいまでと、J1の残留争いに巻き込まれるチームとの差はそこまでない。今季戦うディビジョンが去年と違うことは確かだが、それもポジティブに捉えて「1年での復帰、そして優勝」へ向けて、まずは開幕戦のアルビレックス新潟戦で必ず勝利を。(あんま練習できてないらしいからチャンスだぞ!)
そして、次節、ケーズデンキスタジアムで昇格することをここに宣言します。

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