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2023 J2 第27節 レノファ山口FC vs ブラウブリッツ秋田

杜の都から世界を照らせ

大雨の影響で試合が開催できずに1週間空いた秋田。エスナイデル就任以降上り調子の山口に乗り込んでの一戦。スタメンはこちら。

山口は前がSBで、皆川がスタメンに。
秋田は梶谷が久しぶりのスタメン。

試合の間隔が空いて元気いっぱいの秋田は、序盤からハイプレス。山口のアンカーの神垣を2トップで監視しつつ、CBがボールを持った際はコースを限定。諸岡、藤山が、山口のインサイドハーフの矢島、吉岡をしっかり捕まえていたため、山口のCBとしてはロングボールしか選択肢がないが、そこは河野、阿部の望むところ。
開始早々に神垣がDFラインに降りて後ろを3枚にした時には、無理して前からいかずに後ろからはめていく形に。

相手のビルドアップの形に、うまく対応し、試合を通して秋田ペースにすることに成功。

後半になると、山口が対角線のロングボールで秋田のコンパクトな陣形を崩しにかかるが、この日の秋田は崩れなかった。

なかなかスコアが動かなかった試合だが、終盤になって先手を取ったのは秋田。

待望のセットプレーでのゴールだったが、直後に池上に直接FKを叩き込まれ同点に。

それでも諦めずにサイドから攻撃を仕掛けて、丹羽が勝ち越しゴールを奪うことに成功。

ハイプレスにサイド攻撃と、秋田カラーを存分に出した試合で久しぶりの勝ち点3を得ることに成功した。

間が空いてしっかり休めたことで、自分たちの良さを再認識し、それを試合で表現することができた。酷暑とは相性が悪いサッカーではあるが、秋田にはこれしかない。次節はホームに群馬を迎えるが、関東よりは涼しいホーム秋田の地で勝ち点を積み上げていきたい。

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