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2023 J2 第11節 Vファーレン長崎 vs ブラウブリッツ秋田

4位秋田と5位長崎の上位陣同士の直接対決。今後を占う意味でも重要な一戦。

長崎、秋田共に多少メンバーをいじってきたものの、大枠に変更はない。

試合は開始1分で長崎が先制する。
意図的だったのか、流れの中からでそうなっていたのかは不明だが、右SBの岡野が高い位置を取っていた影響で、後ろがヴァウド、櫛引、米田と3枚になっており、青木のプレスが遅れ、サイドでかなり簡単にクレイソンにボールを渡してしまった結果、一番危険なゾーンを取られて笠柳にプロ初ゴールを献上してしまった。

その後は締まりのある展開を披露し、秋田の時間が続くも31分にセットプレーの流れから失点。
36分には秋田らしいカウンターから、梶谷のプロ初ゴールが生まれ反撃モード。

しかし、前半アディショナルタイムにまさかの2失点を献上し、1-4というスコアで前半を折り返す。

仕切り直した後半は立て直すも、前半の4失点はあまりにも重く、終了間際に1点を返すにとどまった。

これまで堅守を披露してきた守備陣が、突如4失点は大きな不安要素。90分のうち、80分はこれまでのプレーを披露したが、前半開始時と終了時に、かなり緩いプレーをした結果、長崎レベルでは誤魔化せなかったということだろう。
特に1失点目は、前からのプレスもかからず、スライドが遅かったが故、これまでの試合でほとんど侵入を許さなかったペナルティエリアの角を取られてしまった。長距離移動による疲労や、秋田との寒暖差による影響があったことは否めないが、それだけを理由にするのは無理があるだろう。
そもそも、コンディションに負荷のかかるスタイルのため、多少気温が上がってこの試合の入りだと、夏場の試合はどうなってしまうのだろうか。
とはいえ、梶谷、丹羽の2人がゴールを取ったことは好材料だし、順位はまだ8位。東北勢の中ではダントツ優秀なので、まずはリカバリーしてリセットし、GWの連戦に備えたい。

次節はホームに岡山を迎える。
バイス、柳とのエアバトルに大いに期待したい。

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