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2023 J2 第17節 モンテディオ山形 vs ブラウブリッツ秋田

杜の都から世界を照らせ

いい加減勝ちたい奥羽本戦5回戦のスタメンはこちら。

試合は序盤から秋田が主導権を握る。青木、梶谷が起点を作れたので、そこからサイドに展開し山形ゴールを狙うが決めきれない。30分ごろまでは完全に秋田の試合だったが、そこで1点取れずにいると、32分と39分に立て続けて失点。チアゴ アウベスのゴールは運がなかったが、ニアで触られているし、2点目は完全にカウンターでなす術がなかった。

前から奪いに行った時の背後のスペースを突かれ、相手とDFが並走しながら対応する守備が難しいことは事実だが、なかなか良い対策を見出せていない。
勝てている時は、前で奪えたり、諸岡、藤山のところで止めたりしていたが、カウンター対策というのは今後の課題になりそう。

後半開始早々、本当に久しぶりの出場となった沖野のフリーキックから畑が1点を返して反撃ムードに。

しかし、その後は南、藤田が秋田ハイプレスの出口をうまく作ることで、反撃を許さず、奥羽本戦はまたも山形の勝利となった。

この試合は前半に2失点してしまったことが全て。今までの秋田であれば、0-0ないし、0-1で耐えていたと思うが、それができなかった。沖野の復帰は好材料だが、FW陣が取るべきところで取らないと、勝ち点3は転がってこない。守備のタスクがハードであることは間違いないが、それでもFW陣が量産体制に入らないと一桁順位は厳しいだろう。
次はホームでの大分戦。こちらも、過去対戦未勝利ということなので、茂を抑えての初勝利に期待です。

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