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社会人が最短で看護師になる方法、メリット&デメリット

1、准看護師
メリット
・高卒なら看護学校に通う期間が2年間
・受験科目は高校入試程度
・働きながら(病院でヘルパーなどをやりながら)、看護資格がとれる
・病院によっては、看護師になってから、委員会・リーダー・管理の仕事がない。

デメリット
・コンスタントに働きながら学校に通うのは大変そう。
・仕事内容は正看護師と同じなのに、給料や年収が低い。看護管理資格をとりたいとなると、正看護師を取るための学校に通わないといけない。

稼ぎながら看護師になれて、看護学校ルートの正看護師より、1年短く就職できます。他方、看護師になってから、正看護師を取りたいと思ってもまた学校に通わないといけないのはキツいと思います。個人的には、看護師になってから、委員会・リーダー・管理の仕事が求められなくて、プライベートが充実できるので羨ましく感じます。

2.正看護師

准看護師よりは給料が高いです。数千円から数万円/月程度違うので、年収単位になると、十数万から20-30万円程度違います。他方、正看護師は病院の看護体制を担っていく役割を期待されますので、(組織の歯車にならないといけない)仕事は多くなりがちです。

①看護専門学校ルート
メリット
3年間で正看護師の資格が取れる
・受験科目は基本3教科、4教科(学校によりまちまち)、問題レベルは高2くらいまでのものが多い。

デメリット
・実習期間はアルバイトが難しく、収入が途絶えがち。
・大卒看護師より出世が難しいとか言われてる(本当かどうはしらん)

学費がとても高い専門学校もあれば、学費がとても安い学校(年間15-30万円程度)もあります。学費をみながら、専門学校を選ぶのも方法かもしれません(当方はこれで選びました)。

②4年制大学ルート
メリット
・4年間じっくり学ぶので国試対策・アルバイトもじっくりできる(はず)
・看護師になってから、出世しやすいと言われてる。
・基本給が高いので、このクラスターでは最も高給になりやすい。
・論文などの書き方を知ってる(一般的な看護専門学校卒業の方に比べて)ので、看護研究などはスムーズに進めやすい傾向がある

デメリット
・4年間という長く,コストが最も高い。国公立でも年間100万円程度必要

ネット社会では専門卒=現場、大学・院卒=管理的なイメージが定着しています。しかし、看護師は全般的に現場職で働いて仕事をこなしてナンボです。そこで叩き落とされない方が出世していくイメージです。あと、出世される方はもともと勉強熱心な方が多く、専門学校卒や准看護師で大学・大学院に通い管理になっている方が多いです。すごーい(棒読み)

大学卒で特にいいと思うところは、看護研究などのアカデミックなことをを大学で取り組んでいるため、看護師○年目の看護研究などに余裕を持って取り組めるところです。

どれがいいかというのは一概には言えませんが,ご自身の経済的な状況やお住まいの地域に合わせて一番いい選択ができるといいですね。

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