ほうじ
今日は法事だった。
…っていう書き出しがいかにも日記っぽくて、なんか、良いな。って今おもった。
このnoteの本来の目的をちゃんと果たせてる感じがして、うん、すごく良い。良いとおもう。
お寺のお坊さんが家に来る。耳がすごく大きい。
そっけないのを避けたいのか、やたらと雑談に花を咲かせる。
「そうですねぇ」
なんだか無理に気を遣ったような家族の声がして、これが大人なんだなと感じた。
親戚一同でお昼ごはんを食べにいく。
ちょっとだけ、敷居が高そうなお店。
兄に、「なんか君だけすごい場違い」とからかわれた。
たしかに、いつになっても大人になれずに、子供っぽいまま。
オーラがなくて、小物感がただよう。
いつもおもうのだけれど、コース料理みたいなのがすごく面倒くさい。
おかず一品を、ごはんと一緒にたべる。
それだけで十分なのに、無駄にたくさんの料理が出てくる。
大体のものがたべれない。
結局、ひつまぶしだけをたべて、あとはずーっと退屈にしていた。
兄と話す。小学生のころの話。
登校時にスーパーボールを蹴ってあそび、分団集会で女子にチクられてこっぴどく叱られたあの日。
懐かしいな。
良い子ぶっているけれど、内面はただのクソガキそのものだった。
あぁ、とてもつかれた。
やっぱり外に出るのはつかれる。
家につくとすぐ安心して、ベッドの上で寝転がる。
気づいたら4時間後の世界。
それからいっぱいゲームをする。たのしい。この時間が何よりもたのしい。
色々あったな。今日も。
そんな大層な話ではないけれど、色々あったような気がしてくる。
あっ、あとそうだ。
もうじき80になる祖母がへいきでコーラを飲んでて「つよいな」っておもった。