私は嘘をつく。
これから私のことを告白させてください。
この場がどういう場なのか、わかっているつもりです。
でも、書かないといけないと思い、今Macを開きました。
外は台風の影響でものすごい雨です。一歩も外に出るような気にはなりません。
Macからは「鋭児」を流しています。
※今から書くこと「鋭児」とは全く関係ありません。
こういう人間だと思われたいと考えていつも行動している。
相手の期待に応えたいし、「彼はこういう人間です」と周囲が認識していると、
なんとも生活が楽になることをいつからか学びました。ここに何かを書くことも、
つまりはこういう人間とみられたいがために書いています。
こういう人間に見られたいということはそうだが、
裏を返すとこういう人間でありたいということに繋がるので、私は私が自分で自分を愛したいがために自分をプロデュースしているということになります。
しかし、ここに書くということは匿名であるので、あの人はこういう人間と他人様に実際思われようがなく、だったら法に触れるようなこと、誰かを傷つけるようなこと以外ならなんでも書いて良いのではないかと。
今、私はいい加減、何かを吐露しないと辛くなってきているんだと思います。
40歳を過ぎてから、今まで溜め込んできて嘘をついて蓋をしていたものの負担が大きくなってきていて、もっと楽にシンプルに生きたいと考えるようになってきています。
私たちは嘘をつく。
必要悪としての嘘、優しい嘘、優しくない嘘、犯罪を隠すための嘘、その場に溶け込むための嘘。面倒臭いが故の嘘。配慮したが上の嘘。保身的な嘘。見栄を張った嘘。気を引きたい嘘。冗談の嘘。世の中は嘘で溢れています。
友達に嘘をつき、同僚に嘘をつき、上司に嘘をつき、パートナーに嘘をつき、子どもに嘘をつき、冗談まじりの小さな嘘から大きな嘘まで、私たちのコミュニケーションには嘘が散りばめられている。
私は嘘つきではありません。
生涯一度も嘘をつかずに過ごした正直者です。
そういう方がいたら手をあげてみてください。この嘘つきめと石を投げつけます。
元気じゃないのに、元気と言った。
可愛くないのにかわいいねと言った。
大きなミスを隠すために小さな嘘を散りばめて誤魔化した。
決して悪いことではなく、誰でもあることだと思います。
特に私は嘘が多い。
これから私がついた数々の嘘について書いていきます。
自分の中に溜まった澱みを出し尽くしてしまいたい。
離婚についての考察
でもこれを書いていること自体が嘘なのかもしれない。
つづく