「イルム」冊子発刊集会を終えて…
昨日(3/17)の集会は各方面に宣伝をして回った甲斐もあって盛況のうちに終わりました。
お越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました!
ところで、僕自身は集会の撮影などをしていたりして発言にまでは至らなかったのですが、今にして思うことがあります。
それは先月観た「ボヘミアン・ラプソディ」で、クイーンのボーカリストである、フレディ・マーキュリー(出生名はファルーク・バルサラ)が自ら名前を変えて大成していく場面。
日本に生きる多くの一般大衆は、フレディが受けてきた被差別・被抑圧感情には共感を持って讃えるだろうけど、現実的な問題や一番肝心なところには全く目を向けようとしない問題があります。これは島国日本の享楽的な根性の悪さが働いているのではないかと感じています。(ましてや東京オリンピックや大阪万博なんてその極致だろう…)
これをダブルスタンダード、植民地主義と言わずして何なんだろうって思うわけです。
すなわち在日外国人が本名で生活することをよしとしない、国際化と言いながらも多様な差異を認めようとしない日本社会を支えてきた権力体制やマスメディアの罪はきわめて重いのではないか。
こういったことを踏まえて、日本社会に敷かれている重層的な差別構造とは、一体なんであるのかこれからも考えていきたい。
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