推しの結婚
● 推しのみゆはんが結婚した。
ファン同士で優劣つけるの馬鹿らしいと思ってるけど、今日だけマウントみたいな言葉を使うことを許してください。
私はガチ恋ではありませんが、みゆはんが好きです。分かりやすい指標として、金額で語る。飼い主チケット大は2回だけだけど、グッズやら推しに使った金額もいれると5,60万は超えてる。カウントダウン含めてもライブは全通だし、推しの聖地巡礼を加えると使った金額はもっと増えると思います。
本気でみゆはんが好きだった。愛している。自意識過剰だけど一部のみゆふぁん(みゆはんのファンのこと)からも厄介オタとして認知はされているんじゃないかなと思う。だから私が結婚で大丈夫かなと心配されてる方も居られてるかなと思った。
こういうのって手が震えたり飯が喉が通らなくなったり涙が出たりってリアクションが求められててそっちが正解なのかもしれないんだけど、なんか大丈夫でした。すいません。
私は丸太小屋を出て行きません。ずっとずっと、勝手に好きです。
例え本人に嫌われようと、みゆふぁんにキモがられても、今も本気で私はみゆはんを愛しているよ。結婚おめでとう。嬉しいよ。
●これだけは言っておきたい。
みゆはんが結婚したことに対して裏切られたとか、ショックを受けた人を否定するつもりはありません。
推し方はそれぞれなので。だから素直に祝えなくても、ファン失格なんて思わんでよいです。みゆふぁんはみんな優しいし、反転アンチになる人は少ないかもしれないけどそういう人の傷も癒えたらいいな。ガチ恋でなかった自分が励ましが参考になるかは知らない。
●自分の推し方と今回のファンの反応について思うこと
ガチ恋でないといっても、別のベクトルで厄介な強火なオタクであると自負している。私は自分のことをみゆはんだと思っている。
推しになりたかった。みゆはんの言葉によって今の私がいる。みゆはんの言葉で大部分ができている。
私は推しの言葉を覚えて推しの真似事をする可哀そうなモンスターでしかないんだけど、私がみゆはんの言葉に影響を受けているように、生きている以上誰かの言葉にきっと影響を受け続けるから、周り回って私の言葉がみゆはんを作ることもあるかもしれない。袖擦り合うまで振り回すマシーン。
だから似ても似つかないけど、みゆはんが私で、私がみゆはんになることもある、というやばめの考え方が推しの根底にある。今は少し落ち着いたけど、推しはもう一人の自分って強めな思想が行きすぎていた時代があった。
本当に恥ずかしい話なんだけど、近くて遠い大切な推しというキラキラしたフィルターを通して、夢を追っていた世界線の自分を見ていた。
多分、本格的にハマるまで推しのことをちゃんと見れてなかった。
今でこそちゃんとみゆはんのこと見てるし、みゆはんのおかげで自分も夢を追えるようになったけど。
ハマった理由は今でも覚えてる。けもフレ前から知ってたし何となく好きだったけどハマったのはライブ行ってから。
やりたいことあっても自分には無理だなーと楽な方に流されて、何となーくぼんやり生きてるオタクにとって、1stライブの推しの涙は沼に引き込むのには十分すぎる理由だった。
踏み出して変わっていく彼女が、眩しくて、嬉しくて、とても誇らしかった。変われるんだって思った。自分も変わりたいって思った。
きっかけをくれた彼女が悪意や困難に負けて欲しくなくて応援した。自分に言ってるみたいで、自分も負けたくないって思った。
何度も救われて、みゆはんを好きになったおかげでどんどん自分の世界が広がっていって、返したい恩ばかりが増えていって、益々推しにのめりこむ日々だった。
でもそんな一方で、推しがどんどん輝いていく姿を見るとに対して、少し後ろめたさもあった。
夢って綺麗な言葉の続きを見せてもらう代償に、これから先ずっと推しの人生を縛ってしまうのも嫌だった。幸せになってほしかった。だから今回の結婚でちょっと安心した。
幸せにしようという気概はねぇの?付き合いたくないの?って聞かれたら答えに迷う。好きだけど自分が幸せに出来ると言えるほど思い上がれないし、なりたい自分と付き合うのはなんか違うし、なんて言い続けて、私は今日まで恋から逃げている。
無意識下の本心がどうであれ恋していたなんて言う資格が私には無い。推しではなく、推しを通じてこうなっていたであろうって理想の自分を見ていた私が、恋だなんて綺麗な言葉を使うのは都合が良すぎるし許されないと思う。というか許さない。
色々拗らせてたおかげでこうして素直にお祝いを言えているけど、自分も入口さえ違っていればみゆはんに恋をしてショックを受けていたかもしれない。私はXでも書いた通り、幸せならOKです!ってスタンスだけどそれだけが正解じゃなくてもいいと思うんだよ。迷惑かけるのはよくないけどね。
ここまで書いて思ったけど、自分もショックを受けたこともあった。推しの結婚はまぁ別にいいんだけど、事務所退所、ソニーとの契約解除、ファンクラブ閉鎖など不安になってしまった。
でも、それは推しを信じればいいだけのお話。推しの良さを知っている自分を信じればいい話だ。
別に推しの声とか、推しの歌の良さが失われたわけじゃない。仮に露出が減っても私たちが声デカくしてアピールすればいいだけ。売り上げとトレンドはこっちサイドの頑張りで作れる。
個人事務所なら応援広告とかも柔軟に出来そうだし、プレゼントのルールだって緩まるかもしれない。既婚になったことでむしろ安心して推せるようになった。人妻のみゆはんは今まで見たことがない、研究できていない新たなみゆはんだ。料理スキルあがった状態でざんぱんまみれ(※ライブのタイトル名。ライブ中にファンに手料理ふるまわれた狂気の沙汰のイベント)もっかいやったらめちゃエモい。
失ったものばかり数えるな。無いものは無い。確認せい、お前に残っているものは何じゃ?って考えたらやっぱり冒頭述べた通り、好きな気持ちなんだよなぁって思ったよ。
●これからについて
どっちも推せたほうがお得じゃんって考えから、IchikaNitoさんの4/6のライブも行ってくることにしました。チケットももうとった。つべで演奏ちょっときかせてもらったけどめちゃくちゃ気持ち良すぎたからかなり楽しみだ。
あと個人的にはですね、アミューズ所属ってだけで声豚的にはかなり馴染みがあり謎に親近感があるので、いつでもハマれる心構えはできている。
くそでか独り言ですが、いつか夫婦で共演とかしたら熱いなぁ。世界に通用するギタリストが、身内にいるってめっちゃいいな。世界ツアーで見たい光景が増えた。
●最後に
まとまりなくなったけど。
あらためて、結婚おめでとうございます。ワクワクをありがとう。
これからも勝手に推すので、よろしくお願いいたします。