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きっかけは自分でつくることができる。

手段が目的化してしまうことに陥るってのはしばしば起きる。
かなり意識していないと、いとも簡単に流されてしまう。
行動に没頭すればするほど、目的が見えにくくなる。

手段は目的を果たす為のきっかけとも言えるかもしれない。
だから、何かの拍子でまた新たなきっかけが生まれれば、
当然、選択する手段を変えることも起きる。
そう考えると、もっとライトにフレキシブルに手段は選べる。

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実は、去年の夏からコツコツと進めてきたプロジェクトがあって、
大手デザイン会社との一騎打ちのコンペに勝った(これは自慢)、
高知のとある結婚式場の内装コンサルとデザインの案件。
このプロジェクトの中で、いくつか気づきがあった。

「東京から5年遅れてトレンドがやってきます。」
「あまり凝り過ぎないでください、わかりやすいものが良いです。」

そう何度も何度も言われ続け、
クリエイティブの地域格差を痛感しつつも、
本質はそこではないと何度も自問自答しながら提案した。
では、あるべき本質は何なのだろうか。

つまり、答え(世界観)を用意しないことに行き着いた。

答えはきっと、流行り廃りではない。
答えがトレンドに依存することは起き得ないとも言える。
流行っているものが正しいとは限らないにも関わらず、
答えがあると、それを正しさだと思ってしまう。

だからこそ、答えを生み出すきっかけをつくることにした。

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きっと、なにごともきっかけが大事。
きっかけはいつ訪れるのか分からないかもしれない。
でも、いつだって何かがきっかけになる。
もはや、なにごともきっかけにすることが大事。

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「なにをつくっていますか?」と聞かれれば、
「きっかけをつくっています」と答えよう。
なんかかっこいいし。

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