一口馬主的種牡馬考察 スクリーンヒーロー編
こんばんは、竜神です。そろそろ一口クラブでも新年度の募集の時期を迎えます。自分の復習も兼ねて、各種牡馬の特徴をまとめてみたいと思います。
スクリーンヒーロー
ロベルト系 2004年生 栗毛 父グラスワンダー 内国産
概略
非SS系の種牡馬として導入初期に一度大ブレイク。その後はどこまで伸びるか、と言う感じでしたが今は成績はそこまで伸びていません。ゴールドアクター とモーリスが出て、その後はちょっと頭打ちなイメージですね。父グラスワンダーの数少ない後継として、血脈を繋いで欲しいです。
出資対象として
募集の多くがラフィアン系(マイネル・ウイン)に集中しています。社台系で募集されている時はラフィアン系より少し高くなっている傾向ですね。ラフィアン系では募集価格平均が大体2,000万円程度、社台系では少し高く3,000万円程度です。ただ、近年は募集価格が下がり気味の傾向にあります。2,000万円クラスで世代上位の馬がいるのはいいのですが、獲得賞金も以前ほどではありません。勢いが落ちているのでこれからの出資は少し検討が必要かもしれません。
産駒傾向
適性としては芝寄りですね。距離は短距離から長距離まで、個体次第でこなせる距離はまちまちですね。牡牝では、牝馬がかなり壊滅的です。牝馬の勝ち上がり率23.5%はちょっと辛い。とは言え2016年産 ~2017年産の中で獲得賞金トップの産駒はウインマリリン(牝馬)なので判断が難しいですが、それでも牝馬は一枚割引きで考えたほうがいいでしょう。
竜神が思うに…
ゴールドアクター、モーリスのイメージで見てはいけないってのは当然と言えば当然なんですが、種牡馬としての勢いは無いなって言うのが率直なイメージです。近2世代の社台系募集馬で、募集価格を回収している馬がいないのもマイナス点ですね。
ラフィアン系で価格の安い馬なら出資もありだと思いますが、社台系だと余程の血統背景が無い事には行きづらい。血統背景がしっかりしてても、モーリスの全弟(ルーカス:募集価格1億円)がOPに上がれずに居る事を見るとちょっと怖いなあと思います。まあ別に全弟が全部走る訳でも無いですが。
牝馬に逃げるのも難しいので、産駒の出資はかなり慎重にすべきでしょうね。トリッキーな狙い方としては、母馬優先制度の有るクラブで今後SS系の種牡馬と交配した産駒を狙う…。ちょっと無理か(汗)
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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