栄光なき良コミック選書 ne0;lation編
竜神は昔からコミックが好きで結構読んでるんですが、自分が気に入った作品が悉く打ち切りを食らう、と言った特殊能力があります。好きになった作品に申し訳ないなという気持ちが大きいくらいです（汗）せめてもの罪滅ぼしに作品紹介できればと考えます。今はkindleとかで読めたりもしますしね。
ne0;lation
あらすじ
父の残した借金に苦しむ薬袋大悟の前に現れたのは、自称・IQ191の天才・尾根新太。超絶偉そうで自己中の尾根は理系の不良で、その技術で犯罪者を駆逐し、街の征服を狙う魔法使い級のハッカー「ne0」だった!!
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竜神は好きでした
主人公は、「理系の不良」ネオ（尾根新太）で悪人を懲らしめる悪人。いわゆるダークヒーローですね。ジャンルだけで言えばペルソナ５と同じジャンルです。パソコン（IT）の知識を駆使して、弱き人を助け、逆転で悪人も成敗していきます。ネオは人間嫌いや厭世観を自称する割に、仲間思いで義に厚いと憎めないキャラとなってます。大学教授との対決では比較的時事的なネタを盛り込んだりして意欲的でしたし、過去話では悲恋がもたらしたネオの目的にかなり共感が出来たりと、凄くいい話ではあるんですが…。1話、2話で仲間も増えて、仲間同士でのやり取りも楽しいです。ただ、なにぶん単行本3冊分ではエピソードが少なすぎる。物語を通しての悪役も判明したりと舞台装置も整えて、さあ長期でも大丈夫…とした上での打ち切りでしたので・・・。王道ではなく、一つ捻った角度での勧善懲悪ものに拒否反応がないなら楽しめるんじゃないかなと思います。
実際のところ
単行本は3冊。ジャンプの初期打ち切りとしては標準的な期間ですね…。流れとして、打ち切りが決まってから、良エピソードの過去話になった感があります。温存するはずの話をネタばらし的に出してくれたのは、まぁファンとしてはありがたかったです。何が悪かったのか…。全体的にちょっと盛り上がりに欠けたのか、主人公がひね過ぎていたのか…（汗）ダメだった理由は、読んで確かめて頂くのが良いですかね（笑）
企画意図
この作品の話ではなく、note記事としての意図ですが。アルさんとのお題企画がかなり読まれていたので、お題の力なのか、漫画というジャンルなのか、どっちが大きいのか見極めるために企画してみました。でも、みんなマンが好きですからね（笑）この企画も好評ならいいなぁ。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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