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栄光なき良コミック選書 新米婦警キルコさん編

竜神は昔からコミックが好きで結構読んでるんですが、自分が気に入った作品が悉く打ち切りを食らう、と言った特殊能力があります。好きになった作品に申し訳ないなという気持ちが大きいくらいです(汗)せめてもの罪滅ぼしに作品紹介できればと考えます。今はkindleとかで読めたりもしますしね。

新米婦警キルコさん

あらすじ

警察内のはみ出し者が送られるという流島分署。辺境のこの地にやって来たのは、左目に眼帯、背中にトンファブレイドを携えた傭兵あがりの巨乳新米婦警・音無キルコ! 人並外れの戦闘力で街の平和を守ります!!(amazon)

竜神は好きでした

まずこの作品を取り上げたのは、まとめサイトとかで結構酷評されていることにあります。そんなことないと思うんだけどなぁ(汗)
主人公は新人婦人警察官として配属された元傭兵のキルコさん。多少ありがちな設定ではありますが、実際にキャラクターとして見た時にいろいろぶっ飛んでいて面白い。その割に抜けている所が有ったり、女子力に異常にこだわる等とても魅力的です。ゲスが過ぎて左遷された先輩の春樹、昼行燈ですが時折切れる側面を見せる上司の筒井と癖がありながら周囲の人物もやはり憎めない面々となっています。日々起こる出来事を紆余曲折ありながら(主にキルコの武力で)解決していくというお話です。

結果的に単行本3冊分で終わってしまい話数も少ないのですが、その中でも起・承転・結と全体の物語として(図らずも)上手くまとまっています。終了前の最後のエピソードではしっかりとラスボスを出して倒す、と王道の少年漫画展開も楽しめます(竜神は最後のエピソードが大好きで繰り返し何度も何度も読んでいるくらいです)。最後には日常に戻って、続編もバッチリ対応可で終わっているのもちゃっかりしていていいです(笑)

実際のところ

中盤が多少中だるみとみられたのか、結局は単行本3冊分で(どうも)打ち切りとなってしまいました。中だるみするほど話数無かったけど。こういう内容の話でシナリオの整合性とかあんまり突っつくのもどうかと思うんですけどね…(汗)作者の平方 昌宏先生はその後『ベストブルー』も連載しますがこちらも短期で終了してしまいました。少なくともキルコさんに関しては、作品世界やキャラクターはとても魅力的で、日常系のドタバタ劇にはしっかりハマっていたと思うんですが…。どうしてこうなった。

だがしかし

その後、『ジャンプLIVE』にて『帰ってきたっ!新米婦警キルコさん』の連載がされていたようです。自分はまだ未読なんで紹介まで。

ここまでお読み頂きありがとうございました。


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