一口馬主的よもやま話～東京サラブレッドクラブ2020募集について
こんにちは、竜神です。本日の12時から東京サラブレッドクラブの募集が開始されました。どの馬に出資すればいいのか、その辺り考えてみたいと思います。【2794文字：長文です。】
一応実績から
何もない所から語っていくと、『いや、お前はどうなんだ』との突っ込みは当然だと思います。ただ、東サラとの相性はいいので、実績をちょっと確認してみます。過去5年分なのは、最近調子が良いと察してください。
2013年産 レッドシルヴィ 4勝 レッドヴェルサス 2勝
2014年産 出資無し
2015年産 レッドゼノビア 0勝 レッドレネット 0勝
2016年産 レッドルゼル 5勝 レッドアネモス 3勝 レッドルーヴル 1勝
2017年産 レッドヴェイパー 1勝 レッドエーデル 0勝
これを見ると一口馬主自体がかなりの逆風だった2015年産（地獄の）以外は出資した馬がほぼ勝ち上がっていることになります。（エーデルは勝ってくれると信じてます（笑））
今年も、自分の出資予定は4頭なので全て勝ち上がってもおかしくはない実績ですね。
出資にあたり前提条件を
自分は前提条件で、かなり絞って考えます。
お金が無いので1頭50,000円以下の馬
生産はノーザンファームor社台ファーム
育成もノーザンファームor社台ファーム
天栄はあまり信用していないので基本関西馬
信頼できる調教師を重視 馬が良くても調教師が嫌なら買わない
馬体は見ない（カタログ・DVDは見ない）
これで絞ると、特に選択肢が無いくらい狭まりますが…。
今回は4頭に絞りました。出資したと言いきらないのは大人の事情があるとお察しください。
34.パーフェクトジョイ19
ルーラーシップ 牝 西村真幸 40,000円
この馬はほぼノータイムで決められました。
ポイントはまず西村真幸調教師の預託だからです。ノーザンファーム出身で社台系クラブ馬の預託も多く、結果も出しています。自分の実体験じゃないのは弱いとこですが、出自や今の成績、騎手起用の傾向から考えると若い調教師の中では信頼して良いのかなって考えます。東サラ初めてって言うのはちょっと不安もありますが。
パーフェクトジョイ自身は5勝しているのでポテンシャルは有っていいはず。産駒の成績が奮っていないための値段とは思いますが、東サラの場合、この価格帯でも良い調教師を就けてくれるので巻き返しを狙います。
ルーラーの牝馬で価格も4万なら妥当と考えます。と言うか募集馬の中では安い方ですよね…。
41.ノスタルジア19
ロゴタイプ 牝 笹田和秀 20,000円
この馬は価格ですね。とにかく抜けて安い。ただ、こういう馬で頭数を増やすのはかなり重要だと考えています。一つ勝って、1勝クラスで掲示板に入る事を月2でやってくれればめちゃくちゃ助かりますからね。自分の出資馬の成績を安定させるためには、そうやって地味に走ってくれる馬が必要です。この馬もそうなってくれたらありがたい。なるかはわかんないですが。
調教師も笹田師でまぁまぁだと思います。東サラは馬の価格と調教師の格が必ずしも正比例しない（シルクなんかは露骨に差をつけてくる）ので、安いからと言って馬が走らない…とも限らないです。レッドルーブルの場合にはかなりしつっこく未勝利引退の期間を伸ばして、1勝クラスを勝った、なんてこともありました。ただ、そこまで目に見えて馬が良く仕上がるとかはないのでそこは我慢ですね。
ロゴタイプ、はどうですかね…。予想外に爆発した！と言う事を期待です。
35．ミオリチャン19
ルーラーシップ 牝 大久保龍志 35,000円
ここから後は正直迷いました。ミオリチャン19、レイナソフィア19、スタイルリスティック19の3頭をピックアップしたんですが、そのうち2頭をどれにするか、結構悩んだところです。結果として外したのはレイナソフィア19です。
この馬を残した理由は、調教師が大久保龍志師だからです。過去の預託の経験からレース選択が適切です。また、手配する騎手も上位の騎手が多い。一応東サラも社台系なので、調教師がその気ならそれなりの騎手は手配できます。大久保師はあまり変則的な起用はせず、納得できる結果が多いですね。（着順と言う事では無く、誰を乗せたかの点で）
パーフェクトジョイ19を既に選んでいるのでルーラーシップ産駒で2頭はどうかなあと思いはしたんですがそこは目をつぶりました。
この馬単体で考えた時は母4勝馬なのでそこまで悪くはないです。ここまで産駒4頭中勝ち上がりは1頭ですが、6連産目の牝馬となるこの馬で前進が有ればと考えます。
その辺りの微妙さも有って、価格も微妙なのかなと。ただ、前述したとおり、この価格でも東サラの場合はちゃんとした調教師をつけますのでそこを狙っていきます。
33.スタイルリスティック19
キタサンブラック 牡 武幸四郎 55,000円
この馬を残した最大の理由は牡馬だから、ですね。ごめんなさい。候補に残した5頭のうちこの馬だけが牡馬でした。出資のバランスを考えた時に、全部牝馬なのはどうなのかと。牝馬だけの場合、社台系は全て6歳春の引退となるので層が薄くなるんですよね。それを避けるためにもこの馬を残しました。
懸念した最大のポイントはキタサンブラック産駒であること。実際蓋開けてみないと分かんないですしね…。新種牡馬だけにいきなり勢いに乗る事もあるかもですが。
スタイルリスティックももう20歳の時の産駒になるんですね。自分の中では名牝に年齢関係なし、と考えていますのでそこは気にしません。代表産駒のレッドアルティスタは短距離に出ましたが、父キタサンで中長距離を狙うのも善しかと見ています。（キタサンの母父がバクシンオーなので先祖返りで短距離に出るかもですが。）
武幸四郎師は、印象・成績とも微妙かなぁと。ただ、最近は兄を乗せる事も多くなってるようなので、キタサン産駒のこの馬なら期待もできるかな。
55,000円と予算越える所で出しますんで、なんとか末永く活躍して欲しいです。
そして残念ながら諦めたのは…
36.レイナソフィア19
ハービンジャー 牝 松下武士 45,000円
今回もハービンジャーとは縁が無かったか…。この馬を見送った最大のポイントは調教師でした。良い馬が回ってる割にうまくいっていないイメージがあります。自分もノルマンディーのデスティニーソングで経験があります（後に移籍）が、多少、環境の整え方に難があるかなぁ。その辺りがリーディングの推移にも見て取れると思います。
馬としては過去2勝しているレイエスプランドルの全妹となるので、そこに期待をかけられる所ですね。ハービンジャー、出資して見たかった…。
以上、今回の募集に関して出資予定馬の考え方を書いてみました。途中ネガティブな意見があるのはご容赦を。ある程度書かないとはっきりしないもので。
内容に関しては一意見ですので、いろんな考え方があると思います。また、出資に関しては自己責任でお互い頑張りましょう。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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