重賞の話~一口馬主的よもやま話
おはようございます、竜神です。昨日の音声配信はそれなりに評価が良かったようなので、ちょっとした競馬のお話を今日も記事にします。【1440文字:気軽に読めます。】
重賞について
競馬を行う中で、目標とされるのはG1レースを筆頭とする重賞競走です。
今日は『重賞』に関しての解説です。
重賞の語源
重賞の語源は英語のパターンレース(pattern race)から来ています。パターンレースとは「毎年一定の時期に一定の条件で繰り返し行われる競走」のことで、始まりは18世紀のイギリスです。それ以前は、開催直前まで競走の条件が確定されないことが多かったのです。それがパターンレースが広まることによって、有力馬が目標を持って調整を行うことが出来るようになりました。日本における「重賞」という言葉は、このパターンレースの「回を重ねて賞を行う」と言う意味を解釈して意訳したものとされます。
JRAでの重賞
JRAでは各重賞競走の役割と重要性を広く認識してもらい、生産界の指標としての重賞競走の位置づけを明確にするため、昭和59年度より格付けされるようになった。
これがいわゆるグレード制、になります。「格」を表わす記号として「GRADE」の頭文字である「G」を使用して、GⅠ、GⅡ、GⅢの3グループに分類されています。その中でもGⅠレースは競走体系上もっとも重要な意義をもつ根幹競走と定義づけられています。ここまで堅く考える事…あんまりないですけどね(笑)
秋のG1レース
遂に秋シーズンも始まり、もうすぐ秋のG1レースを迎えます。
10月4日 スプリンターズS 中山 3歳以上 芝1,200メートル
10月18日 秋華賞 京都 3歳牝 芝2,000メートル
10月25日 菊花賞 京都 3歳牡・牝 芝3,000メートル
11月1日 天皇賞(秋) 東京 3歳以上 芝2,000メートル
11月15日 エリザベス女王杯 阪神 3歳以上牝 芝2,200メートル
11月22日 マイルチャンピオンシップ 阪神 3歳以上 芝1,600メートル
11月29日 ジャパンC 東京 3歳以上 芝2,400メートル
12月6日 チャンピオンズC 中京 3歳以上 ダ1,800メートル
12月13日 阪神ジュベナイルF 阪神 2歳牝 芝1,600メートル
12月20日 朝日杯フューチュリティS 阪神 2歳牡・牝 芝1,600メートル
12月26日 中山大障害 中山 3歳以上 障4,100メートル
12月26日 ホープフルS 中山 2歳牡・牝 芝2,000メートル
12月27日 有馬記念 中山 3歳以上 芝2,500メートル
多いな、やっぱり…。
今年は、最後に有馬記念となってます。
競馬を続けて見ていると、この季節にはこの重賞…と自然に覚えてきます。
そのうち、カレンダーよりも正確に時期を感じる事が出来るようになってしまうものなのです…(笑)
ここまでお読み頂きありがとうございました。
重賞の説明に関してはJRA公式サイト(https://jra.jp/kouza/yougo/w323.html)、Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E8%B3%9E)を参考にしています。
グッズも作ってます。
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