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栄光なき良コミック選書 特攻事務員ミノワ編

竜神は昔からコミックが好きで結構読んでるんですが、自分が気に入った作品が悉く打ち切りを食らう、と言った特殊能力があります。好きになった作品に申し訳ないなという気持ちが大きいくらいです(汗)せめてもの罪滅ぼしに作品紹介できればと考えます。今はkindleとかで読めたりもしますしね。

特攻事務員ミノワ

あらすじ

『世間の理屈を、ぶち壊せ―――!!』学歴、教養、一切ナシ! ただし、何故かモラルはMAX。そんなバリバリの暴走族総長・ミノワが、無尽蔵の体力、人望、漢気で、幼き妹を養うために“事務員”として法の世界へ飛び込む!!タフな漢・ミノワがぶっ放す、パワフル&リーガルコメディー開幕!
(Amazonより)

竜神は好きでした

主人公のミノワは最強の不良の総長にして涙脆く、妹にはめっぽう弱い。悪人には愛の説教を説きつつも容赦なくボコボコに…。と主人公のキャラクターだけでかなり引き込まれてしまいます。ストーリーも本格的な法律物、では無いんですが、基本的には人情噺。話の締めにはジーンとさせられる…。ストーリーもバラエティに富んでおり、ミノワのキャラをしっかり活かして書かれています。自分はあっという間に単行本2巻分を読み切る勢いでした。もちろんそこまでに話の破綻も一切ありません。いやーいいマンが見つけたなぁ、これはどこまで続くのかなぁとかなり期待していたのですが…。

実際のところ

その単行本2巻分で、あっさり第一部完。思わずなんでやねん!と突っ込まざるを得ない(汗)話が物語を締める方向で進んでいる訳でもなかったので事実上の完結には衝撃を受けました。当時はここまで面白いのになんで?と言う疑問と、俺は面白いけど世間受けしないのか、これ?との思いだけが錯綜しておりました…。(この辺りでも自分の疫病神化を呪いますよね)

衝撃の結末を見届けた翌年秋、さらなる衝撃が自分を襲います。
『ミノワ、ドラマ化』
ここでも疑問しか湧かないですよね。どうして単行本で2巻しか出てないコミックがドラマ化されるのか、と…。当然それはちゃんと映像化され『ビンタ!〜弁護士事務員ミノワが愛で解決します〜』として放送されました。まぁミノワ役がEXILEの方なので見ることなく終わったのですけども…(汗)
稀に作者さんが力尽きたなあって漫画は確かに見るんですけれど、単行本2冊分で終わってしまうのは勿体なさすぎる(これがそうかはわかりませんが)。作者さんはもう漫画家としての活動をされてないのかもしれませんが、このまま埋もれるのは惜しいなぁと。作品、漫画家さん、共に思ってしまう竜神でございます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。


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