新解釈・三國志

見てきました。新解釈・三國志。

あらかじめ断っておきますが、基本的に、見ましょう!っていう立場なので、それを「ざけんな」「三國志の冒涜だろ」「日和見野郎」っていう立場の方は、以下を見ないほうが身のためです。

まず、福田雄一の大ファンなので。勇者ヨシヒコは何回もリピートするほど中毒していて、勇者ヨシヒコに関しては、こんな面白いもん作りやがって「ざけんな」と福田雄一に言いたい。(これは褒め言葉です)

次に、福田雄一の俳優のつかい方。おい。広瀬すずの扱い方・・・雑すぎるだろ。無駄に広瀬すず使ってんじゃねえぞごらあ。(これは褒め言葉です)相変わらず、一線級の俳優が無駄に出てきます。

この映画は、特殊な見方が必要な映画、と言っておきます。

一言で言うと、「だらだらとだらけた状態で見る映画」なのです。

決して、鬼滅の刃と比較してはいけません。絶対に。そういう類の映画なのです。

真面目に映画評をする方々に全くと言っていいほど、向いていない映画です。

現場の俳優と監督のフザけたやり取りを楽しむ映画、とも言えるかも知れません。

三国志演義・・・この傑作・・・大好きです。でも、新解釈・三國志は、全くの別物です。本家のリスペクトも全く無いし、劉備やら呂布やら貂蝉やら・・・史実を重視すれば、怒りを通り越して、呆れるしか無いでしょう。それは、居酒屋で酔っ払った勢いで、「三国志のパロディ行けるんじゃね?」のノリで作ったとしか言いようがない出来です。

それでも。良いっすねえ、とだけ。でもこれ、映画化する必要あったんですか?深夜枠でニヤニヤしながら、長い期間見てみたかった、というのが本音です。勇者ヨシヒコみたいに深夜枠で作ってほしいなあ、マジで。ネトフリとかでも良いから。三国志って司馬懿仲達VS諸葛亮孔明まですっごい長い話だから、第3シリーズ位までは作れますよ。

福田組の常連は言うまでもないですが、周瑜役の賀来賢人、黄夫人役の橋本環奈、趙雲役の岩田剛典、関羽役の橋本さとしが、個人的にはツボでした。橋本さとしは今後ブレイクしそうな気がします。

本家の三国志であれば、三国志 Three Kingdoms(吹替版)をオススメします。(下記リンク参照)

http://www.sangokushi-tv.com/index.html

(次回:鬼滅の刃と三国志)

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