大学生 房総半島一周の旅 後編
はじめましての方もそうでない方も、こんにちは!一眼を手に全国各地を巡っている大学生、Suzukiです。
今回はGW中に行った千葉の旅行記を書きたいと思います。この記事は前編の続きですので、前編も読んでいただけたら幸いです。
2~3日目 房総半島へ
[9:08]西千葉発
[9:10]千葉着 140円
わずか2分で千葉駅に着いてしまいました。しかし、西千葉駅と千葉駅での人通りの数は大きく違いました。新宿程ではないですが、高層ビルや店などがたくさんあって都会ならではの雰囲気が出ていました。
ほんの数分で見える世界が変わるのは面白いですよね!
その後、レンタカーを借りて房総半島に向かいたいと思います。
レンタカーは友達と交代で運転していきました。国道沿いを走っていきました。さすがはGWというべきでしょうか。車通りが多く、中々進みません。少しイライラしつつも車を走らせました。
名代亭 (昼食)
車を走らせること2時間半。ようやく最初の目的地名代亭に着きました。
大山千枚田に近い食事ができる店というものが非常に少ないです。そのせいか、かなり混雑していました。またツーリングをするついでに来る人が多いらしく、来たときも20台近くほどのバイクが停まっていました。(僕はバイクをまだ持っていないいのでツーリングを羨ましく眺めていました…)
ここでは鴨女(かもめ)丼(1,200円)を注文させていただきました。すべて鴨川の食材を利用しているらしいです。
男性の方とその母親らしき方の二人で運営していました。人数が少ない関係で、店の回転はあまり良くはありませんでした。
いざ、実食
値段の割にはボリュームが有りました。
食材が新鮮で噛みごたえがあって美味しかったです。魚介の出汁を撮ったスープもコクが合って美味しかったです。海鮮丼との相性もバッチリです。そこまでたくさん食べられない、という方は鴨女丼を注文することをおすすめします。たくさん食べたいという方は下記で紹介するおらが丼がおすすめです。
ここの名物「おらが丼」は海鮮丼が2段になったものです。隣りに座っていた人たちがおらが丼を注文していたので横目で眺めていました笑
1段だけでもこのボリュームなので少食の方はおらが丼は食べ切れなさそうにも感じました。
余談ですが、12時頃に僕たちは来たので大丈夫ですが、12時20分頃くらいから店長の方がやってくる客に対して食材不足を理由に来店を断っていました。早い段階から食材不足になるほど人気なので早い時間から来店することをおすすめします。
名代亭は11時からやっているそうです。木曜定休です。
大山千枚田
名代亭から4kmほどのところには大山千枚田があります。
棚田を上から見下ろすと…
大自然って感じがしますよね!
これを見て、僕は今旅行しているんだなあ!と実感しました。更に徒歩で坂を登っていきます。
絶景です…。
日頃のストレスが吹き飛ぶように思えますね。
ここで、少し大山千枚田の特徴について話したいと思います。 大山千枚田は日本で唯一雨水のみで工作を行っている天水田です。そのため、貴重な動植物が多く生息しているとのことです。 しかし、GW中に田植え作業を行うらしくまだ植えきれていないのか、僕が見たときにはあまり生き物は見つけられませんでした。
また、大山千枚田は東京から最も近い棚田だそうです。しかし大山千枚田は鴨川にあり到底近いとは言えない距離ですね笑 やはり、都会から離れて植生豊かならではの場所という感じがします。
公共交通機関を使って行くならば、鴨川駅からバスが出ているそうです。
酪農のまち
その後車を走らせること約10分、「酪農のまち」にやってきました。
酪農のまちは日本酪農発祥の地として有名です。千葉県史跡に指定されています。
ここには酪農資料館があり、無料で入館して酪農について学ぶことができます。例えば…
江戸時代、8代将軍徳川吉宗はインド産の「白牛」をこの一帯で飼育し、その乳を用いて「白牛酪」という乳製品を製造させたのが酪農の始まりである。
などです。
酪農資料館の右手にある坂には「酪農のひろば」があります。ここでは直接ヤギと触れ合うことができました。
か、可愛い…。
毛がフッカフカで癒やされます。ヤギは少なくとも20匹以上はいたのではないかなと思います。
親子らしきヤギたちが並んで歩いているのも散見されました。また家族連れも多く、ふれあいを楽しんでいるようでした。無論、感染対策は徹底でヤギを放し飼いしている関係で酪農の広場の周りにはゲージがあり、入り口でアルコール消毒が義務化されています。
THE・山の中って感じですね。
ヤギと触れ合った後は、手を洗って坂を下っていきます。
その後民間の方が運営する店に着き、またその隣で白牛が飼育してあるのを見ることができます。その店では牛乳やソフトクリーム、その他食事処などがあります。
牧場に来たら欠かせないのはやはりソフトクリームor牛乳!
直送の乳を飲むことはマストです。そんなわけで僕もソフトクリーム(350円)を注文させていただきました。
めちゃくちゃ濃厚です…。マジで美味いです。
ソフトクリームの列とそれ以外のもので並ぶ場所が違うのですが、ソフトクリームが人気すぎて列が店内におさまらないほどでした。これだけ美味しいのであればこれだけの列に並ぶ価値は十分にあります。
里見の湯
次に、里見の湯になってきました。館山に来たら館山の温泉をどこかで満喫したいと思っていたので、ワクワクします。
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言は出ていないものの日帰り客は入湯禁止にしているところもあり、館山で温泉に入りたいと思う方は事前の下調べが必要です。
里見の湯はスーパー銭湯なので、値は少々はります。GWは祝日料金ということで1,480円(子供500円)でした。代わりに、漫画も多くあり、リクライニングルームやテラスもあるので子供から大人まで長い時間ゆっくりすることができます。
しかし、温泉の数は中に2つ、外に1つ+寝湯ということで温泉の質はあまりいいとは思いませんでした…。温泉をゆっくり楽しみたいという方にはおすすめし難いです。ただし、貸切風呂やうえのように設備が整って入るので家族で来るにはいい場所だと思いました。
房総半島最南端の地 野島崎
次に、海沿いの道を走り、道中のすき家で牛丼を買って房総半島最南端の地 野島崎にやってきました。
時間は23時。温泉である程度疲れを癒やしたとはいえ体力的にはしんどくなってきました。この地点で走行距離は100kmは超えています。
ここで僕はとんでもないことに気づきます。三脚とレリーズを忘れました…。
※レリーズ‥カメラのシャッターを離れた場所から切るもの。長時間シャッターを切る時など、手ブレ補正のために使う。
ちょうどこの日は雲ひとつない快晴の天気でした。満天の星空と青い海、そして灯台も相まって幻想的な風景でした。
0時頃になるとカメラの道具一式を持って撮影をしている人が増えてきました。やはり、この絶景をカメラにおさめたいのでしょう。また、近くにあるホテルから家族連れもちょくちょく見られました。僕は泣く泣くスマホ(iphone8)のカメラで写真を撮らさせていただきました。
この先を進むと岩場があり撮影スポットとなっているのですが、スマホのカメラでは何も映りませんでした。
到達記念に写真を撮ってきました。
まとめ
現在地点でこんな感じです。勝浦やいずみの方は道の駅などがなく、休憩する場所がないので行くことが出来ませんでした。
楽しんでいたらあっという間に24時間たってしまい、野島崎を巡った後は道の駅で車中泊して千葉に向かいました。何とかレンタカーを返却することが出来ました。
何やかんやで房総半島をとりあえず一周できました。そんなわけで、今回の記事はこれにて終わりにさせていただきます。
記事の内容が長くなってしまうので、後日談をまた別の記事にして書きたいと思います。
時間があれば、よければ読んでいただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊