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NHK大河「光る君へ」に物申す

日頃、全くテレビを見ない僕です。テレビどころか、新聞や大手メディアが発信するネットニュースも見ません。
理由は内容が偏向しているから。あまりに酷すぎます。
見たら、バカになります。

そんな僕も、今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」は観ています。理由は、平安時代が大好きなのが主な理由です。
あ、NHK受信料は仕方なく払っていますよ。テレビを持っているんだから仕方ありません。
言いたいことはたくさんありますが、ここではやめておきます。
「光る君へ」は、案外時代考証もされていて、もちろんフィクションもありますが、事実を壊さない程度に、よく考えられたドラマだと思います。
とにかく、いつも大河では端役、憎まれ役の藤原氏がメインに登場しているのがいいですねって、藤原氏ばかりで、多少の知識がないと、この人誰?って感じですが、毎回楽しく見ています。

でも、個人的には、音楽が、どうも違和感しかありません。
オープニングテーマだけでなく、劇中のBGMもです。
オープニング音楽では、ピアノとハープが、あまりにも技巧的過ぎて、それだけになっています。平安時代も何もあったもんじゃありません。
作曲者が、どうだ、こんなに難しいピアノとハープを作曲できるんだぞ、すごいだろ、と自慢しているようにしか聞こえません。音楽性も何もあったもんじゃありません。
なにも、平安絵巻を描く大河ドラマのオープニングに、この曲を持ってくる必然性を全く感じません。
少し時代が下がりますが、平安末期を描いた「平清盛」のオープニング音楽が素晴らしかったので、どうしても比べてしまいます。

劇中音楽でも、現代風の音楽を使ってもいいですが、エレキギターは使わないでよって感じです。十二単や衣冠束帯にエレキギターはないでしょって違和感だらけです。
こんなに大河ドラマの音楽を不快に思ったのは初めてです。

音楽の感じ方は、人それぞれです。この音楽が素晴らしいと思う方も多いでしょう。それを否定する気など、さらさらありませんが、僕の個人的な意見としては、こうなります。

大体、オープニング音楽、ピアノとハープの超技巧的な演奏が耳に焼き付いて、テーマ(主題)がおろそかになっています。テーマを彩る対旋律さえありません。
僕が気に入っている大河ドラマの主題曲は多々ありますが、ピアノを入れるのであれば、「花の乱」の主題曲がピカイチです。ピアノって、こういう風に使って、オーケストラと融合させるものです。ぜひ、今回の作曲者は、聴いてみて、勉強し直していただきたいです。

これは、あくまでも僕の個人的意見ですので、批判は一切受け付けません。


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