ドボシティをやってみて

公益社団法人土木学会 様から発売されているドボ・シティというカードゲーム

「小・中・高生向けに制作したものですが、大人も楽しめるカードゲームになりました。」(土木学会公式サイトより)

https://committees.jsce.or.jp/2023_Presidential_Project01/node/10

とのことでしたので 届いて早速遊んでみました!

ドボ・シティの実物 イラストがかわいいです


5戦ほどやってみて どうやったら勝てるのかなというのを考えてみました!

 このゲームでは1ターンに原則的に1枚しか使えない=カード1枚の価値はターン数に基づいた価値で評価されるものとして考えます。

勝利条件 シティレベルを1→5 つまり4レベル上げるためには

  4種類のドボクのレベルを1→3 すなわち2レベル上げる必要がある

  そのため最低でも8枚必要であり 1ターンに1枚しか使えないという原則上 勝利するには8ターン必要になる

ここで 勝利条件に直結するインフラーカードの価値を5点とすると

このゲームはインフラーカード(5点)を8回使うと勝利できるため持ち点0から始めて二人のうちどちらかが先に40点になったほうの勝利と言える。

災害発生カードは全10種 そのうち特定のドボクカードがダメージを受ける確率を考えると

  大災害→4枚

  各土木にダメージを与える災害カード→3枚ずつ

よって災害発生カードが各ドボクカードにダメージを与える確率は7(=4+3)/10 の70%となる

したがって災害発生カードは 相手の行った5点の行動に対し 70%の確率でダメージを与えるので その価値は -3.5点(相手に3.5点分の被害を与える)となります!

 次にディフェンスカードですが これは災害発生カードのダメージを1回分無効化するので

3.5点が基準となるが、ディフェンス中のドボクカードにはインフラーカードが使えないため3.5点以下となる。どのターンに出すかによってその期待値が変わってくるのですがここでは仮に3点としておきます。

 逆にリペアカードについては、インフラーカードが使えないという制限もなく、7点分(3.5x2)を回復できるので、その価値は7点となります。

 次に、働き方改革のカードですが、これはインフラーカードとともに使った場合に10点分(5x2)の行動ができる

これらを考えると 自分と相手が期待値に最も近いとされる点数を取っていったとき

働き方改革カードで10点分の行動をしたプレイヤーに対して、災害発生カードを使ったとしても-3.5点にしかならずまた、自分は同ターン内にインフラーカードが使用できないため、6.5点分の差は埋まらない。「先に40点に到達したほうの勝利」という条件を考えると相手よりも先に働き方改革を使った方が有利になるのでは・・・?

とここまで考えたのですが、手札内に働き方改革とインフラーカード両方持っている確率まで考えるべきかもしれません。

そしてこう考えるとソレハサテオーキカードは相手の働き方改革カードに合わせて使うのがよいのかな?とも思ったり…

などなど いろいろ考えが止まりません!

    以上 ドボ・シティにハマっているICT室からでした!


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