「いやナンプレて」2024.8.22
地元から帰る日になった。今日の夜に深夜バスに乗って、寝てたら目的地に着くようになっている。
だから、早く荷物をまとめて帰る準備をしたほうがいいんだが、運悪くナンプレにハマってしまった。ナンプレ?
ナンプレ。いわゆる数独。
小学生の時に、250問掲載されている本をどこかのスーパーで買ったことを覚えている。多分小学5年生の時だったと思う。それからは小学校卒業まで暇さえあればナンプレに取り掛かっていた。放課後や休み時間どころか授業中でさえもナンプレタイムであった。卒業までに解けたのは230問程度で最後の方の難しい問題が20問程度残ってしまった。中学に入ってからは部活や勉強などで解く気になれず、今日まで放置していた。
久しぶりに解いてみるがまあ難しい。運が良く1問解けたが、他の問題はどうやっても解けず、挑戦しては諦めてを繰り返して、今は解きかけの問題が6問くらいある状態である。
思えばこういった数字のパズルにハマったのは小学校時代が最後ではない。最後にハマったのは卒業目前の12月。卒論を仕上げないといけないにも関わらず、ピクロスにハマってしまった。雪かきもせず、ジムにもスーパーにも、もちろん大学にも行かずにストーブの前にいて、iPadでピクロスをする生活を1週間くらい続けていた。このままではマズイと思い、なんとかアプリを消すことで卒論を完成させることに成功した。
当時も今も変わらず、パズルに逃避行動としての役割を求めているのだろう。嫌なことから逃げるために脳の糖分とか全部使って取り組む。筋トレみたいなもんだろうな。他のことを忘れられるから、やってしまうのだ。YouTube見るよりは難しいが、それがまたドーパミンを刺激してくる。難しいことしたほうが達成できた時はドーパミンがめっちゃでる。
こんな脳内の化学反応は無視して準備を始めればいいんだよな。そんで、さっさと帰ろう。そうすればバス乗ってるだけで着いちまうんだからさ。
だからあと1問だけ。1問だけ解いたら準備をしよう。
では、また。