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「机・ステッカー・タバコ」2024.7.25

この机は2021年10月9日から使っているが、今までこの机でご飯を食べた回数は片手で足りるほどしかない。

机の上が物で溢れていて使えないわけではない。
埃っぽいから食べていないわけでもない。
他に食事をするための机があるわけでもない。

机を汚したくないのだ。
机が汚れることが嫌。たったそれだけの理由で3年弱もの間、スツールの上で食べたり立ったまま食事をとっているのだ。
こんなにも立派な机があるのに。改めて考えるとどうかしている。

もちろん当時はご飯を食べることも想定して購入したのだが、3年弱もの期間ここで食事が行われることはほぼなかった。
この机の上で食事をするということ自体が私にとって非常事態であるといった状態である。

当時の自分としては奮発して購入した。デカい机。
日常の全てをここでするために購入したにもかかわらず、購入当初に想定した使い方は全くできていない。

「デカくて、強くて、速くて、重くて、強いもの」が大好きな生粋の男の子である私は、この机に対して並々ならぬ思いを持っている。こいつをとても愛している。
そんな愛している机が汚れてしまうことに耐えられない。

また、他にもステッカーを貼れないという症候群がある。

好きなアーティストのアルバムを購入したときについてくるステッカー。
アパレルショップや古着屋で一目惚れして買ったステッカー。
整髪料を購入したときにもらえたステッカー。
友達からもらったステッカー。
それらがとてもとてもとても溜まっている。
どれも大事で大切で大好きで、だからこそ使えない。

最近なんとかPCスタンドに貼ることができるようになったが、面積も限られている。
しかし、シールは無限大。全て、もったいないと思ってしまうことが原因である。

では、なぜ本日改めて私の悪癖を嘆いているのか。

買ったばかりのタバコを道路に落としてしまうという最悪な出来事が、そんなもったいない卿でもったいない狂である私を襲ってきてしまったからだ。

まだ一本も吸っていない。
フィルムを剥がしてもいない。
正真正銘、買ったばかりのタバコ。

本気でオーマイガーである。

歩道橋の上から落としてしまい、取りに行くこともできない。
たかが数百円だが、笑って忘れることなどできない。
笑って忘れることができていたら、私の人生はなんかもっと上手くいっていただろう。

もったいなさすぎる。

もったいない卿である私がこの出来事に無理矢理にでも意味を見出すとすれば、これからもったいないと思うことを減らしていけということだろう。

まずは机で夕飯を食べるところからかな。
では、また。

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