TRPGシナリオ紹介 その5
シナリオの作者は流音。
つまり、自作!
TRPGのシステムはアンサング・デュエットです。
ちなみに、月の素材は借り物です。
ありがとうございますー!
データが吹っ飛んだり、巨大な穴が見つかったりしない限り、
3月14日に公開予定です。
以下、公開情報。
アンサング・デュエット
「幸せは空にうかぶ」
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所要時間:90分
シナリオの公開:OK
シフターの作成:どちらでもOK
推奨する関係性:あと一歩踏み込めなくて本音が言えない仲
異界の発生原因:揺らぐことがない無上の悦びに包まれたい欲求
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ふたりは幸運だ。
絶えない悦びが約束された楽園に、行ける権利を手に入れたのだから。
電車に揺られて辿り着いた雪降る港町には、
狭く迷路のような路地、ひねくれたトタン屋根が連なる家々。
そして、月に行ける奇祭があった。
あと一歩が踏み出せないあなたと、それを受け止めたい君へ
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このシナリオは、雪が浅く降り積もる、
奇妙に捻じくれ古びた港町が舞台です。
辺りは緑の燐光を放つ火の粉が漂い、
雲の隙間から覗く満月はいつにもまして魅惑的に映ります。
この異界をふたりで歩き語らいながら、互いを支え合って進みます。
■あらすじ(プレイヤー向け)
このシナリオでは、シフターとバインダーがふたりで遊んだ帰り道で、
異界に囚われることになります。
シフターからバインダーを誘って遊んだ日、
帰りの電車が見知らぬ駅名──終点『汪港町』(おうこうちょう)を
告げて止まってしまいます。
降りた駅は、潮風の香りがする小さなホームでした。
粉雪が舞い、肌寒さを感じます。
電車の運転手はふたり以外の乗客に”祝祭”への参加希望を聞き、
彼らは当たり前のように参加を希望して降りていきました。
取り残されたホームで、ふたりがその駅員から事情を聞こうとすると、
彼は突然笑いながら走り出します。ひどく嬉しそうな様子です。
シフターもおぼつかない足取りで、何かを見つめながら歩き出し……。
ふたりは見慣れない景色のなか、互いを支え合って脱出を目指します。
本作は「どらこにあん」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『アンサング・デュエット』の二次創作です。
(C)Fuyu Takizato / Draconian
(C)KADOKAWA