1週間で100マッチした人のパイオニア環境&ナヤウィノータ解説
0. 前書き
はじめまして、ryuumeiです。
簡単に自己紹介しますと、2013年のテーロス発売からMagic OnlineでMtGを始め、大半をオンラインでプレイしている競技志向のプレイヤーです。
実力としては、たびたびPTQに参加し、たまにTop 8に進出し、ごくまれにPTQを優勝するもののPTではいいとこ無しといったぐらいです。
テーブルトップのPTが帰ってきたことと、フォーマットがMTGアリーナでプレイできずMOでしかできないパイオニアということで嬉しくなってしまい、4/2~4/9で気づけばMOでパイオニアを102マッチプレイし、その中でナヤウィノータを64マッチもプレイしてしまったので、そこで得た知見を記事としました。
本格的なパイオニアシーズンは7月以降であり、今月の「ニューカペナの街角」リリースにより確実に環境が変化しますが、来週のパイオニア神挑戦者決定戦に出られる方や、今のうちにパイオニアの勉強を始めてライバルと差をつけたいといった方の参考になれば幸いです。
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1. パイオニア環境について
今のパイオニアはどんなデッキが勝ってるの?と気になった方は、まずMTG Goldfish(https://www.mtggoldfish.com/metagame/pioneer#online)を見に行かれると思いますが、現在のパイオニアは非常に多種多様なデッキが存在し、結果を残しています。
実際に私が102戦(リーグ95戦、プレリミナリ7戦)で対戦したデッキ分布が下表で、「その他」の中にはなんと25種類のデッキが存在し、上位8種と合わせて計33種のデッキと対戦しました。
表1:102戦で対戦したデッキ分布
その中でも、強力なデッキやシェアを伸ばしているデッキがありますので、上位8種を簡単に紹介します。
・赤単
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4709644#onlineより引用)
もっとも数が多く、確かな強さを持ったデッキです。単色故の安定感・速度を持ち合わせており、どんなデッキ相手でも勝ちうる点が魅力です。
上記リストはバーンに寄った構成ですが、パイオニアには赤の優秀なカードが多いため、ゴブリンの鎖回しやトーブランなどメタゲームに合わせたチューンもできます。パイオニアの大会にでるならまず対策必須のデッキと言えるでしょう。
・青白コントロール
(https://www.mtggoldfish.com/archetype/pioneer-azorius-control#onlineより引用)
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4709655#onlineより引用)
こちらも数が多く、放浪皇・白行進・告別の加入で一躍強力なデッキとなりました。ヨーリオン有りの形と無しの形がありますが、どちらも採用されるカードの種類に大きな差はないようです。
コントロールデッキは門外漢なので詳しく語れませんが、赤単と対極のデッキとして対策は必須です。
・赤黒ミッドレンジ
(https://www.mtggoldfish.com/archetype/pioneer-rakdos-midrange#onlineより引用)
アグロ、コントロールと続いてトップメタの一角を占めるのが赤黒ミッドレンジです。除去・ハンデス・優秀なクリーチャー・PWに加え、優秀な能力土地も揃っている強力なデッキです。
対アグロにはコントロールとして、対コントロールにはアグロとして立ち回りたいのがミッドレンジですが、引きムラがあるのが弱点でした。その弱点がキキジキ英雄譚で緩和されており、今後もミッドレンジ代表として警戒が必要です。
・パルへリオンコンボ
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4729058#onlineより引用)
アグロ、コントロール、ミッドレンジときてコンボデッキも強力なのがパイオニアです。神河で登場した≪大牙勢団の総長、脂牙≫でパルへリオンを釣り上げるコンボデッキです。まだ大会で大きな成果を残してはいませんが、リーグではかなり増えていて、実際に対戦して結構負けています。
上記のリストはマルドゥですが、猫戦車や忌まわしい回収を採用したアブザン、信仰の繕いを採用したエスパーとも対戦したことがあり、まだまだ開発中のデッキでありながら確かなポテンシャルを感じます。
・ナヤウィノータ
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4709659#onlineより引用)
スタンダード・ヒストリックでも活躍したウィノータデッキですが、パイオニアでも健在です。
パイオニアでは1マナのマナクリが8枚採用でき、マナ加速からキキジキ英雄譚・猫戦車を出し、ウィノータでフィニッシュを決めます。ウィノータの「当たり枠」としては≪粗暴な聖戦士≫と≪トヴォラーの猟匠≫が採用されており、その他にケンリスや刃の歴史家を採用したリストもあります。
ナヤウィノータについては、詳しい解説は後述します。
・赤黒サクリファイス
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4709646#onlineより引用)
今までパイオニアではジャンドサクリファイスが主流でしたが、神河からの新戦力により赤黒2色にまとめたリストが増えており、≪波乱の悪魔≫の爆発力は健在です。カーンの採用やジェガンサ型など、様々な試行錯誤がなされている段階で、今後の発展が期待されるデッキです。
・青赤フェニックス
(https://www.mtggoldfish.com/deck/4709647#onlineより引用)
パイオニア黎明期から活躍し続けているのが青赤フェニックスです。最近ではパズルの欠片から感電の反復+探査タイムワープコンボを揃えるギミックが標準搭載されており、コンボにより特化したリストもあります。
また、≪氷の中の存在≫は非常に強力なカードですが、青白コントロールや赤黒ミッドレンジなど有効でない相手が増えてきたため、採用枚数が変動しているようです。
・ロータスコンボ
(https://www.mtggoldfish.com/archetype/pioneer-hidden-strings#onlineより引用)
こちらもパイオニアで長く生き残っているコンボデッキです。
少しずつアップデートがなされており、最近では母聖樹の獲得によりサイド後の致命的な対策カードを対処できるようになっています。
2. ナヤウィノータについて
こちらが私が回している現在のリストです。
(https://www.streamdecker.com/deck/Awf9qeYE9)
ナヤウィノータと聞くと、「クリーチャー並べてウィノータを出すコンボデッキ」、「ウィノータが除去されたら脆い」といったイメージを抱きがちですが、パイオニアのウィノータは単体で弱いカードが少なく、ウィノータに備えて除去を構えている相手には、復活の声・猫戦車・マナ加速からのトヴォラー素出しといった裏目を用意できるため、「ウィノータによるコンボデッキ」というより、「一撃必殺があるアグロミッドレンジ」といったデッキになっています。
2-1. メイン構築
・必須枠
1マナエルフ 8
猫戦車 4
ウィノータ 4
トヴォラーの猟匠 4
これらのカードはデッキの核であり、減らすことはありません。
・2マナ域の選択
マナエルフが出せなかったとき・除去られたときに2ターン目パスを避けたいため、2マナ域は8~10枚採用したいです。
≪復活の声≫ 4
デッキの各カードとシナジーする優秀な2マナクリーチャー。ほぼ必須枠です。
・ウィノータを誘発させる非人間クリーチャーであり、除去されてもトークンが出るため場もちがいい。
・ウィノータにインスタントの除去を打たれてもトークンを出せる。
・猫戦車でトークンがコピー可能。
・クリーチャーがたくさん並ぶデッキのため、トークンのサイズがすごい。
≪裕福な亭主≫ 3
追加のマナ加速です。猫戦車やトヴォラー早出しのために一定枚数ほしいですが、マナクリを入れすぎるとデッキが弱くなるため、最適な枚数は要調整です。
≪スレイベンの守護者、サリア≫ 2
自分のデッキで影響をほとんど受けず、ウィノータに対して除去を構えづらくさせる他、青赤フェニックスやコンボデッキへの耐性がつきます。2マナ域で一番弱いため、メタゲーム上有効なデッキが減ったら抜きたいです。
・不採用だった2マナ域候補
≪無私の霊魂≫、≪徴税人≫、≪漁る軟泥≫
それぞれメタゲーム次第で採用候補となります。青白コントロールやミラーマッチが増えるようであれば≪無私の霊魂≫、青白コントロールや除去ミッドレンジが流行るようであれば≪徴税人≫、青赤フェニックスや墓地コンボが流行るようであれば≪漁る軟泥≫をメインorサイドに用意するとよいでしょう。
・ウィノータの当たり枠の選択
≪粗暴な聖戦士≫ 3
ウィノータに対しては、除去を構えるだけではなく、ブロッカーを並べてチャンプアタックを強いるのが対策の一つとして有効です。
そこでブロッカーを排除できる≪粗暴な聖戦士≫が当たり枠として優秀で、素引きした時も通常プレイが容易です。また、忘れがちですが狼男のためトヴォラーとシナジーがあり、裏面は非人間のため、ウィノータの誘発要因ともなります。
メタゲームによって枚数は変動しますが、コントロールが多いなら2、クリーチャーデッキが多いなら4もあり得ます。
≪精鋭呪文縛り≫ 1
優秀なカードですが、主に重いデッキに対して有効なカードであり、パイオニアは軽いデッキが多いため、メインは1枚です。
有効な相手には何枚でも欲しいので、サイド後含めて3枚以上は用意したいカードです。
≪トヴォラーの猟匠≫ 4
最大の当たりであり、フィニッシャーです。引いてしまってもマナ加速から出すことがプランとなることが最大の魅力です。
・不採用だった当たり候補
≪帰還した王、ケンリス≫、≪刃の歴史家≫、≪アングラスの匪賊≫
いずれも単体で弱く、デッキの安定性を下げます。ケンリスは青赤フェニックスの稲妻の斧で落ちてしまうのが惜しいです。
・3マナ域の選択
≪鏡割りの寓話≫ 3
マナエルフから2ターン目の能動的な動きに最適です。マナ加速・非人間の用意・ウィノータを探すとすべての能力がデッキにあっていますが、3マナ域を増やし過ぎるとデッキの動きに支障が出るため3枚です。キキジキで復活の声をコピーするとエンドにトークンが残るのでお得です。
・不採用だった3マナ域候補
≪ゴブリンの熟練扇動者≫、≪砕骨の巨人≫、≪傑士の神、レーデイン≫、≪スカイクレイブの亡霊≫
いずれも有効な相手とそうでない相手がハッキリしているため、メタゲームによっては採用されると思います。≪スカイクレイブの亡霊≫は小道ベースのマナベースでは≪鏡割りの寓話≫との共存は厳しいため注意しましょう。
・マナベース
タップインが許容できないデッキのため、アンタップインする小道+ギルドランドのマナベースとなります。
現状のマナベースは、緑17白15赤14となっており、3ターン目までに3色すべて欲しいため、緑を多めに、赤と白は均等に組むのがよいと思います。
≪反逆のるつぼ、霜剣山≫はデッキにとてもマッチしているのでぜひ1枚採用したいです。
2-2. 各マッチアップの相性
4/2~4/9で64戦ナヤウィノータを回した結果をまとめたものが下表になります。
母数が少ないながらも、実際のゲーム展開を踏まえながら各マッチアップの相性を見ていきたいと思います。
表2:ナヤウィノータの各マッチアップ勝率
・VS赤単
VS赤単の勝率は6勝2敗で75%となります。特に前章で紹介したバーン寄りの赤単には6戦6勝であり明確に有利と言えるでしょう。
有利な要因ですが、赤単はメインからウィノータを除去できるカードがないことに加え、猫戦車・トヴォラーにも有効な回答がないため、ウィノータ側は4マナ以上のカードを出すだけで優位に立ち回れます。
赤単側は早いターンの猫戦車・トヴォラーが厳しいため、マナクリに火力を使ってしまうことが多いですが、ゲームを長引かせてもウィノータとのトップ勝負は不利になるので、早期にライフを詰めるプランをとったほうがよいでしょう。
一方で、2敗した赤単には両方とも鎖回し・フェロキドンが採用されており、明確にウィノータを意識した構成になっていました。
特に鎖回しは直撃を防ぐことができないため、赤単でウィノータに勝ちたいのであれば複数枚メインに採用することで相性が改善されますが、ウィノータ以外のデッキにはただの3/3になることも多いので難しいところです。
・VS青白コントロール
VS青白コントロールの勝率は4勝2敗で66.7%です。数字上は勝ち越していますが、どのゲームもギリギリ攻め切ったorギリギリコントロールし切られたもので、相性は五分と感じています。
詳細な対戦結果は下表の通りで、全てのマッチで3ゲーム目までかかっており、メイン勝率・サイド後勝率もほぼ均等です。
表3:VS青白コントロールの対戦結果
ヨーリオン型に対する勝率がよくないですが、ヨーリオンで負けた試合はなく、ヨーリオン型には≪サメ台風≫がフル投入されていることが多かったことが要因と思われます。
≪サメ台風≫がキツイのは意外と思われるかもしれませんが、構えてきた相手に対し、展開を抑えてビートしていくときに、エンドに大きなサメを出されてこちらから動くことを強要される展開が負けパターンとなります。
・VS赤黒ミッドレンジ
VS赤黒ミッドレンジの勝率は5勝2敗で71.4%です。赤黒ミッドレンジは、メインからインスタントタイミングでウィノータを対処するカードが少なく、猫戦車やトヴォラーといったカードが単除去に強いため、メイン戦はウィノータが有利に立ち回れます。一方でサイド後はウィノータへの対処手段が投入されるので、お互い真っ向勝負となり有効牌をより多く引いたほうが勝つ消耗戦となるため、五分になる印象です。
メインウィノータ有利、サイド後五分のため、総合的にはウィノータが少し有利だと思います。
・VSパルへリオンコンボ
VSパルへリオンコンボの勝率は2勝3敗で40%と明確に不利です。
不利な要因としては、パルへリオンコンボの速度が速いため、猫戦車・トヴォラーでのビートでは間に合わず早いターンのウィノータしか勝ち筋がない点と、パルへリオン側は除去とハンデスで妨害してくるのに対し、ウィノータ側はパルへリオンコンボに干渉できない点です。
当たった時はサイドに墓地対策を全くとっていなかったため負け越してしましたが、≪安らかなる眠り≫を採用してからまだ対戦していないため、どの程度相性が改善されたかは不明です。
・VSナヤウィノータ(ミラー)
VSナヤウィノータ(ミラー)の勝率は1勝4敗で20%で惨敗です。ウィノータミラーでは、猫戦車・トヴォラーはお互いの場にクリーチャーが並びあうので決定打にならず、ウィノータでしか決着がつきません。
実際に相手が先にウィノータを通した回数がそのまま勝率に反映されており、メインは完全に五分、サイド後はウィノータへの対処札をたくさん入れるぐらいしか対処法がありません。
唯一≪無私の霊魂≫がサイド後の相性を大きく改善できる可能性があり、霊魂を出してる側が一方的にウィノータを通すことができるので、ミラーで差をつけたい場合は霊魂がオススメです。
・VS赤黒サクリファイス
VS赤黒サクリファイスの勝率は4勝1敗で80%と明確に有利です。≪波乱の悪魔≫がキツイため不利なように思われがちですが、逆に≪波乱の悪魔≫以外のカードでは負けないため、≪波乱の悪魔≫さえ引かれないor対処できれば勝ちます。また、ジャンドサクリファイスと異なり、≪パンくずの道しるべ≫がないため、≪波乱の悪魔≫が出てくる確率が低いのも勝率が高い要因の一つです。
実際の対戦結果は下表のとおりですが、メインは≪波乱の悪魔≫が対処できず負け、サイド後は≪波乱の悪魔≫を対処して勝ちと非常にわかりやすい結果となっています。
表4:VS赤黒サクリファイスの対戦結果
・VS青赤フェニックス
VS青赤フェニックスの勝率は1勝1敗で50%です。正直対戦数が少なくて有利不利はわかりませんが、対戦のカギとなるのは間違いなく≪氷の中の存在≫です。
青赤フェニックス側は≪稲妻の斧≫でウィノータに干渉できるものの、単除去がメインのため猫戦車・トヴォラーを対処しきることは難しく、≪氷の中の存在≫なしではドロースペルをうっている間に攻め切られてしまう展開が多いです。一方でナヤウィノータ側は、メインに≪氷の中の存在≫を対処できるカードがないため、2ターン目に置かれるだけで絶望的ですが、サイド後は≪氷の中の存在≫を対処できるカードを投入できるので、勝負しにいけるといった展開になります。
・VSロータスコンボ
VSロータスコンボの勝率は3勝1敗で75%で有利だと考えています。
基本的に速度ではウィノータのほうが上回っておりロータスコンボ側からの干渉はほぼないことに加え、サイド後は≪弁論の幻霊≫や≪耳の痛い静寂≫を採用できるため、猿からの最速コンボ以外では負けないと思います。
2-3. マッチアップ相性を踏まえたサイド構築
前項で書いたマッチアップ相性を踏まえ、ナヤウィノータのサイドボードをどのように構築したかを本項で説明します。サイドボードの基本として、有利なマッチでは如何に負け筋を減らすか、不利なマッチではどうすれば勝ち筋を見いだせるプランを作れるかを重視します。
・VS赤単
VS赤単は前項で説明したように、ナヤウィノータ側が有利なマッチアップです。ロングゲームになればナヤウィノータが有利になっていくので、赤単側は短期決戦を仕掛けてきます。
序盤でライフを削られ過ぎて後半火力で詰められるのが唯一の負け筋になるため、レッドキャップや溶岩コイルのような序盤のライフを守る除去カードをサイドに用意することで盤石になるでしょう。
・VS青白コントロール
VS青白コントロールは五分のマッチアップです。相手にさばき切られないように脅威を展開し続けることが大事であるため、追加の≪精鋭呪文縛り≫やPWを投入することで押し切る展開を目指します。
・VS赤黒ミッドレンジ
VS赤黒ミッドレンジはメインは有利ですが、サイド後は五分の消耗戦となるマッチアップです。VS青白コントロールのように追加の脅威に加え、カリタスやキキジキのような致命的なクリーチャーを除去できるカードを投入して消耗戦を乗り越えるプランを目指します。
・VSパルへリオンコンボ
VSパルへリオンコンボは明確に不利なマッチアップです。まともにやっていては勝てないので、致命的な墓地対策と≪大牙勢団の総長、脂牙≫を除去するカードで速度を遅らせてウィノータを決めにいきます。
・VSナヤウィノータ(ミラー)
ミラーはウィノータでしか決着がつきません。そのため、サイド後はウィノータを阻止するカードをフル投入し、先にウィノータを通せるように祈ります。
・VS赤黒サクリファイス
VS赤黒サクリファイスは≪波乱の悪魔≫以外のカードで負けることは殆どない有利なマッチアップです。そのため、≪波乱の悪魔≫を対処できるカードをフル投入することで負け筋を減らし、猫戦車・トヴォラーによるミッドレンジプランによる勝利を目指します。
・VS青赤フェニックス
VS青赤フェニックスは≪氷の中の存在≫をめぐる攻防になります。サイド後は≪氷の中の存在≫を対処できるカードをフル投入することで負け筋を減らし、猫戦車・トヴォラーによるミッドレンジプランによる勝利を目指します。
・VSロータスコンボ
VSロータスコンボは速度的に有利なマッチアップです。サイド後はさらにコンボの速度を遅らせる妨害を追加し、負け筋を減らしましょう。
以上が主要なマッチアップへのサイドプランとなります。再掲となりますが、以上を踏まえたサイド構築が画像の15枚です。
(https://www.streamdecker.com/deck/Awf9qeYE9)
サイドボードは15枚までしか用意できないので、8種類ものデッキにサイドプランを用意するために1種類のサイドカードを複数のデッキへ投入する、本来サイドカードである≪精鋭呪文縛り≫を1枚メインに移すなどの工夫が必要であり、そこが悩ましいところでもあり楽しいところでもあります。
本記事の内容は以上になります。
ここまで読んでいただけた方はありがとうございました。
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