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fxのコンビ足(はらみ足)とは|プライスアクショントレード完全解説
5分足スキャルピングの手法を極めたい方へ、この度無料のメルマガで徹底講義プログラムを開始いたしました。
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fx本である5分足スキャルピング/著書ボブボルマン に出てくるコンビ足についてここでは解説していきます。
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コンビ足について解説しているサイトはあれど、大半が一部間違い・本質を理解していない所ばかりなので、こちらの記事を熟読して正しい理解と知識を深めて行ってください。
又、本当に重要な事を記載しているので部分的な情報抜粋は読者さんにとって逆効果になりますので、どうか最初からきちんとお読みください。
間違いなくあなたのトレード人生においてプラスになる記事である事をここにお約束いたします。
fxにおけるコンビ足とは
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白:陽線 黒:陰線
コンビ足とは基本的にローソク足2本~からなる形で、パワーバー(もしくはそれに近い大きめの足)の後にはらみ足が続くパターンの事を言います。
この組み合わせには様々な形はありますが、どれも基本的な意味合いは一緒です。(はらみ足・インサイドバーとも言う)
パワーバーの先端価格(陽線なら高値圏・陰線なら安値圏)に近い位置で終わる次の足(はらみ足)が確定すると、それは大なり小なり圧力を溜めているという事をまずは覚えておきましょう。ここからはその理由を解説していきます。
コンビ足で大なり小なり圧力が溜まる理屈
コンビ足はどうしてその形になると圧力が溜まっていると言えるのでしょうか?
それはローソク足の動きを理解する事で、そのメカニズムの理解に近づいていく事が出来ます。
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例えば上記左側にあるコンビ足が現われた場合、コンビ足部分を下位足チャートで見てみると、その内容は1番から3番のいずれかの動きをしている事は間違いありません。(4番の足の部分は赤い丸部分を指している)
コンビ足には様々な形がありますが、今度は仮に上髭があった場合はどうでしょうか?
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今回は上髭があるので、細かい内容的にはもしかしたら5番のような動きになっているかもしれませんね。
結局の所価格はもみ合う事で圧力が溜まります。
よってここで重要なのはその内容を気にするのではなく、コンビ足は
パワーバーは圧力の方向を示している
はらみ足は圧力を溜めている(価格がもみ合っているので)
これを理解する事が重要なんです。
そしてこのはらみ足は具体的なエントリーシグナルにもなり、プライスアクションのみでトレードをするのであれば重要なサインでもあります。
はらみ足は圧力を溜めていますから、はらみ足が3本・4本と続いたコンビ足はさらに圧力が溜まっている事を表しています。
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コンビ足の理想形
1:はらみ足の実体の色は、中立を示す同時線・横棒でなければ、パワーバーの色と同じになっている事が望ましいです。そして2本以上連続したはらみ足から形成されるコンビ足は、最後のはらみ足がパワーバーと同じ色になっている事が望ましいです。
2:ブレイクする方の先端(高値もしくは安値)が同じ・ほぼ同じ価格だと尚良いです。
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ここで紹介したコンビ足はあくまで理想形であり、コンビ足にとって必須条件ではありませんので、予備知識として記憶しておいてください。
コンビ足の仕掛けタイミングとその理由
コンビ足を元にプライスアクションで売買タイミングを決めるのであれば、コンビ足のエントリーポイントは明確です。
1:はらみ足をブレイクした時
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2:パワーバーをブレイクした時
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二つの仕掛けポイントがありますが、パワーバーの先端をブレイクした時にエントリーが最もおすすめです。
状況にもよりますがその理由としてあるのが、下記の通りエントリーしてもすぐ先のパワーバーの先端価格が抵抗になる可能性があるからです。
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実はどちらも一長一短で、はらみ足ブレイクで仕掛けるとリスクリワードは改善出来ますがその分勝率は落ちます。
対してパワーバーブレイクで仕掛けるとリスクリワードは低下しますが勝率は上がります。
最も無難で安全なのはパワーバーをブレイクした時ですので、まずはそこから始めると良いでしょう。
次に最も重要な事を教えていきますが、読んでいて少し「ん?」って混乱している方は今一度最初から読み返し、落ち着いて理解出来てから読み進めましょう。
コンビ足を根拠に入れてトレードして良い状況とは
コンビ足は大なり小なり圧力は溜まっている状態ですが、単にコンビ足をブレイクしたからといってトレードするのはお勧めできません。
トレードというのは常に複合的に判断する為、必ず全体の状況や方向性を確かめ、コンビ足はその上でエントリータイミングを測る為のツールに過ぎません。
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コンビ足の使い方が詳しく記載された5分足スキャルピングを元に解説するならば、上記の様な状況の時、コンビ足はピンポイントで最高のブレイクタイミングを測る事が出来ます。
そして先ほど触れましたが、パワーバーをブレイクした時に仕掛けるのか、はらみ足をブレイクした時に仕掛けるのか、その違いについて触れましたね。
上記チャートではパワーバーと共にはらみ足の高値も大きなパターンライン(赤いライン)の一部になっているのがお分かりいただけるでしょうか。
こういう状況の時に赤いライン(はらみ足しかり)を上にブレイクするという事は
はらみ足
パワーバー
それまで意識されてきたポイント
これらが一緒にブレイクするという意味になっています。
(ブレイクの真骨頂は価格が大きく動くスウィートスポットを引き当てる事にあります。今回はコンビ足出現でスウィートスポットは赤ラインという根拠がより強まった好例です)
コンビ足は単独では機能せず、全体の状況と照らしあわせて使う事でとても強い武器になります。
ここでもう一つ、コンビ足が絶好の仕掛けタイミングになる簡単なイメージをご紹介いたします。
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まず最初に1番から唐突に始まったブレイク(2)と言うのは、レンジ上端ラインから離れた所から始まっているので、私達高勝率のブレイクトレーダーは基本的にスルーが正解です。
次にもう少し圧力を溜めてレンジ再ブレイクを待つわけですが、そこにコンビ足が出現しました。
高値はレンジラインと揃っていて、コンビ足はそれ単体でも圧力を溜めているので、圧力が溜まった状態で再ブレイクという理想の流れに。
この時心強いトレード根拠にあるのが、やはり2番のブレイク後に再ブレイクの流れになるという事は、売り勢よりも買い勢が優勢という根拠にも繋がってきます。(売りが優勢ならば1番を切り下げるほど価格が落ちるがそうはなっていない)
そこでコンビ足が出現すれば、それは圧力の方向性を示しており、同時に圧力も溜めています。
実際のチャートでもこのような形になるのはよくある事なので、是非とも覚えておいてくださいね。
プライスアクションの理解を深める予備知識
コンビ足の特性とその中身の大まかな動きは理解出来ましたでしょうか?
コンビ足もそうですがプライスアクションの理解を深めると、異なる時間足を引っ張り出してきて複雑な分析をせずとも、5分足一枚で現在の相場状況を読み解く事も可能になってきます。
ここからはコンビ足を用いてその一例をご紹介いたします。
まず、上昇の流れがあった場合、1番をポールとして考えた場合その後高値圏で価格が維持されている状況は強気サインになります。
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売りは逆の形。
これは通常ブルフラッグと呼ばれる形でもあり、1番のポールの方向への継続を示唆する状況とも言えます。
この時は買いが有利な状況なのですが、上記のチャート形状を見て、何か思う事はないでしょうか?
そう、上位足でこのチャートを見れば実はコンビ足に似た形になっているんですね。
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っと言う事は、コンビ足も実は単体で直近の強気サイン・弱気サインになっている。
こう伝えればお分かりいただけるでしょうか。
コンビ足は全体の状況や方向性と合っている時に有効的に使えるプライスアクション分析です。
再度下記のチャートをご覧ください。見え方が・感じ方が変わっていると思います。
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大きい丸部分・チャート全体で強気サイン=買い有利。
1番から続くブルフラッグの調整は継続を示唆している。
ラインブレイク直前にコンビ足出現。圧力も溜めておりコンビ足=直近のミクロ視点でも尚買いが有利。
いよいよブレイク。
コンビ足だけではなくプライスアクションの本質を理解すれば、チャートが今どういう状況なのか?どこでエントリーするのが最も優位性が高いのか?という自分なりのトレードを組み立てる事が出来ます。
プライスアクション(値動き)だけでチャートは読み解け、本来インジケーターは必要ないんです。(インジケーターはあくまで便利ってレベルなだけです。)
これをキッカケにプライスアクションへの理解を深めていくと、よりいい成績に繋がって行く事は間違いないと言えます。
以上、fxのコンビ足(はらみ足)とプライスアクションの解説でした。
私の5分足スキャルピングの独自解釈と手法は下記の記事をご覧ください。