【CL2025東京:TOP16】ルギアVSTAR+チラチーノ~地底からもう一度世界へ~【デッキ解説】
1.はじめに
■自己紹介
noteでは久しぶりですね。
都内でポケモンカードで遊んでいます、りゅーてぃです。
最近引っ越してしばらくバタバタしていましたが、ようやく落ち着いてきました。
2024シーズンの公式大会ではシティリーグ準優勝とTOP4が1回ずつ、大型はさっぱりの、特に何も起きない苦しいシーズンでしたが、負けることはよくあることだし夢を叶えて無敵なのでなんやかんや私生活を大事にしながら楽しくポケモンカードを続けています。
筆者の大型大会の過去の戦績です。
諦めずに続けていれば、いずれ自分の番がやってくるが信条。
WCS2024は家で興奮しながら見ていました。
ポケモンの世界大会、やはりいいですね…
何度でも挑戦したくなるような魅力に溢れている…。
■CL2025東京について
さて、WCS2024の余韻も冷めぬそんななか、ついに開催された新シーズン初の大型公式大会、CL2025東京。
自分に関しては落選だったものの、普段よく練習してくれているなら君とリアさんが当選!嬉しすぎる。
しばらくお留守番が続くかもしれない状況でも夢を見ることができる。
いつも楽しくやれていますが、今回はいつも以上に熱を入れてやれていたと思います。自分は不参加なのがかえって良かったかな(❓)
さて、結果のほどは…
相当よくできてる!
なら君は連続で次回CL優先権獲得だし、リアさんに関しては地底当選から一気にJCS権利まで獲得。
2人とも凄すぎる。本当にありがとう。
配信卓、痺れたね。
自分ならあのプレイできたかって言われると自信ない。上手すぎて大声。
大半はプレイヤー本人のセンスと努力によるものではある、というのは大前提として、今回リアさんが使用し、見事TOP16の戦績を収めた【ルギアVSTAR+チラチーノ】デッキに関して、解説を行います。
もちろん全文無料ですし、このツイートをリポストしても何も起きません。かかってこい。
↑なんとリアさんから振り返り記事がもう上がっていました!
自分のよりまずはこちらをお願いします。配信と一緒に見ると味わい深いですぞ。🤓
2.メタゲームの分析とデッキ選択理由/調整過程
■3週間前:【タケルライコオーガポン】が強すぎる
CL東京2025を見据えた調整を開始したのが8月末~9月頭の週の土日からで、リハビリも兼ねてその際にメタゲーム上のデッキを一通りテストした際、以下の感想を得ました。
引用:ポケカデータバンクさん
■3週間前:【ルギア】【サーナイト】が良い
調整初期にしてかなりの絶望感を覚えたのを思い出しました。
きょくらいごう君、強すぎにつきかなりのデッキを消しています。
このデッキを高く評価する以上は、これにある程度勝てると思えるデッキでないと一貫性が保てず、席に座るのは難しいと考えていました。
非ルール高打点の押しつけ、3-6からのリターンエースが可能なデッキとして【ルギア】【サーナイト】を良いデッキとして位置づけました。
環境初期はこの考えで、後から出た疑問点やシティリーグ等の結果、流行りの戦術などはその都度検証を進めていました。
【サーナイト】に関してはどう考えても選手二人の方が詳しいので任せていました。
~そのあとの流れ~
■2週間前:【リザードン】実は結構やれるんじゃないか?
なんやかんや普通に強い組ではあるし、対ライコも最初は不安だったけれどプレイの慣れ、ロストスイーパー等のカードでかなり押し返しが効くためやはり侮れない…。最終的に【タケルライコオーガポン】にブライアを妥協的に採用させるまでになりましたね。
浮きやすいペパーの3.4枚目としてカキツバタも試しましたが、この使用感もかなり良好でした。
・初動として悪くない働きをしてくれること。
・ペパーのどうぐ枠は早めに枯れてしまうため、フルスペックの性能は発揮しづらいが、そういった場合でもカキツバタなら問題ない。
・終盤は2進化ポケモンの価値が高く、それに直接触れる可能性があり結果的に手に強いカードが加わりやすい。
あたりのかなりの好感触。どこかで使いたいな。
初週に比べると全然評価は悪くなかったけど、着手の遅さ、あるいは不利マッチの多さで断念したのかな?。この辺は選手の二人に聞いてください。
■1週間前:【トドロクツキ】はどうだろう?
「オーリムに勝てるオーリム」といえば鉄板はこれ。
(※これの直前、ラティアスexがリリースされた当日に、「オーリムに勝てるオーリム」を目指して、お誘いされた練習会にウキウキで持ち込んでウガツホムラ軸の古代デッキの試運転をしました。結論から言うと、大失敗…
この話はまたどこかで…)
シャリタツを入れたタイプ、初動の厚さを増しているとは言いづらいが、要所で押し返しを防ぐジャッジマンを打つための再現性を上げるのにかなり役に立ってくれた。ここはかなり好感触!。
ただ、ターボデッキ同士のマッチアップで後1からの殴りが強いとされているのに実際にはバトル場のライコを「くるいえぐる」で倒せねばならず、それをスナノケガワで迎撃された際にグッズによる裏呼びがマストになってかなり苦しいゲーム展開になりがち。これを何回もやるのは厳しい。
とか言ってたら新しいデッキを探す時間は終わっていました。
ほならば、やはり本命をしっかり仕上げるしかないな…
幸い週末はいつもお世話になっている一日中回せる対戦会があるし、普段使いしている構築はあるが、新しく試したいカードもあるし気になっている部分は改めてそこで仕上げよう、となりました。
■5日前:【ルギア】を再度調整
①レジドラゴ 〇
②ピジョドラパ 〇
③ブリジュラス 〇
④ニンフィア ×
⑤タケルライコ 〇
⑥サーナイト 〇
⑦ルギア ×
⑧サーナイト ×
⑨ソウブレイズ 〇
⑩リザードン ×
⑪ルギア 〇
⑫サーナイト 〇
⑬トドロクツキ 〇
⑭リザードン 〇
⑮リザードン 〇
⑯リザードン 〇
おひょぴょー!やっぱこれよ!
デッキ困ったらいつでもルギア船に乗りな!!!待ってるぜ!!!🏴
と、ルンルンで帰宅。
この日の調整で色々な人と意見交換・テストをしながら普段使いのデッキを少し修正し、デッキの原型が完成しました。
3.デッキの詳細解説
■デッキリスト
前置きが長くなりました。
自分が今回のCL2025東京に向けて考えていたルギアVSTARデッキの原型となる形がこちらです。
・《オーガポン いどのめんex》
・《ミストエネルギー》4枚目
・《ジャミングタワー》
このあたりが変動性のある枠
他はあんまりもう動かんのかなと思います。
※採用アタッカーによっては《ダブルターボエネルギー》4枚推奨
リアさんは本番では
・ミストエネルギー4枚目 ⇔ ネジキ/クレッフィ
・博士3枚目 ⇔ ゼイユ1枚目
にしていました。わかりゅーてぃ。
■基本的なカードの解説
・《ルギアV》《ルギアVSTAR》:4-3
前後にルギアを置いてかぜよみしてストームダイブでサイドを進めるのが結局一番強い。このゲームにはルール上スタートポケモン抽選が存在する事もあり、ボールでは現物の代わりにならず、現物を最大枚数積むことでしか序盤のお約束は達成しえないと思っています。
なんなら今よりほかのアタッカーが弱かった時期は上も4にするべきと主張していたし、黒炎~レイジングサーフのあたりまではそうしていました。
・《ネオラントV》:2
出しゃばらなければ本当に良いやつ。
序盤~終盤にかけて任意のサポートを保証してくれるということはゲームを明確に決められる事に外ならず、他のルール持ちシステムとはちょっと比較にならないという結論。ミュウexやキチキギスexを構築に組み込む場合これに追加で足す、という方向性になりそうです。ネオラント、唯一無二。
・《チラーミィ》HP60:1
《チラーミィ》HP70:2
《チラチーノ》:3
神殿ドラパルトしかおらんよ~みたいなカードプールでない限りは1枠これにしておいたほうが動きの幅は広がるし、事故も減ります。今は入ってないですが、なかまをよぶプランは《キチキギスex》との相性がよいと思います。
《チラチーノ》は単純にカードが強すぎるため、枠の捻出のために頑張るところでは別にないなという考えのもと、余裕を持って3枚にしています。
追記:神殿入りのレジドラゴの躍進を意識すると70に寄せた方がいいかも…
・《博士の研究》:3
自分は後攻2ターンアッセンブルを頑張るの信条の元、弱い後手を作らないために基本的にはしっかり博士に寄せたい派です。
先手時の上振れや、再序盤の種不足による詰みを明確に解消してくれるケースの期待でゼイユに1枚振るのは本番ならではの考え方としては全然あり。
ゼイユ多めも試したりしましたが、たねアグロの先後選択はまちまちかつ、サポートとして博士を選択したいシーン、5引けないもそれなりに多くあんまりしっくり来なかったです。別にたねアグロに強くなってないと思いました。後期高齢者を愛でます。
・《ナンジャモ》:3
山圧縮が得意なジャンルなため自己都合的に強く使えるのは大前提で、現カードプールはたねアグロがかなり強く、特に【タケルライコオーガポン】に対してレガシーエネルギー込で盤面が勝っていても勝ちにならず、《ブライア》+《オーガポン みどりのめんex》+《ポケモンキャッチャー》で簡単に崩壊する危険性があります。
そのプランを通させないためには最終盤のナンジャモが必要になるため、これも手厚く用意したいです。
・《ジャミングタワー》《テーブルシティ》1:1
結論から言うと、今回はどっちも欲しいのでどっちも入れましたという話ではあるんですが、一応。
テーブルシティのボールとしての価値が
《ハイパーボール》>
《キャプチャーアロマ》>
《テーブルシティ1枚目》>
《ダークボール》>
《スーパーボール》>
《ネストボール》>
《モンスターボール》>
《テーブルシティ2枚目以降》
と考えており、テーブルシティをボールとして見た際に1枚目の価値が非常に高く、1枚は入れておきたい。
ジャミングタワーもおまもり入りが主流のタケルライコオーガポンデッキや、ブーストエナジー入りのトドロクツキに対してガチグマを押し付けて勝つために必要と判断した、かつ自分がどうぐを使わないデッキであるため基本的に相手の事故要因となり明確に得。
(※おまもり抜きのタケルライコオーガポンが今後主流になる場合は、この理屈はやや怪しく、テーブルシティに寄せてもよいかもしれません。全然いい)
スタジアムには同名ルールがあるため自分視点で貼り直しても不都合ないものを散らすのが一番パワーは出るというという考え方があって、どちらかに寄せるよりもデッキに1枚入っているだけで山の循環でどこかで拾える、バッティングした際はより都合いい方を...となれば良いため、2枠しか取れないならば1:1が最もパワーは出る、という一応の考えです。
そもそもどっちも欲しいよとなったけど。
スタジアムの総枚数に関して、コントロールやキバLO、サーナイトの使用する神殿・ニュートラルセンター等の詰みスタジアムの事を考えるならば、スタジアム現物は2枚以上入れておくのが安心できます。
・《レガシーエネルギー》
《パーフェクトミキサー》のリリースの影響でエース枠の是非にはひと悶着あったぽいんですが、正直性能面で比較に全くならなさすぎて自分では一切考えていないです。どんな有名な人が何言っても「でも本当は❓」って思いながらミキサー型上げの流れを見てました。
ただ、前に寄せることは必ずしも正義にあらずというのが再度わかっただけでも良かったかなと思います。
力こそパワーだし、【ルギア】は捲りのデッキという一面がある。
エネルギー枚数の総数に関しては、ギリギリの16,安心の17という認識。
■テクニカルな採用カードとその解説
・《オーガポン いどのめんex》
正直かなり否定派で、長らく採用をしてこなかったカードです。が、2進化デッキやパルキア等はヨマワルラインの採用が目立ちそれに伴ってマナフィを置くのをかなりサボるようになりました。
プレイ順序やエネルギーの手張り要求、色要求はかなりシビアだが、それに見合ったリターンがあり2進化デッキやヨマワルラインのVSTARデッキ全般に強く出られるのが評価点です。対2進化デッキのサイド偶数進行を補強しつつ、捲られを防ぐための盤面壊し、というイメージ。
《テツノカイナex》よりも優先して投げたいシーンも増え、とうとう採用に踏み切りました。
また、VSTAR系統の後手かつ完全にサイドレースが負けてるゲームにて、トラッシュのいれかえソースの枚数を確認した上ですすりなくで逆転可能になるというウルトラCが一応あるにはあるんですが、まぁこれはレアケースなのかなと。トラッシュを何回も見て確認。やはり。
・《ダークボール》
よく聞かれるんですけど、別に名前がかっこいいとか上手ぶりたいとかではなく、総合的にスーパーボールよりもお得なケースがかなり多いと感じたため自分は採用しています。
そもそもボールってなんのために撃つのか?
欲しいポケモンを手に入れるためであることが目的の大半だと思います。
①固定していない山に向かって撃つ場合、スーパーボールとの差はなく同等。
②欲しいポケモンがいる事を知っている山に向かって打つ場合、明確に得。
③欲しいポケモンがいない事を知っている山に向かって撃つ場合、明確に損。
①②は言わずもがなで、③の損になるケースは山を混ぜるという行為の選択(ほかのボールや、アッセンブル宣言後のプライマルターボ)によってチャラにできるため、精度の高いボールとなる。
前提となる基本的な考えはこれです。
このデッキの場合、相手から撃たれるナンジャモに加えて「自分が手を進めるために序盤からナンジャモを撃つ」というのもひとつポイントになるのかなと。
その際に1枚くらいは場に出せない重要パーツが流れてしまう事は正直よくあります。ナンジャモ後にダークボールを引いた場合、ある程度枚数を固定している山下に向かって撃つことのメリットを享受できる可能性がそれなりにあるわけです。
ここでもほかに山を混ぜる手段があればボールの精度を上げられる可能性がかなり高いです。例)《キャプチャーアロマ》等。
唯一裏目と言えなくはないのが、どうしても上からたねポケモン(ルギアV等)を探さないといけないかつ、他に山を混ぜる手段がないかつ、ナンジャモ等の兼ね合いで判明している欲しいポケモンの濃度が0に近い山下に向かってどうしても撃たざる得ない時ですかね…。まぁでもその3つ重なる事ってよっぽどレアケースなのかなと。
実際練習ではほぼ全てのシチュエーションでメリット優位にはたらいていました。強いて言えば、普段とは違う動作なので慣れていないうちは山下から捲りづらい事しか気にならず。
お得なボール、投げた方がいいと思います。
■その他採用候補あれこれ
・《キチキギスex》
アタッカー運用、できんこたないけど積極的に動かすほどの性能でもなし。基本的にはリソースなのかなと システムとして何かの問題解決になってるかというと、ネオラントが大体やりたい事をやってくれるので、有難みを感じにくいかも。
素直に強いカードだし使いやすくはあります。
わざを振る気がある場合ダブルターボ4推奨。
→とか言ってたら準優勝者がかなりこれを動かすプランでリザードンにきれいに勝っており…、まだまだ学ぶことは多いですね。
・《クレッフィ》
たねアグロには別にこれがなくても全然勝てると思ってる。
が、テツノイバラだけは本当に無理でそれに対するハバタクカミと並ぶ回答、明確な問題解決であるといえるためイバラ単や赤ロストが怖い場合はこれかなと。
普段使いならマッチアップ単位で切ってる部分ですが、本番となると急所を消すために入れたり入れなかったりするでしょう。
→DAY2にてリアさんが採用しました。そもそもこれを使わないといけないマッチアップはかなり不利につき、役に立たない方がいいという性質のカード。お守りとかメタカードってまぁそういうもんだから…
・《ハバタクカミ》
テツノイバラをメタりつつサーナイトに対していい感じに2面取り出来るとかなりアツいけど、スタンプ+サケブシッポの返しのボールボス必須で決まったことない 悔しい…
ロストドラパルト等のデッキに対してはこいつ1枚プッシュするだけでかなりイージーに勝てがち。
・《アヤシシV》
かつて大好きだったカードなんですが、対2進化はカウンターキャッチャー込みの反撃でアーケオスから枯れていくため正直全然強くないと思っています。 あくまでもレジドラゴメタなのかなと…相手のリソースがバトル場に集中するかつ立て直しが難しいデッキに対して有効に機能するカードです。
ダブルターボ4推奨。
・《チラーミィ》4枚目
これよりはボール派。
理由としてはチラチーノ3人目を動かすことは基本的にないため。
・《ミュウex》
ゲノムハックが強く撃てるシーンはたくさんあるが、不利マッチに対する問題解決になっているかというとちょっとパッと思い浮かばないし、システムとも到底言いづらい。
強いていえばパルキア、パオジアン、水ロストに対してかなり強く出られると思う。そのあたりの成功体験詰むと入れられるかな。
・《ライコウV》
ピジョ〇〇が憎い人向け
・《ドラピオンV》
対サーナイト最終兵器 ダブルターボ4推奨
・《ネジキ》
例えばルギアVを減らす理由とかには全くならなくて、これの真価は手札干渉よりよりボスを優先してくる構築・プレイにおいてチラを狙われ続ける事に対してめちゃくちゃ強くなる事なのかなと思っています。
そう考えると準優勝のやぎ選手の《キチキギスex》+《ネジキ》+《チラーミィ》の構え方は相手視点かなりどの道も塞がってて相当よくできてると思いました。
・ボール or スタジアム
単純な強さでいくとダークボール2枚目が優位かなと思います。
4.マッチアップ解説
落ち着いてしっかりやれれば全員に勝てると思ってます。
そのつもりで周りの人にも薦めていました。
まぁでもそれはどのデッキもそうか。今はどのデッキも強いですね。
《テツノイバラex》絡みだけ無理ゲーになりやすいしクレッフィも正直気休めなので、かわせ!って言いながらかわす感じになるかなと…
5.今回の反省点
■タケルライコオーガポンに勝てずはデッキにあらず、という考え方に縛られていた
デッキを絞る、という点では今回かなり早い段階で成功しました。
ワントップがワントップたる所以をある意味信じて、それに乗っかる形です。
実際は最大母数のデッキだったとしても必ず当たるわけではないし、先手/後手のブレもそれなりにあるもの。
特に【タケルライコオーガポン】の強さにデッキ判断が引っ張られていた部分は正直あったかなと思います。
スクランブルバトルの前後くらいの環境で【パルキアVSTAR】【レジドラゴVSTAR】あたりは自分なりに構築も考えていたし、ある程度の考えがあったジャンルですが、「ライコ多いならやめとくか…」と研究を打ち切って自分はそのふたつの話をしなくなりました。
実際のところは【レジドラゴVSTAR】は《かがやくリザードン》《ピィ》の併用である程度の捲り性能があったし、そもそも世界レギュ環境の中心にいた純然たるパワーデッキ。すぐ捨てるのはいささか早計だったかも…
【パルキアVSTAR】に関してもアタッカーのコストパフォーマンスに優れたとても良いデッキ。リザードン検定をなんとか超えたかと思いきや首長い君どうしよう…となり思考が止まってしまっていました。
実際はVSTARデッキはいずれもパワーがあり、先攻時の圧倒的な攻撃性能を誇り後手捲りを許さない先攻番長という属性を備えています。
【タケルライコオーガポン】、言うほど後1に満足に起点のVを潰せないよねって。(もちろん一定頻度で成功する なんなんだこのデッキ)
となるとVSTARデッキの長所である先攻マウントの遂行は思ったより通りやすい環境だったのかなとは今考えると思うところです。
もうちょっと時間をかけるだけの価値をその二つのデッキは備えていると感じました。ポケモンカード、難しいぜ。
6.終わりに
今回のトーナメントはある程度成功したと言っていいんじゃないでしょうか。もちろん世界権利ないし優勝が最良ではあったんですが、スタートダッシュとしては上々。何よりチャンスがこの先に広がっているという安心感が違うぜ。精神衛生にとてもいい…。
自分はどうなんだよ、と言われると今回そもそも出場していないし、暫定なんもないっちゃなんもないんですけど…別にあまり大した問題じゃない。
よくあることだ。
いつもいつでもうまくゆくなんて保証はどこにもないけど、つぼみがいつか花ひらくようにユメはかなうもの、と信じてやっていくことはできる。
楽しく続けていればいつかチャンスはやってくる。
目の前の結果だけではなく、上達を楽しむ、変化を楽しむ、継続を楽しむ。
そういうスタンスでずっとやっていけたらいいなと思う。
でもやっぱり大型大会は出たいなー!楽しいから!!
次は当選するといいな!
7.Q&A:追記ゾーン
基本全文無料スタイルですが、質問があったらここに追記していきます。
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