これぞ雨乞い、時雨の中の「京都音楽博覧会」
こんにちは、choco...です。
今回は京都で開催された「京都音楽博覧会」を楽しんできました。
こちらはくるりさんが主宰する京都の音楽フェスです。
2007年からの開催で今年で17回目。
なにがいいって、とにかくアクセスが良い!
京都駅から歩いて15分の梅小路公園で開催されてるんです。
京都駅から歩いて行けるなんて素敵すぎませんか?
関西はもとより、関東からも来やすいですよね!
きっかけは、たまたまSNSで見つけた博覧会の画像。
猫好きにはたまらんビジュ。最高。
こちらは地域密着型のフェスとして注目をされてきましたが、
より地域や社会への貢献性を意識し「資源が“くるり”プロジェクト」という取り組みも行っています。
フードエリアで出る食べ残しを肥料に変えるコンポストの設置。
古着回収コーナーにて古くなった古着の回収や古着の配布。
フードやドリンクカップにサステナブル容器の使用。
残念ながら今年はほぼ雨の中の開催でした。
こないだまで溶けそうなくらい暑かったのに、この日は皆さん雨に濡れながら震えての参加。
会場で聞いた話ですが、
大きな音を立てて雨を呼ぶ行為を雨乞いと呼ぶようになったとか。
雲の中には凍っていない水滴があり、水滴は衝撃によって氷になる。氷になると周りから水蒸気を集めて雨が降るのだそうです。
日照りや旱魃が続いた地域で雨を降らせるために行われた雨乞いの儀礼は、太鼓を雷に見立てて大音量で鳴らし、実際の雨を誘う呪術や宗教的側面がありました。
また雨を司る神と関係がある生物として、カエルやサンショウウオなどが生贄に捧げられたそうです。
今回のポスターにも描かれていますが、オオサンショウウオはこの公園内のモチーフのひとつでもあります。
「このフェスは雨が降ってこそ」
あるアーティストが言われてましたが、降るべくしてといいますか、私たちの音が届いたからこその恵みなのかもしれません。
公園内には京都水族館やSL広場的な場所、ホテル、温泉施設もあります。
子供も大人も一緒に楽しめる場所です。
「京都音楽博覧会」
おすすめです。
自然の中で音に乗り、サステナブルで持続可能な未来へ向かって進んで行きましょう。