【ぶどうの栽培基礎】#1 長梢せん定の基礎~説明編
今回はぶどうのせん定に関する動画です!
「長梢せん定の基礎」シリーズとして、説明編・実践編(指導者)・実践編(生徒)という3つの動画がありました!
今回はこの説明編の動画を紹介したいと思います。
1.せん定について
動画の内容に入る前に、ぶどうのせん定について少し触れたいと思います。
せん定の目的は、樹形を整えることで、品質の良い果物を毎年安定して収穫できるようにすることです。
ぶどうのせん定は大きく分けて2種類あります。「短梢せん定」と「長梢せん定」です。
ここでは長梢せん定について学びます。
長梢せん定の中にも種類があり、ここで取り上げられているのは、一文字自然型です。
2.樹形に関して
【動画: 0:37〜】
一文字自然形では上から見た時に樹形がひし形のようになります。
真ん中の点及びそこから↗️方向に延びている線が主枝で、
主枝から生えている枝が側枝です。
ここでは独自に、側枝に生えている枝のうち幹側を「ふところ」、
逆側の枝(主枝の先端方向に延びる枝)を「背中」と呼んでいます。
3.せん定のポイント
【動画: 3:10~】
せん定するときの基準は様々あります!
この動画では1つ紹介されていました。
それは、「背中」と「ふところ」の枝が被っている時、被りそうなときは「背中」より「ふところ」を残す!
なぜなら「ふところ」の方が樹勢が落ち着いているからです。
「背中」を残すと樹勢が強いため、上図の赤丸のように若い側枝(育てたい枝)の「ふところ」を邪魔してしまうとのことでした!
その年のことだけでなく後々のことを考えて排除するかしないかを考えることが大切なんですね!
次の動画は、実際に指導者がせん定している動画となっています。
その動画も記事にする予定ですので、是非そちらもご覧ください!
(参照:YouTube)
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