サツマイモ苗作り
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今回はサツマイモ苗の作り方と踏み込み温床について学んでいきます!
0.農業中に聞く読書
農作業中や家事の時間の有効活用に”聞く読書”audible一度試してみてはいかがでしょうか?
1.サツマイモの苗作り
①タネイモの植え方
ネズミ対策のため、直接土に植えるのではなく育苗箱を用います!
また土に埋めることで水やりに過敏にならずに済みます。土には水分が含まれているからです。
育苗箱に土を入れその上にタネイモを並べて、上から土をかけます。
②苗を取る
サツマイモの苗は「つる」です。
家庭菜園向けに(挿し穂)の形で売ってあります。
節のところから新しい根っこが出てくるので、節が4.5個つくように苗を取っていきます。
長さは30センチくらいが目安で、最低20センチは欲しいです。
こんな感じです。
③苗の根出し処理
苗を取ったらすぐに植え付けるのではなく、根が少し出てくるようにします。
その後の成長を促すためです。
茎の部分だけ覆うように新聞紙をセットし、水を新聞紙に含ませます。
2.3日後になったら根が出てくるので、そうしたら植え付けます!
2.踏み込み温床について
踏み込み温床について簡単にまとめていきます。
①踏み込み温床とは
有機物などが分解する際に出る熱を利用した育苗装置のことを言います。
今回の動画では稲わらと油粕を用いていました。
こちらの本では、踏み込み温床をはじめ、自然農について解説しています。
②踏み込み温床の作り方のポイント
動画で紹介されていたポイントは、切り返しをすることです。
雑草が発芽してきたら土をかき混ぜることで、成長をストップさせます。
根が生えてくると土として使いづらくなるからです!
③踏み込み温床の温度データ
踏み込み温床に設置した温度計のデータを見ていました。
結果は、踏み込み温床を仕込んで2~3日後には50度前後になり、
1週間ほどで発酵のピークを迎え、
2週間後にはほぼ熱も出なくなることが分かりました。
また、ハウス内の温度が昼と夜で0~45度の間で大きく推移する中、
踏み込み温床の温度変化は25~30度に抑えられていたということも分かりました。
発酵を利用した、循環型の農法を学ぶことができました!
(YouTube)