【意外と知らない!?】農機具エンジンの燃料コック、3つの機能
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今回はほとんどの農機具に使用されている燃料コックの役割についてご紹介していきます。
1.燃料通路の遮断
1つ目の機能は燃料通路の遮断です。コックを閉じることで燃料コックから先のキャブレター・エンジンの整備を容易に行うことができたり、長期間使わない場合に燃料を遮断することで燃料が劣化するのを防ぐこともできます。(燃料遮断後にキャブレター側の燃料を抜き取る必要があります。)
2.水の分離
2つ目の機能は水の分離です。燃料コックに入った燃料はコックの上側についているホースを通ってキャブレターへと送られます。
ガソリンの比重は水よりも軽い(水の比重が1とするとガソリンの比重は約0.75)のでコックの底に水が溜まり、ガソリンだけがキャブレターへ流れる仕組みとなっています。ただし、燃料コックについているカップは小さいので水がかなり混入しているとキャブレターに水が流れてしまう可能性もあります。
3.フィルター機能
燃料コックの中には薄いフィルターが入っておりここで燃料に含まれているゴミやホコリを取り除いています。
燃料コックのカップに入った燃料はこのフィルターを通して濾過されてキャブレターへと流れる仕組みになっています。劣化によりフィルターが破れていたり、フィルターにゴミが詰まっていたりすると燃料が詰まる原因となるのでこまめな掃除と劣化している場合には交換が必要です。
またフィルターに下にはパッキンがついています。このパッキンも劣化により硬化すると燃料漏れを起こすので古くなっていたら交換がおすすめです。
いかがだったでしょうか?
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