今週のみなとニュース(ヒマワリは守られた/何がそんなに嫌なのか)
今週はnoteのみで、ペーパー版の発行のない週です
みなと隆介の近況:ヒマワリは守られた
8月5日の淀川花火大会、私は数年ぶりに現地にいました。といっても、花火を見るためではありません。
淀川沿いの道路脇でひまわりを育てている方から「昨年の花火大会の時にひまわりを踏み荒らされて酷い目に遭った。今年も同じ目に遭うようなら来年からはもう育てない」とのお話を聴き、それ以来、気になっていたのですが、ならばということで現地で見守ることにしたのです。
実は今年は、公園事務所さんが設置してくれたカラーコーンとポールでひまわり畑は囲われており、そのポールに、みなと隆介応援チームの有志とともに当日の午前中に「立ち入り禁止」「私たちを踏み荒らさないで」「ひまわり畑です」と掲示をしていたので、まぁここまでやれば大丈夫だろうと思っていたのですが、仲間の1人が「見守りに行こうと思う」と言ってくれたので、こうなれば最後まで見届けようと決意し、現地に行ったのです。
ポールで囲われていたのでかなり抑止はされていましたが、花火の興奮状態、そしてそもそも暗くて何の畑か分かりづらい、というような諸々で、少し危ない場面もありました。やはり現地に行っていて正解でした。かくしてひまわり畑は守られたのです。
それにしても、これだけの大イベントを大きな事故なく毎回成功に導いている実行委員会の皆様や行政、公共交通機関には頭が下がるばかりですが、一方で、周辺に混雑や大量のゴミという形で(翌日にボランティア等できちんと清掃はされていますが、地域の町会さんなども清掃には多大な尽力をされています)地域に負荷をかけているのも事実なので、もう少し、観覧マナーについてSNS等での発信があってもよいのにな、と考えます。
みなと隆介の視点:何がそんなに嫌なのか
8月13日で、同性のパートナーと付き合い始めから丸19年になります。日本には同性婚の仕組みがないので、当然、婚姻関係はなく、法律上は赤の他人のままです。異性なら出会って数日で結婚でき、なんなら1か月で離婚もするのにね、と、理不尽さに身もだえる日々です。
政党として同性婚に明確に反対しているのは、今や自民党と参政党くらいなもので、同性婚に反対している政党や人の方が今や少数派。さらに自民党の中ですら、同性婚を認めてもよいと考える方は増えてきているように思います。
そんな状況であるにもかかわらず、まだまだ、同性婚が法制化される兆しが、政府与党にはありません。なぜなのでしょうね。
結婚や家族というのは、男女が結婚して子どもを設けるためのものである、という意識が強いのでしょうか?
統一協会は同性婚に反対ですが、こういった組織の票をアテにしているからでしょうか?
まさか同性婚を認めたら少子化が進む、なんていうトンデモない議論を本気で信じているのでしょうか?
政治って、政治家という存在って、何のための、誰のための、ものなのでしょうか?と、1人1人の反対する議員に尋ねてまわりたいくらいです。
「私たちはいつまで待てばいいのですか?」と。
先日、あるゲイの方のパートナーさんが若くして急死されていた、というツイートを見かけました。これまでだって、数えきれないほど多くの同性カップルが、法律上は赤の他人のまま、今生の別れを迎えたのです。同性婚に反対する政治家たちは、人の人生をなんだと思っているのでしょうか。
昨年の今頃は、市議会議員選挙に出るぞという決意を既に固めていました。理由の1つには、ゲイの当事者として政令市の議会に身を置くことで、少しでも政治の動きを変えたいということがありました。
あいにく、今回の選挙では議会に身を置くという結果は出せませんでしたが、それでも先日の朝も「ゲイの当事者として選挙に出られてた方ですよね」と同世代くらいの方から温かいお声かけをいただきました。
心を寄せてくださる全ての方と力を合わせて、知恵を集めて、政治を、未来を、選挙を通じて変えることを、私は絶対に諦めません。
そして私としては、所属する日本共産党の躍進を通じて同性婚を実現するために、引き続き全力を尽くします。
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