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24年5月26日付『みなとニュース』(晴れ男のはずなんだけど/還元する先を間違えてないですか?/何もなければいいけれど)

みなと隆介の近況:晴れ男のはずなんだけど
 5月19日の夜は、長居スタジアムで、私の一推しのKPOPアイドルの「SEVENTEEN」の野外ライブに参加してきました。屋内のライブは今まで何回も参加してきましたが、考えてみれば屋外は初めて。スポーツ観戦は嫌いではないけれど敢えて現地に足を運んでということは少なく、長居スタジアムも10年以上ぶりです。
 そんな初めての野外ライブが、なんと結構な雨。雨なら雨なりの不思議な一体感がでるものでめっちゃ楽しかったのですが、メンバーや参加の皆様の体調も気になるところではあります。そういえば私は晴れ男で(そんな非科学的な、と言われそうですが)、わりと土壇場で曇ったり晴れたりということが多くて、超重要なイベントごとが雨だったことは殆どないのです。
 …と、人間に左右できないことは思い煩っても仕方がなく雨なら雨なりに楽しむだけですが、政治の世界は違います。経済や社会保障の状況も、子育てにお金がかかりすぎるのも、選択的夫婦別姓や同性婚が法制化されないのも、全ては政治の決断の上に出来上がってきたもの。私たちの一票で、こんな政治を刷新して未来を変えることができるのです。
 「推し」てもらえる政党・予定候補を目指して、日本共産党のみなと隆介、ますます頑張ります。

長居スタジアムにて開場前に。次回が待ち遠しい!

みなと隆介の視点:還元する先を間違えてないですか?

 3月期の企業決算が概ね出そろった感じです。 情報収集も兼ねて、10社くらいの企業の株を保有しているため(保有、といっても100株以上保有しているのは2社、あとは全て単元未満株です)、各企業の決算発表をふむふむと思いながら眺めておりました。
 それにしても「株主還元策」を大々的に打ち出し、多額の資金を拠出する企業の多いこと。給与や、下請企業の単価にこそ還元してほしいものだなと思います。確かに、私も含めて市民も一定額の投資をする時代です。株主還元策の恩恵を全く受けないわけではありません。しかし、株式などの金融資産の圧倒的多くは富裕層が保有しており、配当や株の売買益にかかる税率は20%のため、これではますます格差が広がるばかりです。
 企業の利益を、働く人たちにもっと還元するためにも、最低賃金の引上げや中小企業の価格転嫁を促す施策の実現こそ求められると考えます。

ゲイの当事者として考えてきたこと:何もなければいいけれど

 実はこのコーナー、最近書くネタが無くなってきました。特にここ数年は、職場でも、日本共産党の活動でも、みなと隆介がゲイであることを前提に周囲の方も対応してくださるので、あまり困ることがないのです。困るのは、訪問先のお宅で「で、ご結婚は?」と尋ねられて、もちろんきちんと説明すべきとは思いつつも、たまに面倒くさくなって「あはははは」と誤魔化す時くらいでしょうか。
 とはいえ、一たび何かが起これば困ること請け合いなのがこの国の現状です。同性愛者が死刑になる国ではありませんが、さりとて困難に寄り添ってくれているわけでもない。異性愛者なら結婚を通じて「相続」や「医療」などで家族として扱われますが、同性愛者はそうではありません。
 そして、今日、「何か」が起きて途方に暮れている同性愛者はこの国にも沢山いるのです。

『大阪民主新報』さんに映画「94歳のゲイ」の感想を掲載いただきました

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