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7月21日付『みなとニュース』(できる限り対応します!/100年先のために/好きな人と親子になれ、と)

みなと隆介の近況:できる限り対応します!

 7月9日は東京へ。区内の方から「障がいのある子どものマイナンバーカードを取得したいが、何度も写真不備で戻ってくる」という相談を受けての上京です。「本年12月2日に現行の健康保険証は廃止されるが、マイナ保険証でない方には「資格確認書」が送られます」と申し上げましたが「申請なしで送ってくる対応がいつまで続くか…」とマイナカード取得のご意向が強かったので、お手伝いすることにしたのです。
 宮本たけし衆院議員を通じ総務省に確認すると「障がい者などは事情を申請書に記載すれば、写真に若干の不備があっても対応可能」(大意)との通知が既に出ているとのこと。①通知の各方面への徹底 ②写真不備で返送する際、障がい者の方への対応などを明記すること ③デジタル庁Q&Aが誤解を招く内容のため改めること など提案し、対応が約束されました。
 
 日本共産党は保険証廃止に反対し、マイナンバー制度についても企業利益のための個人情報利用や、社会保障の不当な削減につながりかねないため、見直しを提案。一方、お困りの方がいれば、少しでもお困りごとを改善するために動きます。それが国民の苦難軽減を掲げて102年の日本共産党です。

当日は文科省ともLGBTに関する教育についてヒアリング

みなと隆介の視点:100年先のために

 ここ数年、夏の暑さが際立ちますが、気候変動の影響が指摘されています。気候危機に関して「産業革命前に比べて1.5度の気温上昇が多数のティッピングポイント(転換点)の引き金となる可能性がある」と指摘されています。この転換点を超えると、地球全体の環境が急激に、かつ大規模に、不可逆的な変化に陥り、人間の力ではコントロールできなくなる可能性があるというのです。世界気象機関は2023年の気温上昇が1.45度に達したと発表。「転換点」の目前です。
 気候危機に真剣に取り組まなければ、私たちの未来はない。100年先のためにも、取組の加速が大事です。再生可能エネルギー活用拡大に向けた、蓄電池普及や地域間送電線の容量強化、そして省エネの強化など、国や地方の各レベルで取り組めることが山ほどあるはずです。
 そして個々の企業での取り組みではコスト先行になることもありますから、政治が旗を振り、ルールを定めることが不可欠です。それをやらずして、将来世代に責任を果たす政治は実現できません。

 日本共産党は、やります。

2024年の淀川区の夏祭りがスタート。画像は塚本神社です。暑い!

ゲイの当事者として考えてきたこと:好きな人と親子になれ、と

 先日、ある方から「パートナーとの養子縁組を真剣に考えた方がいいよ」と勧められました。私たち同性愛者は、好きな人と結婚ができません。相続、医療、扶養、親権など、様々な場面で困難に見舞われます。その困難をある程度解消する手法が「好きな人との養子縁組」なのです。40代になり、不測の事態に備えて確かに一理ある、と思い、真剣に考えましたが「やっぱり好きな人と「親子」になるのは嫌だ」と思い、断念しました。
 数日前にX(旧twitter)上に「同性パートナーと養子縁組しました」という投稿が流れてきましたが、そのカップルの苦悩や葛藤のうえでの決断を思うと胸が苦しくなりました。同性婚を1日も早く。この思いを改めて強くしました。

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