スターウォーズ

林竜佑です。

好きな映画は何かと最近友人と会話して、
僕はスターウォーズが好きと答えたのですが
スターウォーズについて書いたことがなかったことに気づいたので、
僕がスターウォーズの好きなところと、
ここはちょっとなーと思うところを書いていきます。

まず、好きな映画はスターウォーズだと言うと
スターウォーズを観たことがない友人からよく言われるのが
「あれっていっぱいあるやつだよね」
「なんか途中から観るやつだよね」
みたいなことです。

気になることはわかるんですけど
最終的に言いたいのは「いいから何も言わずに見てくれ」ということです。

僕が思うスターウォーズが好きなポイントと、
逆にここはなーと思うポイント、
実はこういう過去があるんだよということを書いていきます。

まずは好きなポイントから。

1.アクション
小学生の頃に初めてスターウォーズを観たのですが、
なんと言ってもライトセーバーを使ったアクションシーンと、フォースという目に見えない力がかっこいいですよね。
当時はストーリーなどをほとんど覚えていないくらい、ライトセーバーとフォースがカッコよくて見ていました。

2.ただの勧善懲悪ではない
大学になってBlu-rayBOXを先輩から借りて
かなり久しぶりにスターウォーズを見て、特典の制作秘話や監督インタビューを見て、監督がどういう思いで映画を制作したかということでした。
色んな見所がありますが
エピソード1〜3の主人公であるアナキン・スカウォーカーが
ダークサイドに堕ちてダースベイダーになるシーンで
アナキンが悪者だ!と言い切ることをできる人は少ないのではないでしょうか。

3.日本文化、黒澤明監督をリスペクトしている
ジョージ・ルーカス監督は日本文化や黒澤明監督に影響を受けていた話は、スターウォーズ好きには有名な話です。
特に黒澤明監督の映画『隠し砦の三悪人』は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に大きな影響を与え、
ストーリーテリングの手法やキャラクターのダイナミクスを学び、『スター・ウォーズ』シリーズに取り入れたそうです。

また、ルーカスは日本の侍文化にも影響を受けていて、
ジェダイの騎士の概念は侍の精神や哲学に基づいているそうです。
例えば、ジェダイのライトセーバーの戦い方や服装は、侍の剣術や着物が由来と言われています。


ここはなーと思うポイント。

2012年にウォルト・ディズニー・カンパニーがルーカスフィルムを買収しました。そのためスターウォーズ エピソード7〜9はディズニーが制作したと言えます。

そこで元々の設定をしれっと覆していて、
僕は「え?そういう設定だったっけ?」となりましたが、映画を見直した結果、やはり設定は変わっていました。
なんの設定が変わったかというとフォースの設定が変わっています。

エピソード1では、フォースは「ミディ=クロリアン」という微生物がフォース感知能力に関与しているとされ、
アナキン・スカイウォーカーのミディ=クロリアン値が非常に高いことから、アナキンはジェダイの伝説で予言されている「選ばれしもの」であり、フォースに安定をもたらすものだと言われています。

エピソード8では、ルーク・スカイウォーカーが、フォースは全ての生き物や物質に流れているエネルギーであり、特定の血統や訓練だけでなく、誰でもアクセスできるものであると説明しています。

時代が変わったからなのか、はたまたディズニーの思想が反映された結果なのか、両方ともフォースの捉え方として正しい考え方なのか、
どういうことなんでしょうか。


実はこういう過去があるんだよと言う話

ルーカスフィルムは1971年にジョージ・ルーカスによって設立されたアメリカの映画制作会社で、特に『スター・ウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』シリーズが有名です。

そして、ルーカスフィルムのCG部門は1979年に設立されましたが、1986年にスティーブ・ジョブズがこの部門を約1,000万ドルで買収し、ピクサー・アニメーション・スタジオとして独立させました。

ジョブズは1985年にAppleを退任しています。
退任した理由は、1985年当時のCEOであるジョン・スカリーとの対立が原因で、マッキントッシュの売上が期待に届かず、最終的にスカリーはジョブズをマッキントッシュ部門から外し、ジョブズは事実上解任されました。

その後、ジョブズが新たなビジネスチャンスを探していた頃、
ジョージ・ルーカスは離婚の慰謝料を支払うために、ルーカスフィルムのCG部門を迫られていました。

ジョブズはこの機会を逃さず、ルーカルフィルムのCG部門を買収しました。



ディズニーが買収した結果、
ディズニーランドにスターウォーズのエリアが出来たりしているため、それは凄く良かったなと個人的には思っています。

色んな背景を知った上でスタウォーズを見ると、
視点が変わって面白いので、ぜひ見てみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?