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【男性育児】2年前の育児休暇を振り返って思い出した大切なこと五箇条

noteで自己紹介をした直後にインフルエンザに罹患し、妻→子どもへと家庭内で感染が拡大し、看病でてんてこ舞いでした。息子は2歳でイヤイヤ期の真っ最中ですが、今からちょうど2年前、1ヵ月の育児休暇を取得していたことを思い出したので、その時の様子を振り返っておきます。育児休暇取得中の方やこれから育児休暇を取る予定のパパの参考になれば幸いです。

周囲の反応
職場は育休取得を奨励していたこともあり、取得に際してネガティブな反応は一切ありませんでした。期間が1ヵ月でだったこと、職種が広報ということもあり、取引先の引継ぎ等が発生しなかったので、影響は最小限でした。
1ヵ月は今から思えば短かったし、3ヵ月~半年程度取っても良かったなと思います。(ただ、賞与の算出時に育休期間中はカウントされないことに後から気づいたので、この辺は懐事情と相談しながら決めた方が良さそうです。)

育休期間中の過ごし方で大切なこと五箇条

①具体的なGoalを設定すること
仕事みたいな書き方になってしまいますが、育休終了後にどのような状態を目指すのか具体的にイメージすることが大切だと思います。私の場合は「授乳以外の育児はワンオペできる状態」をGoalに設定しました。妻が1人の時間を過ごせる状態を早く作り出すことが今後の良好な夫婦関係の構築に影響があると考えたからです。

②育休取得前後は無理しない・頑張らない
育休取得前と復帰後は周囲に迷惑を掛けているという意識から仕事を早めに多めに片づけてしまおうとする人が多いように思います。当然ながら育休終了後も育児は続く訳で、始まったばかりの育児を持続可能な状態で行うには働き方をどのように工夫するかを考えておいた方が良いです。

③夫婦で家事分担をルール化しない
子どもが生まれる前は家事を分担する方も多いと思いますが、家事と育児は連動しているので、分担して切り分けることはほぼ不可能です。気づいた時にやれる人がどんどん片付ける形の方が、お互いにストレスは少ないです。
出来れば、子どもが生まれる前に家事は一通りできることが望ましいですが、料理だけはできないなど苦手な家事もあるでしょう。その場合は、料理全般をやろうとするのではなく、ご飯だけは炊けるようになるなど何か1つでもタスクがこなせるようになるだけでもパートナーの負担は減ります。
私も洗濯物を干すのが苦手だったので、洗濯後はコインランドリーを積極的に利用し、ストレス軽減と時間短縮につなげていました。

④上から目線で話をしない/妻の話を否定しない
育児に関わる男性にありがちですが、知識や経験が増えてくると妻の育児に対して口を出したり、効率化の名のもと独りよがりな提案をしがちです。
より良い育児を目指して改善を図ることは素晴らしいことですが、夫婦で気持ちよく育児に取り組む環境を維持していくことの方が大切です。子どもの命の危険に関わらない限りは育児の正しさにこだわる必要はありません。

⑤理想のイクメン像にこだわらない
これは私の失敗談なのですが、育休中のある日、妻に美味しいご飯を食べてもらおうと、張り切ってハンバーグやポテトサラダ、コーンスープを手作りしていました。手の込んだ料理を作る時間があるならその時間を使って他の家事・育児を私がやれば睡眠時間を多く確保できると妻から指摘され、ショックを受けましたが、今から考えれば、ただの自己満足だったなと反省しています。

私の育休期間を振り返ると、無意識に子どもより妻のことを観察していたなと思います。育休中に育児にどのように、どの程度関わるかは各家庭によって違うと思いますが、妻の妊娠から出産までの約10ヵ月の間にしっかりと話し合いを行い、準備をすることが最も大切です。そして、育休終了してからこそが子育ての本番スタートになりますので、親族にどこまで頼れるか、行政・地域のサポート体制、民間事業者のサービス等についてリサーチすることをオススメします。


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