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フリーランスSNS営業の営業文の書き方と考え方 【30名の応募者を見た感想】


どうもー!

りゅうです!


今回、うちがいつもお世話になっているデザイナーさんがコロナになってしまい、急遽デザイナーさんをTwitterで募集してみました。

今までTwitterで動画編集者さんも募集したことがあるのですが、
結局1人も採用できずに終わってしまった経験があるんですよね。


今回も「ダメ元でやってみるかー」くらいのテンションで
募集してみたのですが、



たくさんの方々のご協力があり…


なんと…


なんと…


3名もの優秀なデザイナーさんとお仕事できることになりました!🎉



御三方優秀すぎて1名採用予定が結局3名になってしまいましたw


今回はなんと合計30名以上の応募をいただきました。


そんな中、
この御三方の営業は他の応募者とは群を抜いてよかったんですよね。


もう全然違う。


この3人は最初のメッセージの段階で
最終面接まで来る雰囲気がプンプンしていました笑


今回30名の応募を受けて感じたのが、


「いや営業文で勝負決まりすぎやろ」



経歴がすごいとか、実績がすごいとか
そういうことじゃなくて、


誰でも今すぐ真似できること


で圧倒的に差がついてました。


これは全フリーランスに知ってもらいたい!
(てか自分が知りたかった)


と思ったので今回は僕が発注者側として感じた
フリーランスに実践してほしいSNS営業テクニックをまとめました。


①営業文


まず差が顕著に出たのが営業文です。
ここで約半数の候補者が外れました。


半分ですよ!?
ふぃふてぃーぱーせんと


逆にここをしっかり固めれば上位50%に入れるということですね


外れた営業文の特徴を書き出してみました


・ポートフォリオがない
・「応募していいですか?」という謎の確認
・ポートフォリオだけで本人の情報ゼロ
・改行が一切されておらず読みにくい


・ポートフォリオがない

これに関してはかなり苦しい戦いを強いられますね。
やはり発注側としては実績や制作例があった方がイメージしやすいので、
ポートフォリオがまだないという方は早急に制作イメージを作りましょう!


・「応募していいですか?」という謎の確認

これの何がまずいって
無駄な工数がかかる」こと。

発注側には一回の応募で大量のDMがきます。
その質問に回答しないと実績や営業文が見れないとなると
もはや返信もする気が起きなくなってしまいます。

募集している時点で「応募していい」ので
一通目から営業文を送りましょう!


・ポートフォリオだけで本人の情報ゼロ

これが一番多かった!

はじめまして〇〇と申します。サムネデザイナー募集のツイートを見てDMしました。すぐ制作取り掛かれますのでご検討よろしくお願い致します。

これにポートフォリオが添えられただけ。


「いや誰!?」


会社の営業で急に


「どうも。実績です。あとは見て判断してください。」

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って言われても


「いやそもそもあなたがどんな人なのかわからないのですが…」


ってなってしまいます。

触りでもいいので
経歴や今までのフリーランスとしての活動実績などを載せると
相手がイメージしやすいです。


④改行が一切されておらず読みにくい

ちゃんと相手が見やすいように改行しましょう。見やすい文章にしないと大量のDMの中に埋もれてしまいます。情報を区切ってみたり、セクションごとに区切って送りましょう。(改行せえ)


ちなみにこちらが今回採用させていただいた方の営業文です。

はじめまして、〇〇と申します。
ツイートを拝見して、サムネでお役に立てるかもと思いメッセージしております。
お忙しいことと思いますので、必要最低限でご提案いたします。
よろしくお願いします。

■自己紹介
現在、YouTubeサムネイルをはじめバナーや書籍などの分野でデザイン活動をしております。
YouTubeサムネイルは現在まで200枚程納品実績があります。
デザイン時には「小さなスマホ画面でも文字が読めるサムネイル」を意識して作成いたします。

■TwitterのURL
URL

■ポートフォリオ
別画像にてお送りします。

▶採用チャンネル
・チャンネル名(2021/01/15〜)
URL
・チャンネル名(2021/04/17〜)
URL

■ソフトについて。
画像編集はPhotoshop、
デザイン構築はIllustratorを使用します。
なお納品は1280x720のjpgで納品予定です。
別の納品方法などをご希望の場合は、その旨メッセージください

以上でご提案とさせていただきます。
貴重な機会とお時間をいただきありがとうございました。


「必要最低限の情報を載せている」ということを明記した上で、

・具体的にどんなジャンルのサムネイルを制作しているのか
・どんな考えを持って普段サムネイル制作をしているのか

ここをしっかり伝えてくれていたことと

・権威性を定量的な数値を使って伝えている(200枚制作)

この部分も非常によかった部分でした。
他にはない差別化要素でした。



②ポートフォリオ

ポートフォリオで差がついた部分はただ一つ。


相手の工数を考えられているか


ほぼここだけでした。

デザイナーの方の多くはポートフォリオサイトを共有してくれたのですが、
それがまー見にくい。


まずサイトTOPに入って「サムネイル」の項目を探さないといけない。


デザイナーさんのサイトの多くがちょっとクセのあるサイト
サムネイルの実績が記載されている部分がわかりにくかったりする。


このパターンがすごく多かったです。


ポートフォリオサイト内にちゃんとサムネイルのページがあるのであれば、
せめて営業文に記載するURLはそのページにしましょう!

その方が発注側も手間をかけずに実績を見ることができます。


逆によかったなと思ったポートフォリオはどうだったかというと、

メッセージ内で全て完結する

ここがすごくデカかったです。


こちらがその一例なのですが、

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メッセージを開くだけでその人の営業文と実績、ポートフォリオを一目で確認することができるので非常に見やすいです。


本当に細かいことですが、発注側は多くの応募者の営業文を見ないといけないため、この細かい思いやりが非常に大きな好印象になります。



以上が今回の募集で感じたフリーランスのSNS営業についてでした!


30名の営業文を見た結論としては、

・相手の選考にかかる工数を最小限に抑えられているか
・普段どういう仕事をしているかをイメージしやすいか
・ポートフォリオがあるかどうか
・「お!?」となるような差別化要素があるかどうか


ここが「良い営業文」に必要な要素かなと感じました。


ぼくも駆け出しの時はTwitterで営業していたので分かるのですが、
返信がなかった時しんどいですよねw

でも採用側になるとその正体がわかりました。


返信がめんどくさい!


と思わせる営業文が多いだけなんですね。
実際優秀な人の営業文は即反応できるものになっていました。


ぜひ皆さんもこれを機に自分の営業文を見直してみてはいかがでしょうか?


この記事がお役に立ててたら嬉しいです👍


今回応募していただいた方々、そして採用された方々、
この度はありがとうございました!


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