「スキル身につければ稼げる」はウソ。副業でもっとも重要な”営業”の方法全部教えます
動画編集スクールAIM Creators College代表の鴻池溜佑と申します。
私は早稲田大学政治経済学部在学中に動画制作を独学で学び、たくさんのクライアントさんと関わらせていただき、ありがたいことに月収100万円以上コンスタントに稼げるフリーランスになりました。現在は動画制作スクール業と動画制作業を展開しています。
累計動画制作本数2000本以上、起業から2年で年商1億円に到達、言葉通り「動画編集で結果を出した」タイプの人物と言えるかもしれません。
これまで、現場・マネジメント・編集者育成と動画編集のあらゆる分野を一通り経験した私だからこそ語れる、動画編集に限らない「すべての仕事で稼げるようになるための仕事術」をご紹介します。
■動画編集者の「営業」でよくある間違った考え方とは?
まずは、動画編集の営業の話を始める際に、よく陥りがちな間違った考え方を紹介します。
■よくある間違い①:「動画編集技術を身につければ稼げる」と思い込む
動画編集技術を身につけただけでは稼げません。いくら編集技術があったとしても、それをクライアントにアピールできなかったり、そもそも人として信頼できるような振る舞いをしないと案件獲得には繋がりません。
しかも、動画編集技術の習得はそれほど難しくはないので、他と差別化するための自分の武器を別で磨いていく必要があります。
■よくある間違い②:「高い編集技術を身につけるまでは営業できない」と思い込む
YouTubeの動画編集であればカット、テロップ、SE、BGMなど基本的なことができれば仕事は取れるので、それほど高い編集技術は求められていません。
編集技術を極めるよりも、クライアントが何を求めているのかを理解し、必要に迫られた時に求められているスキルを実践ベースで身につけていくべきでしょう。
■営業で押さえるべき3つのマインド
(1)「営業は断られて当たり前」
数件営業しただけで案件が取れないと悩んでいませんか?営業の平均成約率は3%と言われており、100人に営業したらやっと3件受注できるという世界です。
この基準を認識しておかないと序盤の営業で心が折れてしまいます。ランサーズなどの案件募集サイトで、まずは100件応募してみましょう。その反応を見て自身の営業スタイルに改善が必要かを検討してみても遅くはありません。まずは数を打ってみることが重要です。
(2)「相手ファースト」
営業で一番やってはいけないことは何でしょうか?それは「押し売り」です。家に突然きた営業マンから「この商品買ってください!」と言われたとして、その商品を買おうとは思わないですよね?
しかし、実際はこのような営業をしている人がほとんどです。
まずは相手が何に困っているのかを素直に聞いてみてください。その困っていることに対して、自分に何かできることがあれば、解決策を提案するだけでよいのです。
相手ファーストで、相手への思いやりを持って営業するという考え方を持って営業に臨みましょう。
(3)「トライアンドエラー」
営業を最初から完璧にできる人はいません。ただし、何も改善しないままずっと同じ営業をしていても結果は出ません。
自分の成約率をしっかりと記録し、案件が取れない理由を明確にすることが重要です。例えば、営業文、提案の仕方、営業数、下調べ不足など、要素を全て書き出して何が原因かを理解し、常に改善のサイクルを回していく必要があります。
■駆け出し動画編集者におすすめの営業先はこれだ
ここまで、営業に必要なマインドについて解説してきました。では、具体的にどのような場所で営業すべきかについてご紹介しましょう。
①クラウドソーシング
クラウドソーシングはフリーランスが仕事を受注できるプラットフォームです。具体的には、ランサーズ、クラウドワークスなどが挙げられます。動画編集に関する仕事を検索し、一覧で出てきた案件に対して、営業文を送って応募する形です。
ただし、このクラウドソーシングで応募するべきではない案件もあります。
それは単価数百円の案件、編集の一部分だけの案件。これは避けるべきです。
なぜなら、極端に単価の低い案件で募集しているようなクライアントとはそもそも信頼関係を築けるような関係にならない可能性が高いからです。
たとえば、編集の一部分だけの案件は、基本的に実績を公開できないケースが多いです。また、公開できたとしても実績としてはかなり弱いです。
そもそも、編集の一部分だけをやっても編集技術はあまり向上しないので、おすすめできません。
②SNS
SNSはTwitterやInstagramなどを使用して営業する方法です。SNSによって案件の獲得方法が異なります。例えば、Twitterの場合は「動画編集者募集」で検索して、動画編集者を募集している投稿者に営業文をDMで送るやり方が一般的です。
SNSはクラウドソーシングよりも単価が高いものが多く、クラウドソーシングに比べて手数料を取られることがないので、編集者の手取り額は多くなる傾向があります。
■営業文の作り方を教えます
営業文はフリーランスにとって看板であり、非常に重要なものです。
私は、過去にたくさんの営業プラットフォームで案件を受注することができました。それは営業文に徹底的にこだわったからです。
営業文に必要な要素は、下記です。
・最初の挨拶/自己紹介
・募集要項に対する回答
・最後のアピール
それぞれ簡単に解説します。
まず、最初の自己紹介では、相手が求めている人材であることをしっかりと伝えることが重要です。例えば、ビジネス系のYouTube動画編集の案件であれば、「ビジネス系専門動画編集者」「ビジネス系経験あり」「ビジネス系実績多数」のように最初に自分が今回の案件に対して親和性が高いことを明示するとその後の文章が確実に読まれます。
次に、募集要項に記載の項目について、記載をしていきます。募集要項に記載されている項目は一言一句同じように転記することで、募集要項をしっかり読んでいることを相手に伝えることが重要です。
募集要項で記載が求められる例としては、実績、アピール、週の制作可能本数、使用機材やソフト等が挙げられます。それぞれの記載方法のポイントについて説明します。
実績は相手が求めているジャンルの動画を載せるようにしましょう。相手が求めている実績がない場合は、そのジャンルに合わせた完コピ動画を作っておいて、募集ジャンルに合わせて載せる動画を変えていきましょう。
アピールに関しては、特に何もなければ最初はとにかくスピードしかありません。誰よりも早く納品できることをアピールしていきましょう。あとは心意気を記載しておくと、クライアントにも好印象です。
最後の挨拶は、相手が採用したくなるような意気込みだったり、この応募にかける思いを記載しましょう。
相手に発注したいと思わせるにはこの人に任せれば大丈夫という安心感が必要です。
営業文が駆け出し感丸出しだと、発注したくなくなるので、注意しましょう。
詳しくはこちらの動画でも紹介しています。
■返信が来たらどうする?具体的な商談の進め方
あなたが営業文を送り、相手から返信がきたら、商談に進みます。
「ご連絡いただきありがとうございます。ぜひ今回の件について15分ほどzoomにて詳細なヒアリングをさせていただければと思うのですがいかがでしょうか?
直近ですと以下の日程が可能です。
〇〇/〇〇 〇〇:〇〇〜〇〇:〇〇
〇〇/〇〇 〇〇:〇〇〜〇〇:〇〇
〇〇/〇〇 〇〇:〇〇〜〇〇:〇〇
こちらもしご都合合わない場合は、再度こちらから追加で日程の方ご共有させていただきます。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。」
といった形でzoom商談に持っていきましょう。
商談の進め方のポイントを解説していきます。
まず、Zoomでの商談は必ず自分が主導権を握ってください。
受け身の態度で商談に臨むと、やる気がないとみなされたり、クライアントの心象を悪くする可能性があります。また、Zoomの開催案内は自分から送りましょう。
次に、清潔感のある格好をしましょう。
オンラインの面談は自宅でやるケースが多いかと思いますが、部屋着のまま面談に臨んだり、生活感丸出しの背景にならないように注意しましょう。
また、本番中にZoomの操作でもたついてクライアントに無駄な時間を過ごさせてしまったり、音声やビデオのトラブルなどがないように、Zoomの使い方には事前に慣れておきましょう。
事前に話す内容を準備しておくことも重要です。確認すべき内容としては、以下のポイントを押さえておくのがおすすめです。
■仕事が取りやすくなる小技、テクニック
最後に仕事が取りやすくなる小技、テクニックを紹介します。
(1)最初は無料で受注する
最初はトライアルとして無料で受注するという方法があります。もし、それで気に入ってもらえたら仕事を発注していただけるように交渉するとクライアントはリスクを取らずに仕事を依頼できるので、受注できる確率が高まります。
(2)自己紹介文をこだわる
自分の人となりがわかるようにすることで、仕事を任せたいと思わせることが大事です。他と差別化できるポイントも記載しましょう。
(3)周りに認知を広める
友人や知人に動画編集をやっていることを伝えるのも大事です。意外と動画で困っている人が見つかることがあります。
(4)相手によって営業文を変える
営業文をテンプレのまま送るのはやめましょう。営業文を送る前に事前に相手の情報を調べて、共感したことや手伝えることなどを営業文に追記しましょう。相手が求めていることに対して、的外れな提案にならないようにしっかりと相手を理解することが重要です。
(5)異業種フリーランスのつながりを増やす
フリーランスのコミュニティに入ったりYentaなどのSNSで人脈を広げるのも選択肢の一つです。動画はいろんな業界で使われているため、思わぬところから案件を獲得できる可能性があるので、ぜひ積極的に人脈を増やしていきましょう。
いかがだったでしょうか?
以上、動画編集者として稼ぐための営業方法についてかなり細かく解説しました。
本稿を読んでいただくと、単に技術力を身につけるのではなく「営業」がいかに重要かおわかりいただけたと思います。
私も最初は技術さえつければ動画編集は仕事になる、と思っていました。
でも実際はこのような地道で泥臭い営業が必要になります。
そう感じる人はかなり多いのではないでしょうか?
そういう方にはぜひ「環境作り」をおすすめします。
・先輩を作っていつでも相談できるようにする
・営業についてフィードバックがもらえるスクールに入る
・同業が集まるイベントで友達作りをする
など取れる選択肢はたくさんあります。
もちろん、自分でYouTubeを見て深掘りするのも一つです。
ただ、自分で環境を作るって正直大変ですよね。
そういう方はぜひ取れる選択肢の一つとしてAIM Creators Collegeを検討してみてください。
■ここでお知らせ
私は、本気で動画を仕事にしたい人のための超コミット型オンラインスクールAIM Creators Collegeを運営しています。
これまで370人以上の方に受講いただき、会社員の方が副業から始め、フリーランスとして独立した卒業生も少なくありません。
✅講師2名体制での徹底した指導
✅150時間以上のオリジナル動画コンテンツ
✅圧倒的に成長できるコミュニティー
動画編集技術だけでなく、営業やクライアントワークまで、
動画を仕事にするための知識と環境が全て揃った学舎です。
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中には月200万円以上稼ぐフリーランスの卒業生も輩出しています。
ー講師から直接指導を受けたい方
ー最短で結果を出したい方
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上記に当てはまる人には超オススメできるスクールになっております。
AIM Creators Collegeの卒業生ってどんな人がいるの? 実績はないの? とよくご質問を頂きます。
卒業生に関してはこちらにまとめておりますのでぜひそちらをご覧ください!↓
最後まで読んでいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
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