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組織メンバーの自発性を高めるコーチング(前編)

(流水)職場やコミュニティなど組織で活動していると、部下や後輩の育成というのが、必須になってくると思います。最近、気になっているのが、「自発性を促す」ということなのですが、どうすればいいか試行錯誤していまして。麻和実さんが考える「自発性をあげる」ためにできることってありますか?


(麻和実さん)そうですね。まずは、流水さんは、ご自身の自発性がどうやって高まってきたと考えていますか?


そうですね。私の場合は、さまざまな出来事がきっかけで、意識が変わって行動も変わって来たなと思っています。なので、部下や後輩にも、その出来事が起こるのを待つしかないのかなと思っていて、少しもどかしい気もします。


流水さんは、出来事があったから自ずとあがっていったんですね。出来事をうまく活用されたのは、本当に素晴らしいです。

それでは、まずは、出来事について整理してみましょう。


自発性が高まるタイミング


仮に0~30歳にかけて右肩上がりに成長してきたとしましょう。
自分のペースで成長していくんですが、あるときにビックリする出来事があったとします。
それをきっかけに、視点が広がったり、これまでよりもリーダーポジションの目線になったりと、成長の角度が変わっていきました。

流水さんも、そこから意識が変わって伸びていったので、できれば周りの人にもそうなってほしい。ということですね。
このアプローチだけだと、「出来事が起きるのを待つ」しかできないなので、意外と作れないんですね。

なので、結論、出来事が起きたら、逃さず使うというのがポイントになってきます。



はい、麻和実さんが整理してくださったように、なにか印象的な出来事が起きて、成長してきたなと思っています。ただ、どんな出来事だと自発性をあげることができるのでしょうか?


そうですね、出来事にも色々ありますが、大きく分けると6つのパターンがあります。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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