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【先輩後輩 vol.1】先輩へのイライラは、成長イメージの乖離

こんにちは。流水です。
今日は、組織の先輩と後輩間でのイライラについて、心の先達、麻和実さんにお伺いしました。

(流水)麻和実さん、こんにちは。
昔はすごく尊敬していたのに、最近なぜかその先輩からの言葉を素直に受け取れなくて、、、逆にイライラしてしまうことがあります。

(麻和実さん)それは、モヤモヤしますね。どういう点でイライラするのですか?

上から言われている感じがして、なんだかイラっとしている自分がいます。

それは、流水さんと先輩の間で、成長イメージの乖離が起きていますね。
詳しくお話していきましょうか。

例えば、新入社員として入社、またた新しい組織に新しいメンバーとして参加したとします。

最初のその時期っていうのは、どちらかというとまだあまり自信がない時期ですよね。わからないことが多いのでもちろん自信もないですし、
よく言う右も左もわかりませんという状態。

そんな時に、先に入っている先輩たちは、
自分にはちょっと慣れてないことを、さっとこなしていて、
慣れているだけで、かっこいいな、すごいなと感じますよね。

そうですね。
知り合った最初のころって、その先輩の姿や発言がとてもかっこいいなと感じました。

新しく参加した人は、
当然ながら次に何が起こるかわからないので、段取りもわからないし、
会社の文化もわからないので緊張していたりしますよね。

実は、緊張してる人と緊張してない人では、
リラックスしてる人のが基本主導権握るっていう心理学的な話もあるんですね。

だいたい組織のボスって、一番ゆったりした椅子に座って、リラックスしてるみたいなイメージがありませんか?

はい。そのイメージがあります。先輩や上司って余裕があって、そこもまたかっこいいなぁって感じていますね。

先輩というだけですごいなと感じますよね。

例えば、緊張しているとうまく笑えないけど、
緊張してない人たちは笑っていて、そういうのを見て楽しそうだな、輝いているななんて見えるんです。

あとは、先輩たちももう慣れてるから 頭の回転も早いですよね。
先輩達はすぐ答えている姿をみてすごいなぁ。と感じたり。そんな状況が重なり、最初は先輩方はすごい!というイメージがつきやすいです。
実際、年月の慣れや、いることで覚えられるということもあるとは思いますが。

慣れてない人は、初心者の車の運転みたいに全部ハラハラしているから、
肩も張るし、「 今、話しかけないでー」みたいにあまり周りを見る余裕がなかったりします。

自分と先輩との「差」始めはあるわけですね。

はい。私も経験があります。落ち着いて、色んなことをこなしている印象がとても強いです。

ただ、入りたての新入社員も、だんだんといろんなことを経験して、慣れていきます。少しずつ流れになれたり、まったく分からないから、少しずつわかってきます。

そうして、どんどん成長していくと、実は慣れてしまえば、あのドキドキ緊張していた経験も大したことなかったなぁと思うことも出てきます。

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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