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【先輩後輩 vol.4】イライラする本当の理由

こんにちは、流水です。
以前、麻和実さんにお伺いした「先輩とうまく付き合う考え方」の続きを聞いていこうと思います。

これまでの振り返りは、こちらから



(流水)麻和実さん、以前は相談にのっていただきありがとうございました。冷静に考えて、少しずつ、先輩ともうまく関われるようになりました。


(麻和実さん)おぉ、それはよかったです。流水さんもとても忍耐づよく関わられましたね。流水さん自身もさらにステージアップされていますね。


今後同じようなことが起きそうなときに、うまく対応していきたいなと思っているのですが。。。今後に生かすにはどうすればいいでしょうか?


怒りの背景にあるものを知る


とても前向きな心掛けですね。わかりました。

今回の出来事に対して、わたしから見て意識するといいことをお伝えしますね。

先輩への怒りを感じていたと思うのですが、恐らく、先輩も伝え方などで少しミスがあったように思います。
流水さんが、かちんとくることをしていたのではないでしょうか。

最初の怒りは、先輩後輩という関係が前提でも、下に見られたと感じたことからの怒りだったのに、どんどん足していって、増幅していったということにポイントがあります。

増幅していった結果、
年上のくせに、長年経験しているくせに、その程度のひとなのか。
男性なのに、女性なのに。
なんでも言ってね、いつでも頼ってねって言ってたくせに本当は違うのか。

これらは、間が開けばあくほど、増幅されていくものです。

そして、この背景の全部に存在するのは、
「こうあるべき」なんですね。

・年上とはこうあるべき
・長年経験している人はこうあるべき
・頼もしくて守ってくれるべき
・味方でいてくれるべき

「こうあるべきだ」があるのも仕方がないとは思います。
よくあることですよね。

ですが、問題があるとすれば、
増幅した怒りというのは、本人がきついんですよね。
「自分がなぜこんなに怒ってしまうのか、こうやっってしまうのか」と思ってしまうんです。

「そんなにひどいことされていないのに。。でもイライラしちゃう。。」

と、ただただ追加されてしまうわけです。

最初の怒り、というのは「反応」なんですが、「増幅」は自分で追加していっているんですね。

現実とも乖離していきます。
最初の「反応」は現実ですが、追加した部分はで、現実ではなく自らが生み出しているので、先輩からすると理解しづらくなるんですよね。



そうですね。確かに、「先輩」というものに、こうあるべきというものをたくさん持っていた気がします。それをもとに、自分で増幅させていたんですね。。怒りを増幅しちゃうのはどうしてなのでしょうか?

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流水note

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27歳の時に内面的な側面に興味を持ち始めました。 日々の小さな疑問の答えを求めて、探究し、 自分なりに辿り着いた解釈を発信しながら、 変化…

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