Brittany Howard - 13th Century Metal

Alabama Shakesというバンドは1st出て話題になってた頃に一応は聴いたけれどそんなにピンと来てなかった・・・・のだが、ヴォーカルのBrittany Howardの初ソロアルバムがめちゃくちゃに最高なのでビックリしている。

「13th Century Metal」を聴いてまっさきに思い起こしたのが2019年上半期の傑作・Little Simz「GREY Area」だったのだけど、下半期はコレだなあ。

ソロ・バンドのメンバーとしてAlabama Shakesのベーシスト・Zack Cockrell、ジャズ・シーンからドラマーにNate Smith(!)、キーボードにRobert Glasper(!!)という超強力布陣を揃えたアルバム「Jaime」はAlabama Shakesで聴かれるようなレトロでブルージーなロックとは一線を画し、彼女の声質が抜群に映えるともいえるソウル~ファンク~ジャズへのアプローチを見せております。悪いわけはないんです。むしろソロのほうを支持してしまいそうです。

アルバムのタイトル「Jaime」は10代の頃に亡くなった実姉の名前からとられているそう。そんなエピソードからもわかるように、内面を曝け出すようなパーソナルな作品になってるんですが、支えるメンバーが強すぎるのでサウンド面は完璧な強靭さを誇っております。無敵ィ。

「13th~」みたいなファンキーでグルーヴィな曲も良いんだけど、「Stay High」みたいなスローナンバーもまた極上なんですよね・・・!
https://www.youtube.com/watch?v=eXJs5e2fvV0

本当に良いアルバムです。秋の夜長に。

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