Gabrielle Aplin - Kintsugi

19歳だか20歳だったあの子がもう27歳なんて。

youtubeにオリジナルやカヴァー曲などの弾き語り動画を投稿して評価され、清廉なヴォーカルとキュートと言わざるを得ないルックスで人気を博したUK出身のGabrielle Aplinさん。日本でいえば、miwaとかYUIとかあのへんの立ち位置に当たるのだと思う。安易かもしれないが適切だと思う。藤原さくらではないと思う。

透明感あふれる2013年の1stアルバム、一転ややダークに振り切った2015年の2ndアルバムをリリースしたのち、活動はあまり聞こえないながら、近年に何曲か楽曲を発表していた彼女なんですが、また面白いフェイズに突入してるぞ。

来年1月にリリースされる3rdアルバム「Dear Happy」に収録されるって話のこの新曲「Kintsugi」。
USインディロック好きならいちばんにDeath Cab For Cutieの2015年のアルバムタイトルが思い浮かぶと思うのだけど、割れや欠け、ヒビなどの陶磁器の破損部分を漆によって接着し、金などの金属粉で装飾して仕上げる修復技法のことである。まあ、あまりなじみはない。MV見る限り、正直、本来の意味合いから独り歩きして「修復する」という言葉としてとらえられているのかな?と思う。

曲のほうはライク・ア・テイラー・スウィフトって感じです。
語弊があるな。
こう言っちゃうとディスってるように聞こえるかもしんないけど、方向性としてはとても興味深いもんがあります。アルバム全体この路線で固めても面白いし、さらに次のアルバムは弾き語り回帰するのもアリだし。

とにかくイメージを固められたくない!という強い意思表示を感じたのでした。

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